prove A (to be) Bの意味は?prove to beとの違い・使い方と例文

証拠をもとにprove A to be B「AがBだと証明する」を示すイラスト

prove A (to be) B は、「AがBであることを証明する」「AがBだと明らかにする」という意味です。

ただし、prove にはもうひとつ、A proves (to be) B の形で「AがBだと分かる・判明する」という使い方があります。誰かが証明する場合と、結果として事実が明らかになる場合を分けて理解することが大切です。

prove A (to be) Bの基本的な意味

基本の語順は次のとおりです。

prove + A + (to be) + B
AがBであることを証明する

  • The test proved the product to be safe.
    その試験によって、製品が安全であることが証明されました。
  • The evidence proved him innocent.
    その証拠によって、彼が無実であることが証明されました。
  • Her actions proved her to be a reliable leader.
    彼女の行動によって、彼女が信頼できるリーダーだと証明されました。

Aには「証明される対象」、BにはAの性質・状態・立場などが入ります。感覚としては、証拠や結果がAとBを結び付ける構造です。

prove A to be B「証明する」とA proves to be B「判明する」の2つの型を比較した図

proveの中心は「試して真実だと示す」

prove は、単に「そう思う」「そう言う」ことではありません。証拠、実験、経験、行動、結果などによって、ある主張が真実だと示す動詞です。

  • She says the method is effective.
    彼女はその方法が効果的だと言っています。
  • The results prove the method to be effective.
    その結果によって、その方法が効果的だと証明されます。

上の2文では、前者は発言、後者は結果に基づく確認です。prove には、主張を裏付けるものがあるというニュアンスが含まれます。

しゅみすけ(大山俊輔)

prove を使うときは、「何が証拠になっているのか」を意識すると自然な文を作りやすくなります。

to beは省略できる?

Bが形容詞の場合、to be を省略した形がよく使われます。

  • The evidence proved him to be innocent.
  • The evidence proved him innocent.

どちらも「証拠によって彼が無実だと証明された」という意味です。to be を入れた形は少しフォーマルで、論理的にAとBを結び付ける響きがあります。省略した形は簡潔で自然です。

Bが名詞の場合は、関係を明確にするために to be を使うことが多くあります。

  • His decisions proved him to be a capable manager.
    彼の決断によって、彼が有能な管理職であることが示されました。
  • The records proved the painting to be a copy.
    その記録によって、その絵が複製品だと判明しました。

「括弧の中はいつでも自由に取れる」と機械的に考えるのではなく、形容詞なら省略が自然になりやすく、名詞なら to be があると読みやすい、と覚えておくとよいでしょう。

A proves (to be) Bは「AがBだと判明する」

A proves (to be) B では、prove の後ろに目的語がありません。この形は「試したり経験したりした結果、AがBだと分かる」という意味になります。

  • The new system proved to be reliable.
    新しいシステムは信頼できるものだと分かりました。
  • The trip proved more difficult than we expected.
    その旅は予想以上に大変だと分かりました。
  • Her advice proved useful during the interview.
    彼女の助言は面接で役立つことが分かりました。
  • The rumor proved to be false.
    その噂は嘘だと判明しました。

この用法では、誰かが意図的に「証明した」というより、時間の経過や実際の結果によって性質が明らかになったというニュアンスです。

意味
prove A (to be) B AがBだと証明する The data proved the theory correct.
A proves (to be) B AがBだと分かる The theory proved correct.

prove that + 文もよく使う

証明する内容を「主語+動詞」の文で述べたい場合は、prove that + 文 を使います。

  • The data proves that the treatment works.
    そのデータは、その治療が有効であることを証明しています。
  • Can you prove that you were at home that night?
    その夜、家にいたことを証明できますか?
  • She proved that the original estimate was wrong.
    彼女は当初の見積もりが間違っていたことを証明しました。

同じ内容を、2つの形で表せる場合もあります。

  • The investigation proved that the report was inaccurate.
  • The investigation proved the report to be inaccurate.

どちらも「調査によって、その報告書が不正確だと証明された」という意味です。前者は事実を文として述べ、後者は the reportinaccurate の関係を直接示しています。

場面別の自然な例文

仕事・プロジェクト

  • The pilot program proved the idea to be practical.
    試験的なプログラムによって、その案が実用的だと証明されました。
  • Our first month’s sales proved the demand to be real.
    初月の売上によって、実際に需要があることが証明されました。
  • The deadline proved impossible to meet.
    その期限までに間に合わせるのは不可能だと分かりました。

人柄・人間関係

  • He proved himself to be a loyal friend.
    彼は自分が信頼できる友人であることを行動で示しました。
  • Her calm response proved her capable of handling pressure.
    彼女の冷静な対応によって、プレッシャーに対処できる人だと分かりました。
  • Getting back together proved to be a mistake.
    復縁したことは間違いだったと分かりました。

旅行・日常生活

  • The shortcut proved to be longer than the main road.
    その近道は、実際には幹線道路より遠いことが分かりました。
  • The small suitcase proved surprisingly convenient.
    その小さなスーツケースは驚くほど便利だと分かりました。
  • The receipt proved the bag to be genuine.
    その領収書によって、バッグが本物だと証明されました。

