uncalled forの意味は?「不適切・余計・ひどい」の使い方とThat was uncalled for.

uncalled forの意味・使い方・ニュアンスを示すアイキャッチ

That was uncalled for. と言われたら、単に「それは求められていなかった」という話ではありません。発言や行動に対して、「それは不適切だった」「そこまで言う必要はなかった」「ひどいよ」と一線を越えたことを指摘する表現です。

この記事では、uncalled for の直訳と実際のニュアンス、よく使う語順、自然な例文、unnecessary・rude・out of lineとの違いまで整理します。

uncalled forの意味を先に確認

uncalled for は形容詞として、発言・行動・態度などが「不適切な」「余計な」「正当な理由のない」ことを表します。

  • That was uncalled for.
    それはひどいよ。/それは言う必要なかったよ。
  • His comment was completely uncalled for.
    彼の発言はまったく不適切でした。
  • There was no need for that. It was uncalled for.
    そんなことをする必要はなかったよ。やりすぎだった。

日本語訳は場面によって変わります。「不適切」は少し硬め、「余計だった」は身近な会話向き、「ひどいよ」は傷ついた気持ちまで含めて伝える訳です。

しゅみすけ(大山俊輔)

That was uncalled for. は、相手そのものを否定するよりも、「今の発言・行動は一線を越えていた」と指摘する言い方です。

直訳「求められていない」から、なぜ「不適切」になる?

call for には「〜を必要とする」「〜を求める」という意味があります。そこに否定を表す un- がついた uncalled for は、文字どおりには「求められていない」「必要とされていない」です。

そこから、その場で必要も理由もなかった言動、つまり「余計だった」「正当化できない」「一線を越えていた」という評価へ意味が広がります。

uncalled forの直訳と実際のニュアンスの違いを示す図解

たとえば会議で案を批判するだけなら必要な意見かもしれません。しかし、提案者の能力まで馬鹿にしたなら、その部分は uncalled for と言えます。

Questioning the plan was fair, but insulting her was uncalled for.
計画に疑問を呈するのは妥当でしたが、彼女を侮辱したのは不適切でした。

最もよく使う形はThat was uncalled for.

会話で特によく使うのは、相手が今言ったこと・したことを受ける That was uncalled for. です。That が直前の発言や行動をまとめて指します。

1.That was uncalled for.

A: You always ruin everything.
君はいつも全部台無しにするよね。

B: Hey, that was uncalled for.
ちょっと、今の言い方はひどいよ。

強く発音するのは通常 called の部分です。怒鳴らなくても、落ち着いた声で言えば「今のは受け入れられない」という境界線を示せます。

2.名詞+be+uncalled for

何が不適切だったのかを具体的に示す形です。

  • That joke was uncalled for.
    その冗談は不適切でした。
  • Her personal attack was uncalled for.
    彼女の個人攻撃は正当化できないものでした。
  • The angry email was totally uncalled for.
    あの怒りに任せたメールは完全に余計でした。

3.an uncalled-for+名詞

名詞の前にも置けます。この場合は一般にハイフンを入れて an uncalled-for comment のように書きます。

  • It was an uncalled-for remark.
    それは不適切な発言でした。
  • She apologized for the uncalled-for criticism.
    彼女は不必要な批判について謝りました。

be動詞の後ろ:The remark was uncalled for.
名詞の前:It was an uncalled-for remark.

日常会話・仕事で使える自然な例文

日常会話

  • I know you were upset, but that comment was uncalled for.
    腹が立っていたのは分かるけど、その発言は余計だったよ。
  • Making fun of his accent was uncalled for.
    彼のアクセントをからかったのは不適切だったよ。
  • That reaction was a little uncalled for, don’t you think?
    あの反応は少しやりすぎだったと思わない?

