Let’s see.の意味は?「ええと・見てみよう」の使い方とLet me seeとの違い

Let's see.(ええと・見てみよう)の意味を解説するアイキャッチ画像

Let’s see. は、教科書どおりに訳せば「見てみましょう」です。しかし実際の会話では、質問にすぐ答えず「ええと……」「そうですね……」と考える時間を作るときにもよく使われます。

予定表を確認しながら Let’s see… と言えば「ちょっと見てみましょう」。記憶をたどりながら言えば「ええと……」。これから起こることについて言えば「どうなるか見てみよう」です。

この記事では、Let’s see.の主な意味とニュアンス、Let me see.We’ll see.Let’s find out.との違い、自然な使い方を場面別の例文で解説します。

Let’s see.の基本的な意味

Let’s see.の中心には、今すぐ結論を決めず、見たり考えたりして確かめる感覚があります。主な使い方は次の3つです。

  • 答えを考えながら「ええと……」
  • 情報や物を確認して「見てみよう」
  • 結果を急いで決めず「どうなるか見てみよう」

Let’s see… I think her name was Emma.
ええと……彼女の名前はエマだったと思います。

Let’s see what time the next train leaves.
次の電車が何時に出るか見てみましょう。

Let’s see how things go.
今後どうなるか様子を見ましょう。

しゅみすけ(大山俊輔)

Let’s see.は「見る」という動作だけではなく、答えを探すために少し間を取る表現です。無言で考え込む代わりに使うと、会話が途切れにくくなります。

Let’s see.はなぜ「ええと」になる?

Let’slet us の短縮形で、基本的には「一緒に〜しましょう」という提案です。seeには「目で見る」だけでなく、「調べる・理解する・確かめる」という広い働きがあります。

そのためLet’s see.は、もともと「一緒に見て確かめましょう」という表現です。そこから、話し手が頭の中や手元の情報を確かめる間に口にする「さて」「ええと」へ広がっています。

A: When did we first meet?
初めて会ったのはいつだっけ?

B: Let’s see… It was about five years ago.
ええと……5年くらい前でした。

ここでは二人で何かを目視しているわけではありません。答えを探して記憶を確かめているため、自然な日本語では「ええと」に近くなります。

Let’s see.の3つの使い方

Let's see.の考える・確認する・結果を待つという3用法の図

1.考える時間を作る「ええと……」

質問に答える前に、記憶をたどったり選択肢を考えたりするときに使います。通常は少し間を置いて Let’s see… と言います。

Let’s see… What did I do with my keys?
ええと……鍵をどうしたんだっけ。

Let’s see. We could meet on Thursday or Friday.
そうですね。木曜日か金曜日なら会えます。

Let’s see… There were about twenty people at the party.
ええと……パーティーには20人くらいいました。

この用法は、英語を話す学習者にとって便利です。答えを考えていることが相手に伝わるため、沈黙を埋めようとして焦る必要がありません。

2.情報を確認する「見てみよう」

カレンダー・スマートフォン・書類などを実際に確認するときの用法です。

Let’s see if the restaurant is still open.
そのレストランがまだ開いているか確認してみましょう。

Let’s see what’s on the menu.
メニューに何があるか見てみましょう。

Let’s see how much the tickets cost.
チケットがいくらするか調べてみましょう。

Let’s see+疑問詞節Let’s see if+文 がよく使われます。see ifの詳しい仕組みは、see ifの意味と「〜かどうか確かめる」の使い方も参考にしてください。

3.結果を待つ「どうなるか見てみよう」

未来の結果がまだ分からないため、すぐに判断せず様子を見るときにも使えます。

Let’s see how the first week goes.
最初の1週間がどうなるか様子を見ましょう。

Let’s see what happens after we change the price.
価格を変更したあと、どうなるか見てみましょう。

Let’s wait and see.
少し待って様子を見ましょう。

wait and see は「今は動かず、結果が出るまで待つ」という意味がより明確です。

会話の中で単独のLet’s see.を使う

Let’s see.は、後ろに文を続けず単独でも使えます。

A: Which dessert would you like?
どのデザートにしますか。

B: Let’s see… I’ll have the cheesecake.
そうですね……チーズケーキにします。

A: Are you free this weekend?
今週末は空いていますか。

B: Let’s see. Saturday afternoon should work.
ええと、土曜日の午後なら大丈夫そうです。

声を少し伸ばして Let’s see… と言うと、自然に考えている途中であることを示せます。ただし、何度も繰り返すと迷いが強く見えるため、一度言ってから短く間を取る程度が自然です。

場面別の自然な例文

日常会話

Let’s see… We need milk, eggs, and some bread.
ええと……牛乳と卵、それからパンが必要ですね。

Let’s see if this battery still works.
この電池がまだ使えるか試してみましょう。

仕事

Let’s see whether we can finish the project by Friday.
金曜日までにプロジェクトを終えられるか検討しましょう。

Let’s see what the data tells us before making a decision.
決定する前に、データから何が分かるか確認しましょう。

Let’s see how the client responds to the new proposal.
クライアントが新しい提案にどう反応するか様子を見ましょう。

恋愛・人間関係

Let’s see… Our first date was in April, wasn’t it?
ええと……初デートは4月だったよね?

