保護犬は英語で?rescue dog・shelter dog・adopt・fosterの違い

保護犬は英語で?保護施設で女性が保護犬と出会うイラスト

「保護犬は英語で何と言う?」「rescue dogshelter dog は同じ?」「犬を引き取る」は adopt でいいの?」と迷ったことはありませんか。

一般的な「保護犬」は英語で rescue dog と言います。ただし、現在保護施設にいる犬なら shelter dog、家族として迎えるなら adopt、里親が決まるまで一時的に預かるなら foster が自然です。

先に結論
rescue dog:保護された犬・保護犬
shelter dog:保護施設で暮らしている犬
adopt a dog:犬を家族として正式に迎える
foster a dog:犬を一時的に家庭で預かる

この記事では4語の違いに加え、保護施設、動物愛護団体、譲渡会、里親、一時預かり、迷い犬などの関連語と、自分の保護犬について話す英会話例文をまとめます。

保護犬は英語でrescue dog

rescue dog は、危険な環境、飼育放棄、迷子、災害などから救助・保護された犬を幅広く表す言葉です。すでに新しい家庭で幸せに暮らしている犬にも使えます。

  • She’s a rescue dog.
    この子は保護犬です。
  • We have two rescue dogs.
    保護犬を2匹飼っています。
  • He was rescued from a bad situation.
    この子は劣悪な環境から保護されました。
  • I’d like to adopt a rescue dog someday.
    いつか保護犬を迎えたいです。

rescue は名詞で「救助」、動詞で「救助する」。a rescued dog も「救助された犬」ですが、一般的な呼び名としては a rescue dog がよく使われます。

rescue dog・shelter dog・adopt・fosterの違い

rescue dog・shelter dog・adopt・fosterの意味と違い

英語 日本語 ポイント
rescue dog 保護犬 保護された経歴に焦点
shelter dog 保護施設にいる犬 現在いる場所に焦点
adopt 家族として迎える・引き取る 原則として恒久的
foster 一時的に預かる 新しい家庭が決まるまでの支援

同じ犬が、保護された時点では rescue dog、施設で待っている間は shelter dog、一時預かり家庭にいる間は foster dog、正式に迎えられた後は adopted dog と説明されることがあります。これらは犬種のように固定された分類ではなく、経歴・場所・関係のどこに焦点を当てるかの違いです。

rescue dogとshelter dogの違い

rescue dog|保護された経歴を表す

rescue dog は「どこから来た犬か」に焦点があります。現在は家庭で暮らしていても、生涯にわたってrescue dogと呼べます。

  • Momo is a rescue dog from Okinawa.
    モモは沖縄から来た保護犬です。
  • Rescue dogs can make wonderful family pets.
    保護犬はすばらしい家族の一員になります。

shelter dog|保護施設にいる犬を表す

shelter dog は、主に animal shelter(動物保護施設)で新しい家庭を待っている犬です。保護犬の中でも、現在の居場所に焦点を当てた言い方です。

  • Many shelter dogs are waiting for homes.
    多くの保護施設の犬が新しい家庭を待っています。
  • We met her at a local animal shelter.
    地域の動物保護施設でこの子に出会いました。

保護団体でケアされていても、必ず施設で暮らしているとは限りません。一時預かり家庭にいる場合は a dog in foster carea foster dog と表せます。

「保護犬を引き取る・迎える」は英語でadopt

adopt a dog は、犬を正式に家族として迎えることです。日本語の「里親になる」「引き取る」「譲り受ける」に近く、ペットショップなどで購入する buy と区別されます。

  • We adopted a rescue dog last year.
    昨年、保護犬を家族に迎えました。
  • She was adopted from a local shelter.
    この子は地域の保護施設から引き取られました。
  • Are you thinking about adopting a dog?
    犬を迎えることを考えていますか?
  • He’s available for adoption.
    この子は現在、里親を募集しています。

adoption は名詞で「養子縁組・動物の譲渡」。文脈が動物なら「里親になること」「譲渡」を表します。日本語で犬を「買う」と言わず「迎える」と表現する感覚には、adopt やより一般的な get が合います。

adoptとgetの違い

  • We adopted a dog.
    犬を保護施設などから正式に引き取りました。
  • We got a dog.
    犬を迎えました。(入手経路を限定しない)

保護犬であることを伝えたいならadopt、経緯を詳しく言う必要がなければgetが自然です。「子犬を迎えた」などの言い方は「子犬は英語で?puppy・pup・doggyの違い」でも紹介しています。

fosterは「里親」ではなく一時預かり

日本語の「里親」は、一時預かりを指す場合と、正式な飼い主を指す場合があります。英語ではこの2つを明確に分けます。

  • adoptive owner / adopter:正式に引き取った飼い主
  • foster carer / foster parent:一時預かりをする人
  • foster home:一時預かり家庭
  • foster dog:一時預かり中の犬
  • We’re fostering a dog right now.
    今、犬を一時的に預かっています。
  • She stayed with a foster family for two months.
    この子は2か月間、一時預かり家庭で暮らしました。
  • He’s looking for a forever home.
    この子はずっと暮らせる家庭を探しています。

forever home は、保護活動でよく使われる温かい表現で、「最期まで暮らせる正式な家庭」を意味します。一時預かりから正式に引き取ることは、カジュアルに foster fail と呼ばれることもあります。これは失敗という否定的な意味ではなく、「かわいくて手放せず、そのまま家族にした」という愛情のある表現です。

「保護する」はrescue・save・take inのどれ?

