
so … that ~ は、「とても…なので~」「…するほど非常に〜」と、程度の高さと、その結果を一続きで表す構文です。
I was so tired that I fell asleep on the sofa.
私はとても疲れていたので、ソファで寝てしまいました。
この文では so tired が「疲れの程度が高いこと」、that I fell asleep が「その結果、眠ってしまったこと」を表します。
日本語では「とても〜なので…」と前から訳すほか、「…するほど〜だ」と後ろから捉えることもできます。大切なのは、単なる強調ではなく、soで示した強い程度がthat以下の結果につながると理解することです。
しゅみすけ(大山俊輔)
Contents
so … that構文の基本的な意味と形
基本形は次のとおりです。
so + 形容詞・副詞 + that + 主語 + 動詞
- so + 形容詞:状態や性質の程度が非常に高い
- so + 副詞:動作の程度が非常に高い
- that + 文:その結果として起きたこと

The room was so quiet that I could hear the clock ticking.
部屋はとても静かだったので、時計が時を刻む音まで聞こえました。
She spoke so quickly that I couldn’t follow her.
彼女はとても速く話したので、私は話についていけませんでした。
最初の文では形容詞 quiet、次の文では副詞 quickly がsoの後ろに置かれています。
なぜsoとthatで「とても〜なので…」になる?
so は程度を強く示す語で、「それほど」「そんなに」という感覚を持っています。that以下は、その「それほど」が具体的にどの程度なのかを、結果によって説明します。
The coffee was so hot that I couldn’t drink it.
そのコーヒーは、飲めないほど熱かったです。
英語の流れは、次のようになります。
- コーヒーはそれほど熱かった
- どれほどかというと
- 飲めなかった
日本語訳は「熱かったので飲めなかった」でも、「飲めないほど熱かった」でも構いません。前者は原因と結果、後者は程度に焦点を当てた自然な訳です。
形容詞を使うso + 形容詞 + that
人や物の状態・性質が強く、その結果が起きたことを表します。
The bag was so heavy that I had to put it down.
バッグがとても重かったので、いったん下ろさなければなりませんでした。
He was so nervous that he forgot her name.
彼はとても緊張していたので、彼女の名前を忘れてしまいました。
The view was so beautiful that we stayed until sunset.
景色がとても美しかったので、私たちは日没までそこにいました。
I was so happy that I couldn’t stop smiling.
私はとてもうれしくて、笑顔が止まりませんでした。
副詞を使うso + 副詞 + that
動作の速さ・上手さ・強さなどが高いことを示すときは、soの後ろに副詞を置きます。
He drove so slowly that we missed the beginning of the movie.
彼があまりにゆっくり運転したので、私たちは映画の冒頭を見逃しました。
She explained it so clearly that everyone understood.
彼女がとても分かりやすく説明したので、全員が理解しました。
They worked so efficiently that they finished ahead of schedule.
彼らはとても効率よく働いたので、予定より早く終えました。
× She explained so clear that … ではなく、動詞explainedを説明するため、副詞の clearly を使います。
so many・so much・so few・so little … that
数や量の程度を表す場合は、名詞とともに次の形を使います。
- so many + 複数名詞 + that:非常に多くの〜なので
- so much + 不可算名詞 + that:非常に多くの〜なので
- so few + 複数名詞 + that:あまりに少ない〜なので
- so little + 不可算名詞 + that:あまりに少ない〜なので
There were so many people that we couldn’t find a seat.
人があまりに多くて、席を見つけられませんでした。
We had so much work that we stayed late.
仕事があまりに多かったので、私たちは遅くまで残りました。
So few guests came that the event ended early.
来客があまりに少なかったので、イベントは早く終了しました。
There was so little time that we skipped lunch.
時間があまりになかったので、私たちは昼食を抜きました。
little はここでは「小さい」ではなく、不可算名詞timeの量が「少ない」という意味です。
日常会話・仕事・恋愛・旅行で使う例文
日常会話
I laughed so hard that my stomach hurt.
お腹が痛くなるほど大笑いしました。
It rained so heavily that the streets flooded.
雨が非常に激しく降ったので、道路が冠水しました。
仕事
The deadline was so tight that we had to change the plan.
締め切りが非常に厳しかったので、計画を変更しなければなりませんでした。
The presentation went so well that the client approved the idea immediately.
プレゼンが非常にうまくいったので、クライアントはその案をすぐ承認しました。
恋愛・人間関係
I was so surprised that I didn’t know what to say.
私はとても驚いて、何と言えばよいか分かりませんでした。
We talked so long that we missed the last train.
私たちは長く話しすぎて、終電を逃しました。
海外旅行
The beach was so crowded that we went somewhere else.
ビーチがとても混んでいたので、私たちは別の場所へ行きました。
The local food was so good that we went back to the restaurant the next day.
