weigh upの意味は?「選択肢を比較検討する」の使い方とconsiderとの違い

weigh upの意味・使い方・違いを示すアイキャッチ画像

weigh up は、いくつかの選択肢や判断材料を比べて「比較検討する」「よく考えて判断する」と言いたいときに使う句動詞です。特にイギリス英語でよく使われ、転職、買い物、旅行の計画、仕事上の決定など幅広い場面に合います。

この記事では、weigh upのイメージ、よく使う語順、自然な例文、considerやweigh the pros and consとの違いまで分かりやすく解説します。

weigh upの意味は「比較検討する」

weigh upの基本的な意味は、複数の選択肢や事情を比べ、判断することです。

  • weigh up the options:選択肢を比較検討する
  • weigh up the situation:状況をよく見極める
  • weigh up whether to do:〜するかどうかを比較検討する

We need to weigh up all the options before choosing a supplier.
取引先を選ぶ前に、すべての選択肢を比較検討する必要があります。

She’s weighing up whether to accept the job.
彼女はその仕事を引き受けるかどうか検討中です。

しゅみすけ(大山俊輔)

ただ「考える」のではなく、いくつかの材料を並べて比べる感覚がweigh upのポイントです。

なぜweighで「検討する」になる?

weighの本来の意味は「重さを量る」です。天秤の左右に物を載せるように、比喩的に選択肢や長所・短所の重みを比べると、「慎重に比較して判断する」という意味になります。

upには、ここでは判断材料をまとめて十分に検討するような完了感があります。単語を丸暗記するより、材料を天秤に載せ、全部見たうえで決める場面を思い浮かべると覚えやすいでしょう。

weigh up the optionsとweigh the pros and consの違いを示す図

よく使う形と語順

weigh up+名詞

Let’s weigh up the costs and benefits first.
まず費用とメリットを比較検討しましょう。

He paused to weigh up the situation.
彼は状況を見極めるために少し間を置きました。

weigh+名詞+up

目的語が短ければ、upを後ろに置く形も使えます。

I need a little more time to weigh the offer up.
その提案を検討するのに、もう少し時間が必要です。

代名詞はweigh it up

目的語がitやthemなどの代名詞なら、通常はweigh it upのようにweighとupの間に置きます。

I haven’t decided yet. I’m still weighing it up.
まだ決めていません。今も検討中です。

weigh up itとはしない点に注意しましょう。

weigh up whether+文

「〜するかどうか検討する」は、weigh up whether … が自然です。

We’re weighing up whether to move closer to the office.
職場の近くへ引っ越すかどうか検討しています。

日常会話・仕事で使える例文

I’m weighing up two apartments near the station.
駅の近くにある2つの部屋を比較検討しています。

We weighed up several destinations and chose Portugal.
いくつかの旅行先を比較して、ポルトガルを選びました。

Take your time and weigh up your options.
急がず、選択肢をよく検討してね。

The team is weighing up the risks of launching early.
チームは早期リリースのリスクを検討しています。

After weighing everything up, I decided to stay.
すべてをよく考えた結果、残ることにしました。

considerとの違い

considerは「よく考える」「検討する」を広く表す中立的な動詞です。一方、weigh upには、複数の選択肢や相反する材料を比べるニュアンスがあります。

  • I’m considering a career change.
    転職を考えています。(広く検討している)
  • I’m weighing up two job offers.
    2つの仕事のオファーを比較検討しています。(両方を比べている)

比較する対象がはっきりしている場面ではweigh upが特に自然です。

weigh the pros and consとの違い

weigh the pros and consは「長所と短所を比較する」という意味で、何を比べるかが明示されています。weigh upは、選択肢、事情、リスクなど、より幅広い判断材料に使えます。

Let’s weigh the pros and cons before we sign the contract.
契約に署名する前に、長所と短所を比べましょう。

なお、weigh upは特にイギリス英語で一般的です。アメリカ英語では、weigh the optionsweigh the pros and cons、considerがよく使われます。ただしweigh upがアメリカで通じないわけではありません。

mull overとの違い

mull overは、あることを時間をかけてじっくり考える表現です。必ずしも複数のものを比較するとは限りません。weigh upは「比べて判断する」、mull overは「頭の中でじっくり考える」と整理すると分かりやすいでしょう。

詳しくはmull overの意味と使い方も参考にしてください。

日本人が間違えやすいポイント

  • 物理的な重さを量る場合は、普通はweighを使い、何でもweigh upにしない
  • 代名詞はweigh it upの語順にする
  • 単に「考える」だけでなく、比較する材料がある場面で使う
  • 地域差を意識し、米国相手にはweigh the optionsも使いやすい

しゅみすけ(大山俊輔)

会話ですぐweigh upが出なくても大丈夫です。「両方の選択肢を考える」と簡単な英語で言い換えれば、十分伝わります。

簡単な英語で言い換えるなら

  • I need to think about both choices.
    両方の選択肢について考える必要があります。
  • Let’s compare the good and bad points.
    良い点と悪い点を比べましょう。
  • I haven’t decided yet.
    まだ決めていません。

難しい句動詞が出てこないときは、think aboutやcompareを使えば自然に伝えられます。

weighを使う関連表現

同じweighを使っていても意味は大きく異なります。weigh onは「心に重くのしかかる」、weigh in onは「議論に意見を述べる」です。前置詞・副詞までセットで覚えましょう。

まとめ

weigh upは、選択肢や判断材料を天秤に載せるように比較検討する表現です。特にweigh up the optionsweigh up whether …weigh it upの形を押さえておくと、仕事でも日常会話でも使いやすくなります。

まずは「まだ検討中です」をI’m still weighing it up.と言うところから使ってみましょう。

ほかの表現もまとめて学びたい方は、英熟語・定型表現の親記事をご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

ご相談専門お電話番号

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

句動詞の一覧