
profess to は「〜だと公言する」「〜すると称する」という、やや硬めの表現です。本人が信念・感情・能力などをはっきり口にしていることを表しますが、文脈によっては「本人はそう言っているけれど、本当だろうか」という話し手の疑いもにじみます。
たとえば He professes to know everything about wine. は、単なる「彼はワインに詳しいと言っています」よりも、「本人は何でも知っていると称している」という少し距離を置いた響きになり得ます。
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profess toの基本的な意味
基本は profess to+動詞 で、「〜すると公言する」「〜すると称する」です。特によく使われるのは、次の形です。
- profess to be …:〜であると称する
- profess to know …:〜を知っていると言う
- profess to believe …:〜を信じていると公言する
- profess to love …:〜を愛していると公言する
- profess to understand …:〜を理解していると称する
She professes to believe in equal opportunities.
彼女は機会の平等を信じていると公言しています。
I don’t profess to know all the answers.
私はすべての答えを知っているなどとは申しません。
後者の I don’t profess to … は、自分の知識や能力を控えめに述べる定型的な使い方です。「〜だと大げさに主張するつもりはない」という意味になります。
しゅみすけ(大山俊輔)
なぜ「公言する・称する」になる?
profess には、考え・信仰・感情などを「人前ではっきり表明する」という意味があります。心の中にあるだけでなく、外に向かって言葉にするイメージです。
その後ろの to不定詞 が「何をすると言っているのか」「どのような状態だと称しているのか」を説明します。
profess(公に表明する)+to be / to do(〜である・〜することを) と分けると、語順が理解しやすくなります。
よく使う形と語順
profess to be+名詞・形容詞
人物が自分をどのような存在・状態だと言っているのかを表します。
He professes to be an expert in digital marketing.
彼はデジタルマーケティングの専門家だと称しています。
They professed to be surprised by the result.
彼らはその結果に驚いたと述べました。
profess to be は、必ずしも「うそをついている」と断定する表現ではありません。ただし、文脈や声の調子によって疑いが感じられることがあります。
profess to+動詞
He professed to understand the problem.
彼はその問題を理解していると称しました。
She professes to care about her employees.
彼女は従業員を大切にしていると公言しています。
The organization professes to support free speech.
その組織は言論の自由を支持すると表明しています。
profess+名詞
toを使わず、信念・感情などを直接目的語にすることもあります。
He professed his innocence.
彼は自分の無実を強く訴えました。
They professed their loyalty to the company.
彼らは会社への忠誠を表明しました。
ただし、会話で単に「無実だと言った」なら He said he was innocent. のほうが自然で簡単です。
ネイティブが感じるニュアンス
profess to には、大きく分けて二つの読み方があります。
1.真剣に公言する
信念・信仰・愛情などを、公の場ではっきり表明する使い方です。
They profess to follow the same values.
彼らは同じ価値観に従うと公言しています。
2.「そう称している」と距離を置く
話し手が発言の真偽を保証せず、場合によっては疑っている使い方です。特に、本人の言葉と行動が一致していない場面でこの響きが強くなります。
He professes to care about the environment, but he never changes his habits.
彼は環境を大切にしていると言いますが、習慣をまったく変えません。
この文では but 以下があるため、「口ではそう言うけれど」という批判的な含みが明確です。
場面別の自然な例文
仕事
I don’t profess to be a financial expert, but this plan looks risky.
私は金融の専門家を名乗るつもりはありませんが、この計画は危険に見えます。
The company professes to put customers first.
その会社は顧客第一を掲げています。
人間関係
He professed to love her, yet he rarely made time for her.
彼は彼女を愛していると言いましたが、彼女のために時間を作ることはほとんどありませんでした。
She never professed to be perfect.
彼女は自分が完璧だなどと言ったことはありません。
学習・知識
I don’t profess to understand every detail of the theory.
私はその理論の細部をすべて理解しているとは申しません。
He professes to speak five languages.
彼は5か国語を話せると称しています。
profess to・claim to・pretend toの違い

- profess to:信念・感情・能力などを公言する。話し手の疑いを含むこともある
- claim to:証明されているかは別として、事実だと主張する
- pretend to:本当ではない状態を意図的に演じる、ふりをする
He professes to care about the team.
彼はチームを大切にしていると公言しています。
He claims to have solved the problem.
彼はその問題を解決したと主張しています。
He pretended to understand the problem.
彼はその問題を理解したふりをしました。
大切なのは、profess toだけでは「うそ」と断定しないことです。pretend to は「実際には違うと分かっていて演じる」意味ですが、profess to は本人の公言を述べる表現です。詳しくはpretend to doの意味・使い方も参考にしてください。
しゅみすけ(大山俊輔)
日本人が間違えやすいポイント
professionと意味を混同しない
profession は「職業・専門職」という名詞ですが、動詞 profess の中心は「公に表明する」です。語のつながりはありますが、profess to be a teacher を単に「教師を職業にする」とは訳しません。「教師だと称する」です。
日常の普通の自己紹介には硬すぎる
「私はデザイナーです」と普通に言うなら I’m a designer. で十分です。I profess to be a designer. と言うと、「私はデザイナーだと公言する」という不自然に重い響きになります。
toの後ろは動詞の原形
× She professes to caring about us.
○ She professes to care about us.
彼女は私たちを大切にしていると公言しています。
すぐ出てこないときの簡単な言い換え
profess to は硬めなので、会話では次の基本表現に置き換えたほうが自然なことも多くあります。
- say that …:〜だと言う
- say you are …:自分は〜だと言う
- say you believe …:〜を信じていると言う
- tell people that …:人々に〜だと話す
He says he knows a lot about wine.
彼はワインについてよく知っていると言っています。
The company says that customers come first.
その会社は顧客が第一だと言っています。
疑いをやわらかく示したければ、He says …, but I’m not sure.(彼は〜と言っていますが、本当かは分かりません)のように二つの短い文に分ければ十分です。
まとめ
profess to は「〜だと公言する」「〜すると称する」という、やや硬い表現です。
- profess to be …:〜であると称する
- profess to know / believe / love …:知っている・信じている・愛していると公言する
- I don’t profess to …:〜だと大げさに主張するつもりはない
本人の言葉と行動が食い違う文脈では疑いがにじみますが、profess to 自体が「うそのふり」を意味するわけではありません。会話で迷ったら say that … に言い換えましょう。ほかの表現を続けて学ぶ方は、英熟語・定型表現のまとめも活用してください。









