
「ホテルに宿泊しました」「友達の家に泊まりました」「3泊しました」。日本語ではどれも「宿泊する・泊まる」ですが、英語では後ろに続く言葉によって前置詞が変わります。
基本の動詞は stay。ホテルなどの施設なら stay at、人の家なら stay with、期間なら stay for が便利です。一晩泊まることを強調するなら spend the night も使えます。
Contents
「宿泊する」の英語は?まず結論
- stay at + 施設:ホテルなどに泊まる
- stay with + 人:人の家に泊めてもらう
- stay for + 期間:〜日・〜泊滞在する
- spend the night:一晩泊まる・夜を過ごす
「宿泊する」を難しい英単語に置き換える必要はありません。旅行者として自分が泊まるなら、まず stay を使えば大丈夫です。

stay at:ホテルなどの施設に宿泊する
ホテル、旅館、宿泊施設など、特定の施設名や地点を示すときは stay at が基本です。
I stayed at a hotel near the station.
駅の近くのホテルに泊まりました。
We’re staying at the Grand Hotel.
私たちはグランドホテルに宿泊しています。
Where are you staying?
どこに泊まっていますか?
最後の例のように、場所が会話ですでに分かっている場合は、後ろに何も置かず stay だけでも使えます。
stay with:友達や家族の家に泊まる
ホテルではなく、友達や家族の家に泊めてもらうときは stay with + 人 が自然です。「その人と一緒に滞在する」という組み立てです。
I stayed with a friend in London.
ロンドンでは友達の家に泊まりました。
She’s staying with her parents this week.
彼女は今週、両親の家に泊まっています。
Can I stay with you tonight?
今夜、あなたのところに泊めてもらえる?
家そのものを場所として言いたければ stay at my friend’s house とも言えます。人を中心にすれば with my friend、場所を中心にすれば at my friend’s house です。
stay for:宿泊する期間を表す
「3日間」「2週間」など、滞在の長さを言うときは stay for + 期間 を使います。
We stayed for three nights.
私たちは3泊しました。
How long are you staying?
どのくらい滞在しますか?
I’m staying for a week.
1週間滞在します。
日数を数えるとき、ホテルでは three days より three nights と泊数で答えることがよくあります。
spend the night:一晩泊まる・夜を過ごす
spend the night は、ある場所で一晩を過ごすことに焦点を当てた表現です。予定外に泊まる場面や、「その夜はそこに泊まった」と話すときにも合います。
We spent the night at a small inn.
私たちは小さな宿で一晩過ごしました。
It was too late, so I spent the night there.
遅すぎたので、そこで一晩泊まりました。
You can spend the night at my place.
うちに泊まっていっていいよ。
より会話的には stay overnight(一晩泊まる)も使えます。I stayed overnight at my sister’s house. なら「姉の家に一泊しました」です。
stay atとstay inの違い
ホテルには stay at a hotel が基本ですが、stay in a hotel も文法的に誤りではありません。視点が少し違います。
- stay at a hotel:宿泊先・地点としてホテルを示す
- stay in a hotel:ホテルという建物・環境の中で過ごすことを意識する
- stay in Tokyo:都市・地域に滞在する
- stay in my room:部屋の中にとどまる
We stayed at a hotel in Tokyo.
私たちは東京のホテルに泊まりました。
この一文なら、宿泊先のホテルには at、都市の東京には in が使われ、違いが一目で分かります。
accommodateは自分が「宿泊する」ではない
日本語の「宿泊施設」から accommodate を思い浮かべるかもしれませんが、自分がホテルに泊まる意味で I accommodated at a hotel. とは通常言いません。
accommodate は「人を収容する・宿泊させる・要望に対応する」という、受け入れる側の動詞です。
The hotel can accommodate 200 guests.
そのホテルは200人の宿泊客を収容できます。
旅行者側の「宿泊する」は stay、施設側の「宿泊させる」は accommodate と分けると理解しやすいです。
ホテルで使えるstayの会話例
宿泊先を伝える
A: Where are you staying in Osaka?
A:大阪ではどこに泊まるの? B:難波駅近くのホテルだよ。
B: I’m staying at a hotel near Namba Station.
宿泊日数を伝える
A: How long will you be staying?
A:何泊のご予定ですか? B:3泊します。
B: I’ll be staying for three nights.
友達の家に泊まる
A: Did you book a hotel?
A:ホテルを予約した? B:ううん、いとこの家に泊まるよ。
B: No, I’m staying with my cousin.
よくある間違い
間違い1:ホテルにstay toを使う
× I stayed to a hotel.
○ I stayed at a hotel.
go to a hotel の to は移動先を表しますが、stayはその場所に「とどまる」ため、宿泊地点には at を使います。
間違い2:友達の家にstay at my friendだけを使う
× I stayed at my friend.
○ I stayed with my friend.
○ I stayed at my friend’s house.
人なら with、家という場所なら at + house と覚えましょう。
間違い3:現在形だけで過去の宿泊を話す
昨日・先週の宿泊なら、stayを過去形の stayed にします。I stayed at a hotel last night. が自然です。
紹介した英語が出てこないときは?初心者向けの簡単な言い換え
stay withやspend the nightがすぐ出てこなくても、基本語で状況を分けて話せば十分伝わります。
- I was at a hotel last night.(昨夜はホテルにいました)
- I slept at my friend’s house.(友達の家で寝ました)
- I was there for three days.(そこに3日間いました)
- I didn’t go home last night.(昨夜は家に帰りませんでした)
- My hotel is near the station.(私のホテルは駅の近くです)
「宿泊する」にぴったりの一語を探して止まるより、be / sleep / hotel / house のような知っている語で事実を伝えましょう。そのあとで、同じ内容を stay に置き換える練習をすると定着します。
「宿泊する」の英語まとめ
- ホテルなどの施設に泊まる:stay at
- 友達・家族の家に泊まる:stay with
- 宿泊期間を示す:stay for
- 都市・国・部屋の中に滞在する:stay in
- 一晩泊まる:spend the night / stay overnight
まずは I stayed at a hotel. を基本形として覚えましょう。誰の家かを言うなら with、期間なら for に変えるだけで、宿泊の話をかなり広げられます。
予約・チェックイン・荷物・部屋のトラブルなど、実際のホテルで使う会話はホテル・宿泊で使う英語フレーズにまとめています。手続きの意味を詳しく確認したい方は、check inの意味と使い方、check outの意味と使い方もあわせてどうぞ。