研究・調査

  • Further analysis proved the initial conclusion wrong.
    さらに分析した結果、最初の結論が間違っていたと証明されました。
  • The substance proved harmless in the tests.
    試験の結果、その物質は無害だと分かりました。

prove oneselfは「実力・価値を示す」

prove oneself は、行動や成果によって「自分の実力・価値を示す」という定型的な使い方です。

  • She was eager to prove herself in her new role.
    彼女は新しい役職で自分の実力を示したいと思っていました。
  • You don’t have to prove yourself to everyone.
    すべての人に自分の価値を証明する必要はありません。
  • He quickly proved himself to be a valuable member of the team.
    彼はすぐに、チームにとって貴重な人材であることを示しました。

prove yourself to 人 なら「人に自分の力を認めさせる」、prove yourself in 場所・分野 なら「その場・分野で実力を示す」という形になります。

prove・show・demonstrate・turn outの違い

表現 中心のニュアンス
prove 証拠によって真実だと確立する prove the claim false
show 情報・様子から分かるように示す show that sales increased
demonstrate 実例や実演で明確に示す demonstrate the method’s value
turn out 結果として〜だと判明する turn out to be true

show:proveほど強い「証明」とは限らない

show は「示す」「分かるようにする」という幅広い動詞です。データが傾向を示していても、最終的な証明とまでは言えない場合に使えます。

  • The survey shows that customers prefer the new design.
    その調査は、顧客が新しいデザインを好むことを示しています。
  • The evidence proves that the document was altered.
    その証拠は、文書が改ざんされたことを証明しています。

turn out:日常会話で使いやすい「結果的に〜だった」

prove to beturn out to be は近い意味ですが、turn out のほうが日常会話で自然です。prove to be は、経験・検証を経て性質が明らかになった響きがあります。

  • The hotel turned out to be great.
    そのホテルは、行ってみたらとてもよかったです。
  • The investment proved to be profitable.
    その投資は、結果として利益を生むものだと分かりました。

presume A to be Bとの違い

presume A to be B は、根拠や状況から「AをBだと推定する」ことです。まだ確定しているとは限りません。一方、prove A to be B は、証拠によってBだと示すため、確実性が高くなります。

  • We presumed the signature to be genuine.
    私たちはその署名を本物だと推定しました。
  • Expert analysis proved the signature to be genuine.
    専門家の分析によって、その署名が本物だと証明されました。

詳しい推定のニュアンスは、presume A to be Bとassumeの違いで解説しています。

日本人が間違えやすいポイント

1.「証明する人」を必ず主語にするとは限らない

prove の主語には、人だけでなく、証拠、結果、行動、経験なども置けます。

○ The results proved the theory correct.
その結果によって理論が正しいと証明されました。

日本語では受け身に訳すことがありますが、英語では「結果」を主語にすると自然です。

2.prove to beを受け身と誤解しない

The plan proved to be effective.proved は受け身ではありません。「計画が効果的だと判明した」という自動詞的な使い方です。

受け身なら、The plan was proved to be effective.(計画が効果的だと証明された)のように was proved となります。ただし、日常的には The tests proved the plan effective. のように証拠を主語にするほうが自然な場合もあります。

3.proveは「証明書を見せる」だけではない

身分証明書などを見せるなら、状況によっては show のほうが簡単で自然です。

  • Please show me your ID.
    身分証明書を見せてください。
  • You need to prove your identity.
    本人であることを証明する必要があります。

前者は物を見せる具体的な行為、後者は複数の方法を含めた本人確認です。

provedとprovenの違い

prove の過去形は通常 proved です。過去分詞には provedproven の両方があります。

  • They proved the theory wrong.
    彼らはその理論が間違っていると証明しました。
  • The theory has been proved wrong.
    その理論は間違っていると証明されました。
  • a proven method
    実証済みの方法

proven は特にアメリカ英語や、名詞の前で「実証済みの」を表す形容詞的な用法でよく使われます。学習の最初は、過去形を proveda proven method をひとまとまりで覚えると安全です。

しゅみすけ(大山俊輔)

難しく感じたら、「証明する」は show that … is true、「〜だと判明する」は turn out to be … と言い換えれば十分伝わります。

簡単な英語で言い換えるなら

元の表現 簡単な言い換え
The data proved the idea correct. The data showed that the idea was correct.
The rumor proved to be false. The rumor turned out to be false.
She proved herself to be reliable. Her actions showed that we could trust her.
Can you prove it? Can you show that it is true?

短い会話で使い方を確認

A: Do we know whether this material is safe?
この素材が安全かどうか分かっているの?

B: Yes. Several tests have proved it to be safe.
はい。複数の試験で安全性が証明されています。


A: How was the new scheduling system?
新しいスケジュール管理システムはどうだった?

B: It proved to be much easier to use than the old one.
以前のものよりずっと使いやすいと分かったよ。

まとめ

prove A (to be) B は、「AがBであることを証明する」という意味です。

  • prove A (to be) B:証拠によってAがBだと示す
  • A proves (to be) B:結果としてAがBだと判明する
  • prove that + 文:〜という事実を証明する
  • prove oneself:自分の実力・価値を示す

to be の有無だけでなく、prove の前後に何があるかを確認するのがポイントです。まずは The evidence proved him innocent.He proved to be innocent. を比べて、誰・何が事実を示しているのかを捉えましょう。

ほかの表現も体系的に学びたい方は、英熟語・定型表現の総合ガイドもご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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