Let’s see how we both feel after a little time apart.
少し距離を置いて、お互いがどう感じるか見てみましょう。

海外旅行

Let’s see which platform our train leaves from.
電車がどのホームから出るか確認しましょう。

Let’s see if there are any rooms available tonight.
今夜空いている部屋があるか確認してみましょう。

Let’s see… The museum is about ten minutes from here.
ええと……美術館はここから10分くらいです。

Let’s seeとLet me seeの違い

どちらも「ええと」「見てみよう」のように使えますが、視点が少し違います。

Let’s see:一緒に確認する・会話全体で考える

Let’s see what options we have.
どんな選択肢があるか見てみましょう。

話し手と聞き手を含む「私たち」の視点です。ただし、単独のLet’s see…は話し手自身が考えるときにも慣用的に使われます。

Let me see:私が見る・私に考えさせて

Let me see your receipt.
レシートを見せてください。

Let me see… I think I have his number.
ええと……彼の電話番号を持っていると思います。

Let me seeは、話し手個人が確認することを前に出します。人に物を見せてもらう場面では「見せて」という意味にもなるため、口調や関係性に注意が必要です。

Let meの基本構造は、Let me+動詞原形の意味・使い方で詳しく解説しています。

Let’s seeとWe’ll seeの違い

Let’s see. は「見てみよう・考えてみよう」と確認を始める表現です。

We’ll see. は「今は答えを決められないので、今後分かるだろう」「まあ様子を見よう」という表現です。

A: Can we go to the beach this weekend?
今週末、海へ行ける?

B: We’ll see. It depends on the weather.
どうかな。天気次第だね。

親が子どものお願いに We’ll see. と答えると、「考えておくよ」と言いながら、実際には約束しない控えめな返事になることがあります。

Let’s seeとLet’s find outの違い

Let’s see は、見る・考える・様子を待つなど広く使えます。Let’s find out は、分からない事実を調べて答えを突き止めようという、より積極的な表現です。

Let’s see if the store is open.
店が開いているか見てみましょう。

Let’s find out why the store is closed.
なぜ店が閉まっているのか調べてみましょう。

前者は状態を確認するだけですが、後者は理由という答えを探しにいく響きがあります。

Let’s seeとI seeの違い

形は似ていますが、役割は別です。

  • Let’s see.:これから考える・確かめる
  • I see.:相手の話を理解した

A: The meeting was moved to three.
会議は3時に変更されました。

B: I see. Let’s see if everyone is available then.
分かりました。全員がその時間に空いているか確認しましょう。

日本人が間違えやすいポイント

Let’s look.と機械的に置き換えない

look は「視線を向ける」という具体的な動作です。考えながら「ええと」と言う場面ではLet’s see.が自然です。

Let’s look at this chart.
このグラフを見てみましょう。

Let’s see what this chart means.
このグラフが何を意味するのか考えてみましょう。

「分かりました」の意味では使わない

相手の説明を理解して「なるほど」と言うなら I see. です。Let’s see. は、これから考えたり確認したりする側の表現です。

Let seeとしない

× Let see.
○ Let’s see.

「〜しましょう」はLet’s+動詞原形です。アポストロフィーを含むLet’sを一まとまりで覚えましょう。

We’ll see.は断定的なYesではない

We’ll see.は可能性を残す返答です。相手に確約したいなら Yes, we will. や具体的な予定を伝えます。

しゅみすけ(大山俊輔)

英語で答えに詰まったとき、Let’s see…と言って1〜2秒考えるだけでも会話はかなり落ち着きます。難しい単語を探す時間を作る、実用的な会話チャンクです。

簡単な英語で言い換えるなら

Let’s see.が出てこなくても、状況に応じて次のように言えます。

  • I need a moment to think.
    少し考える時間が必要です。
  • Let me check.
    確認させてください。
  • We can check.
    確認できます。
  • Maybe. I’m not sure yet.
    たぶんね。まだ分かりません。
  • We can wait and see.
    待って様子を見ましょう。

関連表現

  • Let me see.:私に見せて、ええと
  • We’ll see.:どうなるか見よう、考えておく
  • wait and see:待って様子を見る
  • Let’s find out.:調べて答えを見つけよう
  • I see.:なるほど、分かりました
  • see if:〜かどうか確かめる
  • Let me+動詞原形:私に〜させて、私が〜します

会話で使うまとまりを増やしたい方は、英語のチャンクとは?会話が続く頻出チャンク・文頭表現一覧も参考にしてください。

ほかの表現は、英熟語・定型表現の記事一覧から確認できます。

まとめ

Let’s see. の中心は、すぐに結論を出さず、見たり考えたりして確かめることです。

  • 答えを考えるときは「ええと……」
  • 情報を調べるときは「見てみよう・確認しよう」
  • 未来の結果については「どうなるか様子を見よう」
  • Let me seeは話し手個人の確認を前に出す
  • We’ll seeは今後の結果に判断を預ける
  • Let’s find outは答えを積極的に調べる

まずは質問にすぐ答えられないときの Let’s see… と、確認を始める Let’s see if … の2つから使ってみてください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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