
go ahead は、会話でよく使われる「どうぞ」「先に進んで」「やってみて」という表現です。意味がいくつもあるように見えますが、中心にあるのは「前へ進むことをOKにする」という感覚。相手に許可を与えると「どうぞ」、物事を進めると「先へ進む」、迷っている人の背中を押すと「やってみて」になります。
この記事では、Go ahead. と Go ahead and … の使い方、go on・after you・feel free to との違いまで、日常会話と仕事の例文で整理します。
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go aheadの意味は「前へ進むことをOKにする」
ahead は「前方へ・先へ」という副詞です。したがって go ahead の文字どおりのイメージは「前へ進む」。ここから、物理的に先へ行く場合だけでなく、行動・会話・計画を止めずに進める場合にも使われます。
- 許可:やっていいですよ →「どうぞ」
- 進行:予定どおり進める →「先に進む」
- 促し:ためらわず始める →「やってみて」

意味1:許可を与える「どうぞ・いいですよ」
相手が Can I …? や May I …? と許可を求めたとき、短く Go ahead. と答えると「どうぞ」「いいですよ」になります。
Can I open the window? — Sure, go ahead.
窓を開けてもいい? — もちろん、どうぞ。
May I ask you a question? — Go ahead.
質問してもよろしいですか? — どうぞ。
Do you mind if I sit here? — No, go ahead.
ここに座ってもいいですか? — ええ、どうぞ。
最後の例では注意が必要です。Do you mind …? は「気にしますか?」という質問なので、許可するなら No(気にしません)です。そのあとに Go ahead. を添えると意図が明確になります。
意味2:計画や作業を「先に進める・実行する」
go ahead は、自分やチームが計画・作業を進める場合にも使えます。この用法では「許可する」よりも、止まっていたものを実行段階へ移す感覚が前に出ます。
We decided to go ahead with the plan.
私たちはその計画を進めることにしました。
The event will go ahead as scheduled.
イベントは予定どおり実施されます。
We have approval, so let’s go ahead.
承認が取れたので、進めましょう。
go ahead with+名詞
go ahead with + 計画・作業 で「〜を進める・実行する」という形になります。仕事では go ahead with the project / proposal / meeting / launch などがよく使われます。
意味3:背中を押す「やってみて・遠慮なくどうぞ」
相手が迷っているときの Go ahead! は、「やってみて」「さあ、どうぞ」と行動を促す言葉です。命令というより、相手が踏み出すことを認めて背中を押すニュアンスです。
I’m not sure if I should apply. — Go ahead! You’ve got nothing to lose.
応募すべきか迷ってる。— やってみなよ!失うものはないよ。
If you have an idea, go ahead and share it.
アイデアがあれば、遠慮なく共有してください。
Go ahead and+動詞は「そのまま〜して」
Go ahead and + 動詞の原形 は、具体的な行動を促す定番の形です。and の後ろに「何をするのか」を置くため、Go ahead. だけより内容がはっきりします。
Go ahead and start without me.
私を待たずに始めてください。
Go ahead and take the last piece.
最後の一つ、どうぞ食べて。
I’ll go ahead and book the table.
では、私がそのまま席を予約しておきますね。
I’ll go ahead and … は「では〜しておきますね」のように、次の行動へ自然に移る言い方です。命令ではなく、自分の行動をやわらかく予告できます。
go aheadとgo onの違い
| 表現 | 中心イメージ | 会話での「どうぞ」 |
|---|---|---|
| go ahead | 前へ進むことをOKにする | 始めていい・実行していい |
| go on | 今ある流れを続ける | 話を続けて |
Can I use your phone? — Go ahead.
電話を使ってもいい? — どうぞ。(許可)
Sorry to interrupt. — That’s okay. Go on.
遮ってごめん。— 大丈夫、続けて。(継続)
go on の「続く・起こる・どうぞ」のつながりは、Go onの意味とコアイメージで詳しく解説しています。
after you・feel free toとの違い
| 表現 | 自然な場面 | 日本語の目安 |
|---|---|---|
| Go ahead. | 行動の許可・促し | どうぞ、やっていいよ |
| After you. | ドアや順番を譲る | お先にどうぞ |
| Feel free to … | 遠慮はいらないと伝える | お気軽に〜してください |
ドアの前で相手に先に通ってもらうなら After you. が最も明確です。質問・連絡・利用などを「遠慮なく」と案内するなら、Feel free to ask / contact me / use it. が自然です。日本語の「どうぞ」を場面別に選ぶ方法は、「どうぞ」は英語で何ていう?も参考にしてください。
Go ahead.は失礼?言い方と場面に注意
Go ahead. 自体は失礼な表現ではありません。ただし、短い言葉なので、無表情で強く言うと「勝手にすれば」のように聞こえることがあります。親しみのある声で Sure, go ahead. や Yes, of course. Go ahead. と言えば、やわらかく伝わります。
なお、けんかや反発の場面で Go ahead. を強く言うと「やれるものならやってみろ」という挑発になることもあります。単語だけでなく、表情・声の調子・前後の文脈が意味を決めます。
go-aheadは名詞・形容詞で「許可・承認」
ハイフンを入れた go-ahead は、名詞で「実行許可・ゴーサイン」を表します。特に仕事やニュースでよく見かけます。
The manager gave us the go-ahead.
マネージャーが私たちに実行許可を出しました。
We’re waiting for the final go-ahead.
私たちは最終承認を待っています。
動詞句は go ahead、名詞は the go-ahead と覚えると区別しやすいでしょう。
よくある質問
Go aheadだけで返事になりますか?
はい。相手が何をしたいか分かっている場面なら、Go ahead. だけで「どうぞ」「いいですよ」という自然な返事になります。
Please go aheadは自然ですか?
自然です。発言や行動を丁寧に促す表現で、「どうぞお進めください」「どうぞお話しください」に近くなります。ただし日常の短い返事なら Sure, go ahead. のほうが会話的です。
You go aheadはどんな意味ですか?
You go ahead. は「あなたは先に行って」「先に始めて」という意味です。You go ahead. I’ll catch up. なら「先に行って。あとで追いつくから」となります。
まとめ:go aheadは「前へ進んでOK」
- Go ahead.:どうぞ、やっていいですよ
- go ahead with …:計画・作業を進める
- Go ahead and …:そのまま〜して、遠慮なく〜して
- go on:今ある話や流れを続ける
- the go-ahead:実行許可・ゴーサイン
「どうぞ・先に進む・やってみる」を別々に丸暗記せず、「前へ進むことをOKにする」という一つの感覚で捉えてみてください。まずは誰かに許可を求められたとき、笑顔で Sure, go ahead. と返すところから使ってみましょう。









