make one’s wayの意味は?to・through・back・upの使い方と例文

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make one’s way は、「~へ向かう」「(人混みなどを通って)進む」「苦労しながら前進する」という意味です。

go to のように移動の事実だけを述べるのではなく、自分の進む道を確保しながら、ある方向へ少しずつ進むニュアンスがあります。駅や空港で人混みを抜ける場面にも、努力して出世するような比喩的な場面にも使える表現です。

しゅみすけ(大山俊輔)

make one’s wayは、単なる「行く」よりも、目的地を意識して一歩ずつ進んでいる様子が見える表現です。

make one’s wayの基本的な意味

make one’s way = 自分の進路を作りながら進む

日本語では文脈に合わせて、次のように訳せます。

  • ~へ向かう
  • ~を通り抜けて進む
  • ~へたどり着く
  • 苦労しながら前進する
  • 成功への道を切り開く

We made our way to the station.
私たちは駅へ向かいました。

She made her way through the crowd.
彼女は人混みをかき分けて進みました。

He slowly made his way to the top of the company.
彼は少しずつ会社の上層部まで上り詰めました。

makeとwayからニュアンスを理解する

way は、道路そのものだけでなく、「通り道・進路・進み方」を表します。そこに make が加わることで、すでに用意された道をただ移動するというより、自分が通れる進路を作り、前へ進む感覚が生まれます。

ただし、毎回本当に道を建設するわけではありません。人混みの間を抜ける、暗い部屋を手探りで進む、努力を重ねてキャリアを築くなど、進路を確保しながら進む場面を幅広く表します。

make の意味の広がりを詳しく知りたい方は、be-rize.comのmakeのコアイメージも参考になります。

one’sはmy・your・his・her・our・theirに変える

辞書に書かれている one’s は、主語に合わせて所有格へ置き換えます。

  • I made my way.
  • You made your way.
  • He made his way.
  • She made her way.
  • We made our way.
  • They made their way.

I made my way back to the hotel.
私はホテルへ戻りました。

I made one’s way のように、主語がIなのに one’s をそのまま使わないようにしましょう。

make one’s wayのよく使う形

make one’s way to・through・back・upの使い分け

make one’s way to + 目的地:~へ向かう

目的地を示す最も基本的な形です。to の後ろには駅・席・出口・ホテルなどを置きます。

  • After the meeting, I made my way to the reception desk.
    会議の後、私は受付へ向かいました。
  • Please make your way to Gate 12.
    12番ゲートへお進みください。
  • We made our way to a small café near the beach.
    私たちはビーチ近くの小さなカフェへ向かいました。

Please make your way to … は、空港・劇場・式典などの案内でもよく聞く丁寧な表現です。

make one’s way through + 人・場所:~を通り抜けて進む

through は、ある空間の内部を入口から出口へ通り抜けるイメージです。人混み、森、暗闇、複雑な手続きなどが後ろに続きます。

  • He made his way through the packed train.
    彼は満員電車の中をかき分けて進みました。
  • We carefully made our way through the narrow streets.
    私たちは狭い通りを慎重に進みました。
  • She made her way through a long list of emails.
    彼女は大量のメールを順番に処理していきました。

最後の例のように、物理的な場所だけでなく、仕事や課題を一つずつ進める比喩にも使えます。

make one’s way back:戻る

back を加えると、出発点や以前いた場所へ進んで戻る意味になります。

  • It was getting late, so we made our way back home.
    遅くなってきたので、私たちは家へ戻りました。
  • Can you make your way back to the office by three?
    3時までにオフィスへ戻れますか。

home の前には通常 to を置かないため、make our way back home と言います。

make one’s way up:上へ進む・地位を上げる

up は物理的に上へ進む場合にも、組織や業界で地位を高める場合にも使えます。

  • We made our way up the hill before sunrise.
    私たちは日の出前に丘を登っていきました。
  • She made her way up from assistant to creative director.
    彼女はアシスタントからクリエイティブディレクターへと昇進しました。

