I’ll be on my way.の意味は?「では、そろそろ失礼します」の自然な使い方

I’ll be on my way. は「では、そろそろ失礼します」の意味

I’ll be on my way. は、訪問先や集まりから帰るときに「では、そろそろ失礼します」「そろそろ行きますね」と、別れを自分から切り出す英語表現です。

直訳すると「私は自分の道の途中にいるでしょう」のように見えますが、会話では今いる場所を離れ、次の場所へ向かう意思を穏やかに伝える働きをします。友人宅、職場、店、ちょっとした集まりなどで自然に使えます。

  • Well, I’ll be on my way.
    では、そろそろ失礼します。
  • Thanks for the coffee. I’ll be on my way.
    コーヒーをありがとう。では、そろそろ行きますね。

しゅみすけ(大山俊輔)

I’ll be on my way. は、相手を急かす言葉ではありません。自分が出発することを穏やかに宣言し、会話を自然に終わらせるひと言です。

I’ll be on my way.の意味と会話での役割

be on one’s way の基本は「目的地へ向かっている途中である」です。しかし、まだその場にいる人が I’ll be on my way. と言うと、「これから移動を始めます」から「そろそろここを出ます」という別れの合図になります。

日本語では、場面に応じて次のように訳せます。

  • では、そろそろ失礼します
  • そろそろ行きますね
  • では、これで
  • そろそろ出発します

単に移動予定を説明するのではなく、楽しかった会話や訪問を角を立てずに締めることが重要な役割です。

なぜwillを使うの?語順と文法

形は I + will + be + on my way です。

  • I’ll:I will の短縮形。今ここで「そうします」と示す
  • be:〜の状態になる
  • on my way:自分の進路・移動の途中に

ここでの will は、遠い未来の予測というより、その場で示す意思に近いものです。「これから私は移動に入ります」と言うことで、自然な退出の宣言になります。

どんな場面で使う?

友人や知人の家から帰るとき

A: Would you like another cup of tea?
もう一杯お茶はいかが?

B: No, thanks. I’ll be on my way.
ううん、ありがとう。そろそろ帰るね。

職場で短い相談を終えたとき

A: I hope that answers your question.
これで質問への答えになっていればよいのですが。

B: It does. Thanks for your help. I’ll be on my way.
はい、助かりました。ありがとうございます。では、失礼します。

店や受付を離れるとき

Everything’s settled, so I’ll be on my way.
すべて済みましたので、これで失礼します。

非常に格式ばった式典の退席表現ではありませんが、日常から通常の仕事場面まで幅広く使えます。

I’ll be on my way.とI’d better get going.の違い

I’ll be on my way.とI’d better get going.のニュアンス比較

I’ll be on my way.:自分から穏やかに退出する

I’ll be on my way. は「では、私はそろそろ出ます」と、出発そのものを落ち着いて宣言します。帰る理由を特に説明しなくても成立します。

I’d better get going.:行くべき事情をにおわせる

I’d better get going. は「そろそろ行かないと」という意味です。時間が遅い、次の予定がある、電車に間に合わせたいなど、今出たほうがよい事情をややにおわせます。

  • I’ll be on my way.
    では、そろそろ失礼します。
  • I’d better get going, or I’ll miss the last train.
    そろそろ行かないと。終電を逃してしまいます。

I’d better get going.の意味と使い方では、had better のニュアンスも詳しく解説しています。

I’m on my way.との違いに注意

一語違うだけですが、会話のタイミングが異なります。

  • I’ll be on my way.:まだその場にいて「これから出ます」
  • I’m on my way.:すでに目的地へ向かっていて「今向かっています」

A: Are you still at home?
まだ家にいるの?

B: No, I’m on my way.
ううん、もう向かっているよ。

I’m on my way. を別れ際の「そろそろ失礼します」のつもりで使うと、通常は「今向かっている途中です」と受け取られます。詳しい基本用法はon the way・on my wayの意味と語順も参考にしてください。

I’ll let you go.との違い

  • I’ll be on my way.:自分がその場から出ていく
  • I’ll let you go.:相手を会話から解放する

訪問先で自分が帰るなら I’ll be on my way. が自然です。電話などで相手の時間をこれ以上取らないと伝えるなら I’ll let you go. が合います。

Wellを付けると別れを切り出しやすい

実際の会話では、突然 I’ll be on my way. と言うより、文頭に Well, を置くことがよくあります。

Well, I’ll be on my way. Thanks again for dinner.
では、そろそろ失礼します。夕食を本当にありがとう。

ここでの Well は「上手に」ではなく、会話の流れを切り替えて結びへ進む合図です。声を少し落ち着かせ、笑顔で言えば柔らかな印象になります。

冷たく聞こえないためのひと言

I’ll be on my way. だけでも失礼ではありません。ただし、楽しい訪問や相手に世話になった場面では、感謝や肯定的な言葉を前後に添えると、より温かい別れになります。

  • I had a great time. I’ll be on my way.
    とても楽しかったです。では、そろそろ失礼します。
  • Thanks for having me. I’ll be on my way now.
    招いてくれてありがとう。そろそろ帰りますね。
  • It was nice seeing you. I’ll be on my way.
    会えてよかったです。では、そろそろ行きますね。

しゅみすけ(大山俊輔)

別れの英語は、表現そのものより前後のひと言が印象を作ります。感謝や「楽しかった」を添えると、退出の宣言が温かい締めくくりになります。

よくある間違い

× I’ll be in my way.

in the way は「邪魔になって」という別の意味です。「自分の進路に就く」は on my way とします。

  • I’ll be on my way.
  • × I’ll be in my way.

毎回「帰宅する」とは限らない

この表現は「家へ帰る」だけでなく、次の予定へ向かう、仕事へ戻る、その場を離れる場合にも使えます。目的地よりも、今いる場所から退出することに焦点があります。

返事はどうする?

  • Okay. Thanks for coming.
    分かりました。来てくれてありがとう。
  • All right. Take care.
    分かりました。気をつけて。
  • It was great seeing you.
    会えて本当によかったです。
  • Let me walk you out.
    出口までお送りします。

相手を引き止めたい場合は、Do you have to go already?(もう行かないといけないの?)のように返せますが、予定がありそうなら無理に引き止めないほうが自然です。

出てこないときの簡単な言い換え

I’ll be on my way. がすぐに出てこなくても、基本的な英語で十分伝えられます。

  • I have to go now.
    もう行かないといけません。
  • I’m going to leave now.
    そろそろ出ます。
  • It’s time for me to go.
    私が行く時間です。
  • I should go now.
    そろそろ行ったほうがよさそうです。

I have to go now. は分かりやすい一方、言い方によっては少し急に聞こえます。Thanks for everything. などを添えると柔らかくなります。

まとめ

  • I’ll be on my way. は「では、そろそろ失礼します」
  • 自分が今いる場所を離れることを穏やかに宣言する
  • I’d better get going. は「行かないと」という事情をにおわせる
  • I’m on my way. は、すでに「今向かっている」状態
  • Well、感謝、楽しかったという言葉を添えると温かく締められる
  • 簡単に言うなら I have to go now. や I should go now. でも通じる

まずは訪問先から帰る場面を思い浮かべて、Well, I’ll be on my way. Thanks for having me. と声に出して練習してみましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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