
at fault は、「責任がある」「落ち度がある」「過失がある」を表す英語表現です。単に間違えたというより、問題や事故が起きた原因について責任を負う状態を示します。
この記事では、at fault の意味と語順、自然な例文、It’s my fault.・be responsible for・blameとの違いまで分かりやすく解説します。
Contents
at faultの基本的な意味
at fault の基本的な意味は、「問題について責任がある」「落ち度がある」です。
- The driver was at fault.
その運転手に過失がありました。 - Neither side was entirely at fault.
どちら側にも全面的な責任があったわけではありません。 - Who was at fault?
誰に責任がありましたか?
事故、仕事上のミス、口論、関係の悪化など、「何が悪かったのか」「誰に責任があるのか」を考える場面で使われます。
しゅみすけ(大山俊輔)
なぜat faultで「責任がある」になる?
fault は「欠点」「落ち度」「過失」「責任」を表す名詞です。at には、ある点・状態にいる感覚があります。
そのため at fault は、直訳的には「落ち度のある地点・状態にいる」と考えられ、問題の原因について責任があることを表します。
fault は数えられる「欠点」を表すこともありますが、at fault はまとまりで覚えるのが自然です。
at faultの語順とよく使う形
人+be動詞+at fault
基本語順は、人・組織+be動詞+at fault です。
- I was partly at fault.
私にも一部責任がありました。 - The company may be at fault.
会社側に責任があるかもしれません。 - Both teams were at fault.
両チームに落ち度がありました。
be partly/equally/entirely at fault
責任の程度を示す副詞とよく組み合わせます。
- partly at fault:一部責任がある
- equally at fault:同じ程度に責任がある
- entirely at fault:全面的に責任がある
- mainly at fault:主に責任がある
- We were both equally at fault.
私たちは二人とも同じくらい悪かったです。 - The supplier was mainly at fault for the delay.
遅延の主な責任は仕入先にありました。
not at fault
not at fault は「責任はない」「落ち度はない」です。
- You’re not at fault here.
この件であなたに責任はありません。 - The passenger was found not to be at fault.
その乗客には過失がないと判断されました。
事故や保険で使うat fault
at fault は、交通事故や保険の説明で特によく見かけます。
- The police determined that the other driver was at fault.
警察は相手の運転手に過失があると判断しました。 - Who is at fault in a rear-end collision?
追突事故では誰に過失がありますか? - She was found 30 percent at fault.
彼女には30%の過失があると認定されました。
an at-fault driver のように名詞の前に置く場合は、通常ハイフンを付けます。
- the at-fault driver
事故の過失責任がある運転手 - an at-fault accident
自分側に過失がある事故
仕事・人間関係で使う自然な例文
仕事
- I admit that I was at fault for sending the wrong file.
間違ったファイルを送った件では、私に責任があったと認めます。 - No single person was at fault; the process itself was unclear.
特定の一人が悪いのではなく、手順そのものが不明確でした。 - Before deciding who was at fault, let’s check the timeline.
誰に責任があったか決める前に、時系列を確認しましょう。
恋愛・人間関係
- I think we were both at fault for the argument.
あの口論は、お互いに悪かったと思います。 - She wasn’t at fault for the misunderstanding.
その誤解について彼女に落ち度はありませんでした。 - Maybe I was more at fault than I realized.
自分で思っていた以上に、私のほうに責任があったのかもしれません。
図で分かる責任を表す4つの英語

at fault:責任・落ち度がある状態
問題の原因について、誰に責任があるかを述べます。事故や調査など、比較的客観的な文脈でも使えます。
- The manager was partly at fault.
その管理者にも一部責任がありました。
It’s my fault.:私のせいです
自分の責任を直接認める、会話で非常に自然な言い方です。
- I’m sorry. It’s my fault.
ごめんなさい。私のせいです。
I’m at fault. も正しい英語ですが、日常の謝罪では It’s my fault. のほうがよく使われます。
be responsible for:~に責任を負う
失敗の責任だけでなく、担当・役割としての責任にも使えます。
- I’m responsible for customer support.
私は顧客対応を担当しています。 - He was responsible for the error.
その誤りは彼に責任がありました。
at fault は基本的に問題や落ち度を含みますが、responsible for は中立的な「担当する」も表せます。
blame A for B:BをAのせいにする
blame は、誰かに責任があると考えて非難する行為です。
- Don’t blame Mia for the delay.
遅延をミアのせいにしないでください。
at fault が「責任のある状態」なのに対し、blame は「責任を負わせる・非難する動作」です。
しゅみすけ(大山俊輔)
make a mistakeとの違い
make a mistake は「間違える」という事実を表します。at fault は、その間違いや問題について「責任がある」と評価する表現です。
- I made a mistake in the report.
報告書で間違えました。 - I was at fault for not checking the figures.
数字を確認しなかった点は私に責任がありました。
間違いがあっても、本人に責任があるとは限りません。反対に、一つの明確なミスがなくても、監督や判断について at fault とされる場合があります。
日本人が間違えやすいポイント
at fault ofとは言わない
責任がある人を主語にして、be at fault とします。
- 〇 I was at fault.
- × It was at fault of me.
faultを形容詞のように直接置かない
- 〇 The driver was at fault.
- × The driver was fault.
fault はここでは名詞なので、前に at が必要です。
相手に使うときは強さに注意する
You are at fault. は「あなたが悪い」と責任を明確に指摘するため、場面によっては強く響きます。話し合いでは、次のように和らげられます。
- I think we may both be partly at fault.
お互いに少しずつ責任があるかもしれません。 - Let’s focus on what went wrong.
何がうまくいかなかったのかに注目しましょう。
すぐ出てこないときの簡単な言い換え
at fault を思い出せなければ、基本的な英語で十分伝えられます。
- It was my mistake.
私のミスでした。 - I caused the problem.
私がその問題を引き起こしました。 - It wasn’t her mistake.
それは彼女のミスではありませんでした。 - We both did something wrong.
私たちは二人とも何か間違ったことをしました。
関連表現
- take responsibility for:~の責任を引き受ける
- hold A responsible for B:BについてAに責任を負わせる
- find fault with:~の欠点をあら探しする
- one’s own fault:自分自身のせい
- of one’s own doing:自分で招いた
責任を取る表現は、take responsibility forの意味・使い方で詳しく解説しています。「自分で招いた」というニュアンスは、of one’s own doingの意味・使い方も参考になります。
ほかの英熟語を探したい方は、英熟語・定型表現の親記事もご覧ください。
まとめ
at fault は、問題や事故について「責任がある・落ち度がある」状態を表します。
- 基本語順は 人・組織+be動詞+at fault
- partly・equally・entirely で責任の程度を示せる
- 日常的に自分の責任を認めるなら It’s my fault.
- be responsible for は担当・役割にも使える
- blame は誰かのせいにする行為
まずは I was partly at fault. と It’s my fault. の違いを意識しながら使ってみましょう。