場面別の自然な例文

海外旅行

I picked up my suitcase and made my way to customs.
私はスーツケースを受け取り、税関へ向かいました。

We got lost but eventually made our way back to the hotel.
私たちは道に迷いましたが、最終的にはホテルへ戻れました。

仕事

After talking with a client, I made my way back to my desk.
クライアントと話した後、私は自分の席へ戻りました。

He made his way through the company by consistently delivering results.
彼は着実に成果を出し続け、社内で昇進していきました。

日常生活

She made her way into the kitchen without waking the baby.
彼女は赤ちゃんを起こさないように台所へ入りました。

I made my way across the room to say hello to her.
私は彼女にあいさつするため、部屋の反対側まで進みました。

恋愛・人間関係

He smiled and made his way over to my table.
彼はほほ笑み、私のテーブルのほうへ近づいてきました。

We slowly made our way back to being friends.
私たちは少しずつ、再び友達の関係へ戻っていきました。

make one’s wayと似た表現の違い

go to:単純に「~へ行く」

go to は移動を表す最も一般的な表現です。どのように進んだか、苦労があったかは特に示しません。

I went to the station.
私は駅へ行きました。

I made my way to the station through the morning crowd.
私は朝の人混みを抜けながら駅へ向かいました。

後者には、目的地へ向かって実際に進んでいる様子があります。

head for:~を目指して向かう

head for は方向や目的地に焦点を当てます。進路を確保する苦労までは必須ではありません。

Let’s head for the exit.
出口へ向かいましょう。

「~へ向かう」を表す別の句動詞は、make forの意味と使い方でも詳しく解説しています。

find one’s way:道を見つける・たどり着く

find one’s way は、正しい道や方法を見つけることに焦点があります。

We found our way to the hotel without a map.
私たちは地図なしでホテルへの道を見つけました。

make one’s way は「進む動き」、find one’s way は「道を見つけること」が中心です。

work one’s way:努力して段階的に進む

work one’s way は、作業・努力を重ねながら順番に進むことを強調します。

She worked her way up from an intern to a manager.
彼女はインターンから努力を重ね、マネージャーまで昇進しました。

be on one’s way:すでに向かっている途中

be on one’s way は「移動中である」という状態を表します。

I’m on my way now.
今向かっています。

待ち合わせで使う表現は、「今向かってる」の英語表現で詳しく比較しています。

よくある間違い

one’sをそのまま使わない

× She made one’s way to the door.
○ She made her way to the door.

主語が she なら herthey なら their に変えます。

他動詞のように目的地を直接置かない

× We made our way the station.
○ We made our way to the station.

目的地には通常 to が必要です。ただし homeherethere の前では to を使いません。

  • We made our way home.
  • She made her way there.

必ずしも「迷う」という意味ではない

make one’s way は、目的地へ進む表現です。道に迷う意味は含まれません。迷いながら道を探すことを強調したいなら、find one’s wayget lost を使います。

しゅみすけ(大山俊輔)

会話で急いでいるときはgoで十分です。make one’s wayは、進んでいく様子や途中の苦労まで描写したいときに使うと自然です。

中学英語で簡単に言い換えるなら

make one’s way が出てこなくても、gowalkmove を使えば十分に伝えられます。

  • We went to the exit.
    私たちは出口へ行きました。
  • She walked through the crowd.
    彼女は人混みの中を歩きました。
  • He moved toward the door.
    彼はドアのほうへ進みました。
  • She became a manager after years of hard work.
    彼女は何年も努力してマネージャーになりました。

まずは簡単な動詞で伝え、表現に余裕が出てきたら make one’s way で動きの様子を加えましょう。

まとめ

  • make one’s way は「~へ向かう・通り抜けて進む・苦労しながら前進する」
  • 自分の進路を確保しながら、一歩ずつ進むニュアンスがある
  • one’sはmy・your・his・her・our・theirに変える
  • to は目的地、through は通り抜ける人・場所、back は戻る、up は上へ進む
  • go to は単純な移動、find one’s way は道を見つける、be on one’s way は移動中の状態
  • 簡単に言い換えるならgo・walk・moveで十分伝えられる

まずは旅行や仕事の場面で、I made my way to … の形から使ってみてください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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