現地の料理がとてもおいしかったので、翌日もそのレストランへ行きました。
so … thatとsuch … thatの違い
どちらも「とても〜なので…」という結果を表しますが、後ろに置くものが違います。
- so + 形容詞・副詞 + that
- such + (a/an) + 形容詞 + 名詞 + that
It was so cold that we stayed inside.
とても寒かったので、私たちは屋内にいました。
It was such a cold day that we stayed inside.
とても寒い日だったので、私たちは屋内にいました。
soは形容詞coldを直接強め、suchは名詞句a cold day全体を強めています。
× It was so a cold day that …
○ It was such a cold day that …
suchの語順やsuch asとの違いは、suchの意味は?such as・such a・soとの違いでも詳しく解説しています。
so … thatとtoo … toの違い
too … to ~ は「…すぎて~できない」と、否定的な結果を簡潔に表します。so … thatは肯定・否定のどちらの結果にも使えます。
The box was so heavy that I couldn’t lift it.
箱はとても重かったので、私は持ち上げられませんでした。
The box was too heavy for me to lift.
その箱は私には重すぎて、持ち上げられませんでした。
この2文は近い意味です。ただし、so … thatではthat節に主語と動詞があるため、誰に何が起きたかを自由に表現できます。
She was so kind that everyone trusted her.
彼女はとても親切だったので、みんなが彼女を信頼しました。
このような肯定的な結果は、too … toにはそのまま置き換えにくい点にも注意しましょう。
so … thatとso thatの違い|結果と目的
見た目は似ていますが、別の構文です。
- so + 形容詞・副詞 + that:程度が高いため起きた結果
- so that + 主語 + can/willなど:〜できるように、〜するためにという目的
He spoke so loudly that everyone heard him.
彼は非常に大きな声で話したので、全員に聞こえました。(結果)
He spoke loudly so that everyone could hear him.
全員に聞こえるように、彼は大きな声で話しました。(目的)
結果構文では、soとthatの間に loudly があります。目的を表すso thatは、通常soとthatが隣り合います。
thatは省略できる?
日常会話では、結果を表すthatが省略されることがあります。
I was so tired I went straight to bed.
とても疲れていたので、まっすぐ寝ました。
It was so funny I watched it twice.
とても面白かったので、2回見ました。
ただし、英語学習中や整った文章では、まず so … that の完全な形を使うほうが構造が明確です。特に文が長い場合はthatが読み手の助けになります。
日本人が間違えやすいポイント
soの直後に名詞をそのまま置かない
× It was so beautiful view that …
○ The view was so beautiful that …
○ It was such a beautiful view that …
soの後ろは原則として形容詞・副詞です。名詞を中心に言うならsuchを使います。ただし、so many people のようなmany・much・few・littleの形は例外として覚えましょう。
that以下を語句だけにしない
thatの後ろには、基本的に主語と動詞を含む文が続きます。
× I was so tired that asleep.
○ I was so tired that I fell asleep.
very … thatとは言わない
very は程度を強めますが、結果のthat節を直接導く働きはありません。
× I was very tired that I went home.
○ I was so tired that I went home.
○ I was very tired, so I went home.
最後の文では、接続詞soが「だから」を表しています。so … that の程度を表すsoとは役割が異なります。
中学英語での簡単な言い換え
so … thatの語順がすぐ出てこなければ、2文に分けるか、veryとso(だから)を使えば伝わります。
- I was very tired, so I went to bed.
私はとても疲れていたので、寝ました。 - The restaurant was very crowded. We couldn’t get a table.
レストランはとても混んでいました。席を取れませんでした。 - She spoke very fast, and I couldn’t understand her.
彼女はとても速く話し、私は理解できませんでした。
しゅみすけ(大山俊輔)
関連する表現
- such … that ~:とても〜なので…
- too … to ~:〜すぎて…できない
- 形容詞 + enough to ~:…するのに十分〜だ
- so that ~:〜するために、〜できるように
- very:とても(程度の強調)
- therefore:したがって(やや硬い結果の提示)
程度の強調に使われるtooの感覚は、a little tooの意味は?very・too・a bit tooとの違いも参考になります。
ほかの構文・熟語も一つずつ深く理解したい方は、英熟語・定型表現の総合ガイドをご覧ください。
まとめ
- so + 形容詞・副詞 + that + 文は「とても〜なので…」「…するほど〜」
- soが程度の高さ、that以下がその結果を表す
- 数・量にはso many / much / few / little … thatを使う
- 名詞句を強めるならsuch … that
- so … thatは結果、隣り合うso thatは主に目的を表す
- 難しければveryとsoを使うか、2文に分けても伝えられる
The explanation was so clear that I understood it right away.
説明がとても分かりやすかったので、すぐに理解できました。









