
under the gun は、現代の英会話では「強いプレッシャーを受けて」「時間や締め切りに追われて」という意味で使われるイディオムです。特に、短時間で結果や決断を求められ、余裕がほとんどない状況を表します。
この記事では、be under the gun・feel under the gun の使い方、なぜこの意味になるのか、仕事や日常での自然な例文、under pressure・against the clock・in a hurry との違いを解説します。
しゅみすけ(大山俊輔)
Contents
under the gunの意味
中心的な意味は次のとおりです。
- 強いプレッシャーを受けて
- 締め切り・時間に追われて
- すぐに決断や成果を求められて
We’re under the gun to finish the proposal by noon.
私たちは正午までに提案書を仕上げるよう強いプレッシャーを受けています。
She performs well even when she’s under the gun.
彼女は強いプレッシャーの中でも良い仕事をします。
「危険な目に遭っている」という直訳的な意味ではなく、通常は心理的・時間的な圧力を比喩的に表します。アメリカ英語で特によく見られる、ややくだけた表現です。
なぜ「銃の下」で「強いプレッシャー」になる?
gun は「銃」、under は「~の下・影響下」です。銃を向けられて選択や決断を迫られるような、逃げ場のない圧力を比喩にした表現です。
現代の日常会話では、実際の武器を意味することはほとんどありません。「時間がない」「上から成果を求められている」「すぐ決めなければならない」といった、切迫した状況に使います。
表現の背景は強いものの、仕事の締め切りについて We’re really under the gun. と言うのは自然です。
基本の形と語順
be under the gun
最も基本的な形で、「強い圧力の中にいる」という状態を表します。
The whole team is under the gun this week.
今週はチーム全体が強いプレッシャーにさらされています。
be under the gun to do
何を急いでしなければならないのかは、to + 動詞の原形 で続けます。
Management is under the gun to cut costs.
経営陣は経費を削減するよう迫られています。
be under the gun to get A done
仕事の完了を強調するときは、get + 目的語 + 過去分詞 がよく使われます。
I’m under the gun to get this report done today.
私は今日中にこの報告書を仕上げなければならず、追い込まれています。
feel under the gun
話し手が感じるプレッシャーを強調します。
I felt under the gun during the final interview.
最終面接では強いプレッシャーを感じました。

仕事・日常で使える例文
締め切り
We’re under the gun because the client moved the deadline forward.
顧客が締め切りを早めたため、私たちは追い込まれています。
I’m really under the gun to finish these slides before the meeting.
会議までにこのスライドを仕上げなければならず、本当に切羽詰まっています。
Let’s focus—we’re under the gun.
集中しよう。時間がなくて追い込まれているから。
成果・決断への圧力
The company is under the gun to improve its results.
その会社は業績改善を強く迫られています。
The mayor is under the gun to make a decision today.
市長は今日中に決断するよう強い圧力を受けています。
Don’t make a promise just because you feel under the gun.
追い詰められたように感じるからといって、約束しないでください。
学校・日常
I’m under the gun to submit three assignments by Friday.
金曜日までに課題を3つ提出しなければならず、追い込まれています。
We were under the gun to choose an apartment before our trip.
旅行前に部屋を決めなければならず、時間に追われていました。
under pressureとの違い
under pressure は、仕事・期待・人間関係などからプレッシャーを受けている状態を幅広く表します。under the gun は、それよりも切迫感が強く、すぐに結果や行動を求められている印象です。
She’s been under pressure for months.
彼女は何か月もプレッシャーを受けています。
She’s under the gun to deliver the results by five.
彼女は5時までに結果を出すよう迫られています。
誰かに圧力をかける側の表現は、put pressure onの意味・使い方も参考にしてください。
against the clock・in a hurryとの違い
| 表現 | 中心の意味 | ニュアンス |
|---|---|---|
| under the gun | 強い圧力の中で | 時間・成果・決断を迫られ、逃げ場がない |
| under pressure | プレッシャーを受けて | 原因や期間を問わず広く使える |
| against the clock | 時間と競争して | 制限時間内に終えることに焦点 |
| in a hurry | 急いで | 単に時間がなく急いでいる。圧力は必須ではない |
We worked against the clock. は時間との競争を描写します。We were under the gun. は時間だけでなく、失敗できない責任や周囲からの要求も感じさせます。
しゅみすけ(大山俊輔)
日本人が間違えやすいポイント
冠詞theを忘れない
× We’re under gun.
○ We’re under the gun.
このイディオムは the を含む定型表現です。
単に忙しいだけならbusyを使う
I’m busy today. は「今日は忙しい」です。I’m under the gun today. は「今日中に何かを終えるなど、強い圧力の中にいる」という一段強い意味になります。
フォーマルな文章では言い換えを検討する
under the gun はやや口語的で、比喩の背景も強い表現です。正式な報告書では under significant pressure や facing a tight deadline のほうが明確で無難です。
人に向けて使うときは配慮する
You’re under the gun. と決めつけるより、Are you under a lot of pressure? と尋ねるほうが柔らかい場合があります。
簡単な英語で言い換えるなら
- I’m under a lot of pressure.
強いプレッシャーを受けています。 - I don’t have much time.
あまり時間がありません。 - I have to finish this today.
これを今日中に終えなければなりません。 - The deadline is very close.
締め切りが迫っています。 - They want an answer right away.
相手はすぐに回答を求めています。
まとめ
- under the gun は「強いプレッシャーを受けて・時間に追われて」
- 単に忙しいのではなく、すぐに結果・決断・行動を求められる切迫感がある
- be under the gun to do で「~するよう迫られて」
- under pressure は幅広い圧力、against the clock は時間との競争
- 簡単には I don’t have much time. や I’m under a lot of pressure. と言い換えられる
underを使う関連表現は、underを使った句動詞・表現一覧で確認できます。ほかの表現は、英熟語・定型表現のまとめと英熟語一覧から探せます。











