
相手の意見に「そうそう、まったくその通り!」と強く同意したいときに使えるのが、You got that right. です。直訳だけを見ると「あなたはそれを正しく手に入れた」のように感じますが、会話では相手の見方が的確だと認める、テンポのよい相づちになります。
この記事では、You’ve got that right. との関係、よく似た You got it right. との違い、自然な例文や返し方まで分かりやすく解説します。
Contents
You got that right.の意味は「まったくその通り」
You got that right. は、相手が今言ったことに強く同意して「まったくその通り」「よく分かってるね」と返すカジュアルな表現です。単なる同意よりも、「そこ、まさに正解!」という納得や共感がこもります。
- A: This summer is unusually hot.
B: You got that right.
「今年の夏、いつになく暑いね」「まったくその通り」 - A: We need more time for this project.
B: You’ve got that right.
「このプロジェクトにはもっと時間が必要だね」「本当にそうだよ」
しゅみすけ(大山俊輔)
なぜ「その通り」になる?get・that・rightの感覚
この表現の get は、単に物を「得る」だけでなく、「理解する」「正しく捉える」という意味でも使われます。that は相手が今言った内容を指し、right は「正しく」です。
つまり、もとの感覚は「あなたはその点を正しく捉えた」。そこから、会話の決まり文句として「まったくその通り」という強い同意になりました。
You got that right.とYou’ve got that right.の違い
You got that right. と You’ve got that right. は、同意のフレーズとしてはほぼ同じ意味で使えます。どちらも「まったくその通り」です。
| 表現 | 会話での意味 | 感覚 |
|---|---|---|
| You got that right. | まったくその通り | 短く歯切れがよい。特にアメリカ英語の会話でよく聞く |
| You’ve got that right. | まったくその通り | 「ちゃんと分かっているね」という現在の状態が少し感じられる |
実際の会話では大きな意味の差を意識しすぎる必要はありません。聞こえた形をそのまま一つの相づちとして覚えて大丈夫です。
You got it right.との違いが重要

that を it に替えるだけで、よく使われる場面が変わります。
- You got that right.:相手の発言に「まったくその通り」
- You got it right.:答え・理解・やり方について「正しくできた」「正解した」
A: This neighborhood is expensive.
B: You got that right.
「この辺は物価が高いね」「本当にその通り」
A: Is the answer 24?
B: Yes, you got it right.
「答えは24?」「うん、正解だよ」
文脈によって重なる場合もありますが、まずはthat=相手が今述べたこと、it=課題の答えややり方と分けると迷いにくくなります。
日常会話・仕事で使える自然な例文
暑さや天気への共感
A: It feels like an oven outside.
B: You got that right. Let’s stay inside.
「外はオーブンみたいに暑いね」「まったくその通り。中にいよう」
仕事の忙しさ
A: Mondays are always the busiest.
B: You’ve got that right. I already have ten emails.
「月曜日はいつも一番忙しいね」「本当にそう。もうメールが10通来てるよ」
人間関係について
A: She notices when someone needs help.
B: You got that right. She’s very thoughtful.
「彼女は誰かが助けを必要としていると気づくよね」「その通り。とても気が利く人だよ」
旅行や買い物で
A: Food near the station is pricey.
B: You got that right. Let’s walk a few blocks.
「駅の近くは食事が高いね」「まったくだ。少し歩こう」
難しい課題について
A: This looks easier than it actually is.
B: You’ve got that right.
「これ、見た目より実際は難しいね」「まさにその通り」
似た同意表現とのニュアンスの違い
| 表現 | ニュアンス | 日本語の目安 |
|---|---|---|
| You got that right. | くだけた強い同意 | まったくその通り |
| You’re right. | 中立的に正しさを認める | あなたの言う通り |
| Exactly. | 自分の考えとぴったり一致 | まさにそれ |
| You said it. | 勢いのある口語的な共感 | ほんとそれ |
| You have a point. | 全面同意とは限らず、一理あると認める | それも一理ある |
You said it. の使い方は「You said it.の意味と使い方」、部分的な同意との違いは「You have a point.の意味と使い方」も参考にしてください。同意表現を広く比べたい方は「「おっしゃる通り」を表す英語表現の違い」で整理できます。
使うときの注意点
You got that right. は親しみや勢いのある口語表現です。友人や同僚との会話には自然ですが、顧客への正式な説明や堅い会議では、次の表現のほうが無難です。
- That’s exactly right.(まさにその通りです)
- I completely agree.(全面的に同意します)
- I think you’re right.(おっしゃる通りだと思います)
また、声の調子によっては皮肉にもなります。たとえば相手が自慢げに当然のことを言ったとき、強い調子で返すと「はいはい、その通りだね」のように聞こえる場合があります。まずは笑顔や自然な相づちと一緒に使いましょう。
しゅみすけ(大山俊輔)
言われたときの返し方
この表現を言われたら、長く返さなくても大丈夫です。次のように会話を続けられます。
- Exactly.(だよね)
- I knew you’d agree.(同意してくれると思った)
- Glad we’re on the same page.(同じ考えでよかった)
- Unfortunately, yes.(残念ながら、そうなんだよね)
すぐ出てこないときの簡単な言い換え
この定型表現を思い出せなくても、基本英語で十分に伝わります。
- You’re right.(あなたの言う通り)
- That’s true.(それは本当だね)
- I agree.(同意します)
- Exactly.(まさにその通り)
まとめ
You got that right. と You’ve got that right. は、相手の発言に強く共感して「まったくその通り」と返すカジュアルな表現です。You got it right. は通常、答えややり方を「正しくできた」という意味になる点を区別しましょう。
まずは It’s really hot today. — You got that right. のような短いやり取りで、口から出す練習をしてみてください。ほかの定型表現も学びたい方は「英熟語・定型表現の専門記事一覧」から探せます。









