
not always は、「いつも〜とは限らない」「必ずしも毎回〜ではない」という意味です。
always(いつも)という100%の部分だけを not で否定するため、「一度も〜ない」ではありません。そうなるときもあれば、ならないときもある、という幅を残す表現です。
しゅみすけ(大山俊輔)
Contents
not alwaysの意味とニュアンス
not always = いつも〜とは限らない/必ず毎回〜ではない
たとえば、次の文を見てみましょう。
Learning English is not always easy.
英語を学ぶことは、いつも簡単とは限りません。
この文は「英語学習は難しい」と言い切っているのではありません。簡単に感じる日もあるけれど、毎回そうとは限らない、という意味です。
not+alwaysで「いつも」を部分的に否定する
always は頻度が100%に近い語です。その直前に not を置くと、「100%ではない」と否定します。
- always:いつもそう
- not always:いつもそうとは限らない
- never:一度もそうではない

日本語でも「高いものが、いつも良いとは限らない」と言いますね。高いものを全部否定しているのではなく、「値段と品質が必ず一致するわけではない」と例外を残しています。
not alwaysの語順
be動詞の文
主語+be動詞+not always+補語 が基本です。
She is not always busy.
彼女はいつも忙しいわけではありません。
The cheapest option is not always the best.
いちばん安い選択肢が、いつも最善とは限りません。
一般動詞の文
主語+do / does / did+not always+動詞の原形 にします。
I don’t always eat breakfast.
私は毎朝必ず朝食を食べるわけではありません。
He doesn’t always answer right away.
彼はいつもすぐに返事をするとは限りません。
We didn’t always agree.
私たちはいつも意見が一致していたわけではありません。
助動詞の文
主語+助動詞+not always+動詞の原形 が自然です。
You can’t always get what you want.
欲しいものがいつでも手に入るとは限りません。
More practice may not always lead to better results.
練習量を増やしても、必ずしも良い結果につながるとは限りません。
よく使う場面と例文
一般論をやわらかく訂正する
Expensive restaurants are not always good.
高いレストランがいつも良いとは限りません。
Being busy does not always mean being productive.
忙しいからといって、いつも生産的だとは限りません。
自分の習慣に例外があると伝える
I don’t always work from home.
私はいつも在宅勤務というわけではありません。
We don’t always speak English in class.
授業で毎回英語を話すわけではありません。
人の性格や反応を決めつけない
Quiet people are not always shy.
静かな人が必ずしも恥ずかしがり屋とは限りません。
She doesn’t always say what she thinks.
彼女はいつも思っていることを口にするわけではありません。
not alwaysとneverの違い
違いは、例外や可能性が残っているかです。
He doesn’t always come on time.
彼はいつも時間どおりに来るとは限りません。
→ 時間どおりに来る日もあります。
He never comes on time.
彼は決して時間どおりに来ません。
→ 時間どおりに来る日はありません。
not alwaysをneverと訳すと、意味を強くしすぎるので注意しましょう。
not alwaysとnot necessarilyの違い
not always は主に「毎回ではない」という頻度を否定します。一方、not necessarily は「論理的に必ずそうとは言えない」という必然性を否定します。
He is not always late.
彼はいつも遅刻するわけではありません。
Being late does not necessarily mean he is careless.
遅刻したからといって、彼が不注意だとは限りません。
日本語ではどちらも「必ずしも〜ではない」になり得ますが、英語では焦点が異なります。
always notは同じ意味?
not always と always not は、機械的に入れ替えられません。
- not always:いつもそうとは限らない(部分否定)
- always not:いつも〜しない、という反復的な否定を強く意識させる
ただし、always not は単独では不自然・曖昧になりやすいため、普通は never や always refuses to … など、意図が明確な形を使います。
× He is always not happy.
○ He is never happy.
彼は決して幸せそうではありません。
よくある間違い
not alwaysを「いつも〜しない」と訳す
I don’t always cook. は「私はいつも料理をしない」ではなく、「料理をしない日もある」です。
notの位置を動かしすぎる
一般動詞では don’t / doesn’t / didn’t always+動詞 が基本です。
× I always don’t cook.
○ I don’t always cook.
neverで言い換えて意味を強くする
not always には「そうなる場合もある」という余地があります。never にすると、その余地がなくなります。
中学英語で言い換えるなら
not always がすぐに出ないときは、場合を2つに分ければ伝えられます。
Sometimes it is easy, and sometimes it is difficult.
簡単なときもあれば、難しいときもあります。
It is easy in some cases, but not in others.
簡単な場合もありますが、そうでない場合もあります。
「毎回ではない」をそのまま言うなら、not every time も使えます。
It doesn’t happen every time.
それは毎回起こるわけではありません。
関連表現
まとめ
- not always は「いつも〜とは限らない」
- alwaysという100%の頻度を否定する部分否定
- 一般動詞では don’t / doesn’t / didn’t always+動詞
- never は「一度も〜ない」で、否定の範囲が強い
- not necessarily は頻度より必然性を否定する
しゅみすけ(大山俊輔)









