
海外の予約サイトや申込書を前にして、「First nameとLast nameはどちらが名字?」「SignatureとPrint nameには同じように書けばいい?」と迷ったことはありませんか。
英語の名前・署名欄は、単語の意味だけでなく、何のための欄なのかを見分けることが大切です。本人確認を伴う手続きでは、普段の好みよりもパスポートなど指定された書類の表記を優先します。
この記事では、日本人が迷いやすい名前・ローマ字・敬称・旧姓・署名の項目を整理し、目的に合う詳しい記事へ案内します。
Contents
最初に確認|名前と署名の基本4項目
| 項目 | 意味 | 記入例 |
|---|---|---|
| First name / Given name | 名 | Yui |
| Last name / Family name / Surname | 姓・名字 | Tanaka |
| Signature | 本人が書く署名 | 普段使用するサイン |
| Print name | 読みやすい活字体で書く氏名 | YUI TANAKA |
First nameのfirstは「名字を先に書く」という意味ではありません。英語圏で一般的な名前の並びを基準にした呼び方で、First nameは名、Last nameは姓です。
しゅみすけ(大山俊輔)
First name・Last name・Given name・Surnameの違い
名前欄では、同じ意味を表す複数の言い方が使われます。
- First name / Given name:名
- Last name / Family name / Surname:姓・名字
- Full name:姓と名を含む氏名
- Middle name:名と姓の間に置かれる名前
日本人にMiddle nameがなければ、必須欄でない限り空欄にします。適当な文字や「なし」という意味のNoneを勝手に入力せず、画面の指示を確認しましょう。
それぞれの呼び方や実際の入力順を詳しく確認したい方は、first name・last name・given name・family name・surnameの違いをご覧ください。日本人名の順番、大文字・小文字、パスポートとの合わせ方は、日本人名の英語・ローマ字表記で整理しています。
日本人の名前は姓・名と名・姓のどちらで書く?
文化的には日本語と同じ「姓・名」の順で示す場面も増えていますが、海外フォームでは欄名の指定に従うのが基本です。First name欄には名、Last name欄には姓を入れれば、画面上の並びがどちらでも問題ありません。
航空券、ビザ、本人確認を伴う予約では、姓名の順番だけでなく、長音やヘボン式などの綴りも本人確認書類と一致させます。
Middle name・敬称・旧姓・Suffix欄
Middle name
日本人の多くはMiddle nameを持ちません。Middle initialはMiddle nameの頭文字です。詳しくは、英語のミドルネーム|middle name・middle initialと日本人の書き方で確認できます。
Title・敬称
Title欄のMr.・Ms.・Mrs.・Miss・Dr.は、名前そのものではなく敬称です。女性の婚姻状況を伝える必要がない場面ではMs.が広く使われます。使い分けは、英語の敬称Mr.・Ms.・Mrs.・Miss・Dr.の違いをご覧ください。
Maiden name・Former name
結婚前の姓や以前の氏名を尋ねる欄では、Maiden name、Former name、Birth nameなどが使われます。意味の範囲は同じではありません。詳しくは、旧姓は英語で?maiden name・former name・birth nameの違いで解説しています。
Suffix
Suffix欄はJr.・Sr.・II・IIIなど、同名の家族を区別するため名前の後ろにつける要素です。日本人で該当しなければ通常は空欄です。詳しくは、名前のSuffix欄とは?Jr.・Sr.・II・IIIの違いをご覧ください。
SignatureとPrint nameは何が違う?
ここが、海外の紙の書類で特に迷いやすいところです。

- Signature:本人が自分の意思で書く署名
- Print name:誰の署名か読めるように、活字体で書く氏名
- Initials:指定箇所を確認した印として書く名前の頭文字
- Autograph:有名人などがファンに書くサイン
Signatureは必ずしも筆記体である必要はありません。普段使用している署名を、本人が一貫して書けることが大切です。一方、Print nameは装飾せず、読みやすいブロック体で書きます。
署名の作り方やsignature・autograph・sign・initialsの違いは、英語のサインの書き方で詳しく解説しています。
筆記体で名前を書くときの考え方
カードや手紙、個人的な署名では、名前を筆記体で書くと柔らかく印象的に見せられます。ただし、住所・Print name・配送情報など、正確に読み取る必要がある欄はブロック体が安全です。
- 最初の文字は大文字、続く文字は小文字が基本
- すべての文字を無理につなげなくてもよい
- 読みやすさを優先する
- 公的書類では指定と本人確認書類を優先する
名前のつなげ方は、筆記体で名前を書く方法へ。A〜Zの形を一覧で確認したい方は、英語の筆記体一覧|大文字・小文字A〜Zの書き方とつなげ方へ進んでください。
海外フォームでよくある入力ミス
- First name欄に姓、Last name欄に名を入れる
- パスポートと異なるローマ字の綴りを使う
- Middle nameがないのに適当な文字を入れる
- Signature欄とPrint name欄を同じ書体で埋める
- 必須を示すRequiredや「*」を見落とす
- 大文字指定のBLOCK LETTERS・CAPITAL LETTERSを見落とす
名前以外の住所・生年月日・電話番号・国籍なども一緒に入力する場合は、海外フォームの書き方|名前・住所・生年月日・電話番号の英語記入例が便利です。
分からないときに使える簡単な確認英語
- Is this my first name?
これは私の名ですか? - Should I write my family name here?
ここには姓を書きますか? - Do I need to sign here?
ここに署名する必要がありますか? - Should I use block letters?
活字体で書けばよいですか? - Should it match my passport?
パスポートと同じ表記にしますか?
First nameやSignatureという単語がすぐ出てこなくても、my name、here、passport、signなど知っている単語を組み合わせれば確認できます。
まとめ|欄名と本人確認書類を照合しよう
- First name・Given nameは名
- Last name・Family name・Surnameは姓
- Signatureは署名、Print nameは読みやすい活字体の氏名
- 公的な手続きではパスポートなど指定書類の綴りを優先
- 迷ったら欄名・入力例・注意書きを確認する
住所・電話番号・日付・パスポート項目も含めて目的別に探したい方は、英語表記・海外フォーム総合ガイドから必要な記事へ進んでください。