仕事

  • The feedback was useful, but the sarcastic tone was uncalled for.
    フィードバックは役立ちましたが、皮肉な口調は不適切でした。
  • Calling her out in front of the whole team was uncalled for.
    チーム全員の前で彼女を名指しで責めたのはやりすぎでした。
  • His criticism felt uncalled for because he didn’t know the full story.
    彼は事情をすべて知らなかったので、その批判は不当だと感じました。

人間関係

  • Bringing up my past in front of my friends was uncalled for.
    友達の前で私の過去を持ち出したのはひどいよ。
  • I’m sorry. What I said was uncalled for.
    ごめん。私が言ったことは余計だった。
  • Her anger wasn’t entirely uncalled for.
    彼女が怒ったのも、まったく理由がなかったわけではありません。

最後の not entirely uncalled for は二重に否定することで、「多少はもっともだった」「怒る理由はあった」と控えめに認める表現です。

uncalled forと似た表現の違い

uncalled forとunnecessary

unnecessary は広く「必要がない」という事実を表します。余分な作業・費用・心配など、人を傷つけないものにも使えます。

uncalled for は、発言や態度を「理由がなく不適切だ」と評価する響きが強くなります。

  • This extra step is unnecessary.
    この追加手順は不要です。
  • That personal comment was uncalled for.
    その個人的な発言は不適切でした。

uncalled forとrude

rude は「失礼な・無礼な」で、マナーや態度そのものに焦点があります。uncalled for は「その場でそんな言動をする必要も理由もなかった」という文脈に焦点があります。

同じ発言が両方に当てはまることもあります。

His reply was rude and completely uncalled for.
彼の返答は失礼で、まったく不適切でした。

uncalled forとout of line

out of line は「許容範囲・立場・規則から外れている」、つまり「一線を越えている」という感覚です。人に直接 You were out of line. とも言えます。

uncalled forThat was uncalled for. のように、問題となった発言・行動へ焦点を当てやすいため、人格への攻撃を避けながら注意できます。

uncalled forとgo too far

go too far は、最初は許容できた行動が度を越した流れを表しやすい表現です。詳しくは「言いすぎる」の英語表現とgo too farの違いも参考にしてください。

日本人が間違えやすいポイント

人そのものをuncalled forとは言いにくい

基本的に評価するのは発言・冗談・反応・批判・行動です。

× You are uncalled for.
Your comment was uncalled for.
What you did was uncalled for.

callされていない、という意味ではない

uncalled for は「電話で呼ばれていない」という意味ではありません。電話がなかったなら No one called me.、招待されていないなら I wasn’t invited. のように言います。

軽い不要物すべてには使わない

「この資料は不要です」のような中立的な内容なら unnecessaryWe don’t need this document. が自然です。uncalled for を使うと、単なる不要ではなく「不適切だった」という非難が加わります。

しゅみすけ(大山俊輔)

uncalled forが出てこなければ、There was no need to say that. と言えば十分伝わります。まずは意味を直接言えることが大切です。

すぐ出てこないときの簡単な言い換え(しゅみすけ式)

uncalled for を忘れても、基本語で次のように伝えられます。

  • There was no need to say that.
    そんなことを言う必要はなかったよ。
  • That wasn’t appropriate.
    それは適切ではなかったよ。
  • That was too much.
    それはやりすぎだったよ。
  • That really hurt me.
    それは本当に傷ついたよ。
  • Please don’t talk to me like that.
    そんなふうに私に話さないでください。

相手を責めるより自分の気持ちを伝えたいなら、That really hurt me. が使いやすい言い換えです。境界線を明確にしたいなら、Please don’t talk to me like that. が役立ちます。

まとめ

uncalled for は、直訳すると「求められていない」ですが、会話では「必要も理由もなく、不適切・余計・ひどい」という評価を表します。

  • 定番は That was uncalled for.
  • 発言・冗談・態度・反応・批判などに使う
  • 名詞の前では an uncalled-for comment のようにハイフンを入れる
  • unnecessary より批判的で、rude より「必要も理由もなかった」ことに焦点がある
  • 簡単に言い換えるなら There was no need to say that.

ほかの表現もまとめて確認したい方は、英熟語・定型表現の一覧もご覧ください。うっかり余計なことを言ってしまう表現は、put your foot in your mouthの意味・使い方で詳しく解説しています。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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