wash downの意味は?「飲み物で流し込む・水で洗う」の使い方・語順と例文

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wash down は、薬や食べ物を飲み物で「流し込む」ときに使える句動詞です。また、ホースなどで壁・床・車を「水洗いする」という意味もあります。

一見まったく違うように見えますが、共通するのは水や飲み物の流れによって、何かを下へ運ぶ感覚です。この記事では2つの意味、wash A down with B の型、wash it down の語順、swallow・rinse・wash awayとの違いを例文で解説します。

wash downの意味は大きく2つ

  • 薬や食べ物を飲み物で流し込む
  • 壁・床・車などを水でざっと洗う

wash は水を使って洗うこと、down は上から下への方向を表します。飲食の場面なら、飲み物が喉を下りながら薬や食べ物を運ぶイメージ。掃除なら、水を上からかけて汚れを下へ流すイメージです。

しゅみすけ(大山俊輔)

washを「洗う」だけで覚えると、薬を流し込む意味が意外に感じられます。「液体で下へ運ぶ」と考えると、2つの用法がつながります。

wash downの飲み物で流し込む・水で洗うという2つの使い方とwash it downの語順

意味1:薬や食べ物を飲み物で流し込む

固形の薬、食べ物、飲み込みにくい物を、水や別の飲み物と一緒に喉の奥へ流すときに使います。よく使う形は次の2つです。

  • wash A down with B:AをBで流し込む
  • wash down A with B:AをBで流し込む

I washed the pill down with a glass of water.
コップ一杯の水で薬を流し込みました。

Take this tablet and wash it down with plenty of water.
この錠剤を飲み、十分な水で流し込んでください。

She washed down her sandwich with iced tea.
彼女はサンドイッチをアイスティーで流し込みました。

I needed some water to wash the dry bread down.
乾いたパンを流し込むのに水が必要でした。

He washed dinner down with a cold beer.
彼は夕食を冷たいビールで流し込みました。

食事の例では、単に飲み込むだけでなく、飲み物を合わせて食べ物を喉へ送り込む感じがあります。文脈によっては「食事を飲み物で楽しむ」というくだけた響きにもなります。

薬はdrinkではなくtakeが基本

日本語では「薬を飲む」と言いますが、英語では錠剤・カプセル・液体薬を含め、一般に take medicine と言います。

  • Take this medicine with water.(この薬を水で飲んでください)
  • Wash the tablet down with water.(錠剤を水で流し込んでください)

wash downが出てこなければ、Take it with water. と言えば自然に伝わります。

意味2:壁・床・車などを水で洗う

ホースや大量の水を使って、広い表面の汚れを流すときにも wash down を使います。細部をこすって磨くより、水をかけて全体をざっと洗浄するイメージです。

We washed down the patio after the barbecue.
バーベキューのあと、パティオを水で洗いました。

Could you wash down the outside wall?
外壁を水で洗ってもらえますか?

The staff wash the kitchen floor down every night.
スタッフは毎晩、厨房の床を水洗いします。

I washed down the muddy bike with a hose.
泥だらけの自転車をホースで洗い流しました。

Let’s wash the deck down before the guests arrive.
お客さんが来る前にデッキを水洗いしましょう。

wash downの語順:wash it downが正解

wash down は目的語を間に置ける分離可能な句動詞です。目的語が普通の名詞なら、次のどちらも使えます。

  • Wash down the wall.
  • Wash the wall down.

目的語が it・them などの代名詞なら、必ず wash と down の間に置きます。

  • Wash it down with water.
  • × Wash down it with water.

しゅみすけ(大山俊輔)

薬の場面なら Take it with water. が最も簡単です。wash it down with waterまで言えると、「水で喉の奥へ流し込む」動きがより具体的に伝わります。

wash downと似た表現の違い

wash downとswallow

swallow は「飲み込む」という動作そのものです。飲み物を使うかどうかは含みません。wash down は、水などの液体を使って飲み込みやすくすることに焦点があります。

I can’t swallow this pill.
この錠剤を飲み込めません。

Try washing it down with more water.
もっと水を飲んで流し込んでみて。

wash downとrinse・rinse off

rinse は洗剤や汚れを水ですすぐことです。wash downは、ホースなどで大きな表面全体に水をかけて洗う場面と相性がよい表現です。

小さな道具や肌から泡をすすぐ場面では、rinseやrinse offのほうが自然です。詳しくはrinse・rinse off・washの違いも参考にしてください。

wash downとwash away

wash down は、人が表面に水をかけて洗う動作、または飲み物で食べ物を流し込む動作を表します。wash away は、水・雨・波などが物をその場所から流し去る結果に焦点があります。

  • We washed down the steps.(階段を水で洗った)
  • The rain washed away the soil.(雨が土を流し去った)

詳しい使い分けはwash awayの意味とwash offとの違いで解説しています。

日本人が間違えやすいポイント

  • 薬を水で飲むとき、直訳で drink a pill と言わない。take a pillが基本。
  • 代名詞は wash it down。wash down itにはしない。
  • 何で流し込むかは with を使う。wash it down with water。
  • wash downは「下向きに洗う」だけではない。飲食では液体で喉へ送り込む意味。
  • wash awayは流されて消える結果、wash downは水を使う洗浄動作に焦点がある。

簡単な英語で言い換えるなら

  • 薬を水で流し込む → Take it with water.
  • 食べ物を飲み物で流し込む → Drink some water with it.
  • 壁を水洗いする → Clean the wall with water.
  • ホースで洗う → Use a hose to clean it.

wash downを思い出せなくても、何を何でどうするかを基本語で説明すれば十分に通じます。

まとめ

wash downの核は、液体の流れで何かを下へ運ぶことです。飲食では「薬・食べ物を飲み物で流し込む」、掃除では「壁・床などに水をかけて洗う」という意味になります。

まずは Wash it down with water.Wash down the wall. の2文を覚えましょう。句動詞をさらに整理したい方は、英熟語・定型表現のまとめもご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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