表現 意味
rescue 危険・困難な状況から救助する They rescued the dog.
save 命や安全を救う The treatment saved his life.
take in 家や施設へ受け入れて世話する We took in a stray dog.
  • A rescue group took him in.
    保護団体がこの子を受け入れました。
  • She was rescued from the streets.
    この子は路上から保護されました。
  • The vet saved the puppy’s life.
    獣医がその子犬の命を救いました。

protect は危険から「守る」ことで、すでに危険な状態から救い出すrescueとは異なります。

保護施設・保護団体・譲渡会の英語

日本語 英語
動物保護施設 animal shelter
犬の保護施設 dog shelter
保護団体 animal rescue organization / rescue group
譲渡会 adoption event
里親募集 up for adoption / available for adoption
譲渡申請 adoption application
譲渡費用 adoption fee
動物福祉 animal welfare
  • We met him at an adoption event.
    譲渡会でこの子に出会いました。
  • I volunteer at an animal shelter.
    動物保護施設でボランティアをしています。
  • You need to fill out an adoption application.
    譲渡申請書への記入が必要です。

迷い犬・野良犬・飼育放棄された犬の英語

日本語 英語 ニュアンス
迷い犬 lost dog 飼い主とはぐれた犬
野良犬 stray dog 飼い主なしで路上にいる犬
野生化した犬 feral dog 人との接触を避けて野生化した犬
飼育放棄された犬 abandoned dog 人に捨てられた犬
虐待を受けた犬 abused dog 虐待された犬

straylost は必ずしも同じではありません。首輪をした犬を見つけ、飼い主が探している可能性があるなら、まず a lost dog と考えるほうが適切です。

保護犬について自分の言葉で話す例文

出会いと迎えた経緯

  • We found her through a local rescue group.
    地域の保護団体を通じてこの子を知りました。
  • We met him at an animal shelter.
    動物保護施設でこの子に出会いました。
  • We adopted her when she was three years old.
    この子が3歳のときに引き取りました。
  • She has been with us for five years.
    この子が家に来て5年になります。

性格や変化を伝える

  • He was shy at first, but now he’s very affectionate.
    最初は怖がりでしたが、今はとても甘えん坊です。
  • It took her a while to trust people.
    人を信頼するまで少し時間がかかりました。
  • He’s become much more confident.
    ずいぶん自信がつきました。
  • She’s gentle and gets along well with other dogs.
    穏やかで、ほかの犬とも仲良くできます。

犬の性格表現は「ワンコの性格、英語でどう言う?」に、人懐っこい・怖がり・甘えん坊などをまとめています。

保護犬の写真を見せながら話す英会話

A: Is that your dog?
その子、あなたの犬ですか?
B: Yes. Her name is Hana. She’s a rescue dog.
はい。Hanaといいます。保護犬なんです。
A: How did you meet her?
どうやって出会ったんですか?
B: We met her at a local shelter and adopted her two years ago.
地域の保護施設で出会い、2年前に迎えました。
A: She looks so happy!
とても幸せそうですね!
B: Thank you. She was shy at first, but now she loves meeting people.
ありがとう。最初は怖がりでしたが、今は人に会うのが大好きです。

写真を見せながら名前・性格・思い出を話すフレーズは「ペット自慢を英語で」にもまとめています。

保護犬を紹介する30秒テンプレート

I have a rescue dog named [名前]. We adopted him / her from [施設・団体] [時期]. He / She was [当初の様子] at first, but now he / she is [現在の性格]. He / She loves [好きなこと]. We’re so happy to have him / her in our family.

例:

I have a rescue dog named Hana. We adopted her from a local animal shelter two years ago. She was very shy at first, but now she’s friendly and affectionate. She loves long walks and sleeping on the sofa. We’re so happy to have her in our family.

Hanaという保護犬を飼っています。2年前、地域の動物保護施設から迎えました。最初はとても怖がりでしたが、今は人懐っこくて甘えん坊です。長い散歩とソファで寝ることが大好きです。家族になってくれて本当にうれしいです。

保護犬の英語に関するFAQ

rescue dogは「救助犬」という意味にもなりませんか?

文脈により注意が必要です。一般に rescue dog は保護犬を指しますが、人命捜索をする救助犬は search-and-rescue dog、略して SAR dog と言うと明確です。

保健所は英語で何と言いますか?

日本の制度をそのまま一語にするのは難しく、文脈に応じて public animal sheltermunicipal animal shelteranimal control center などと説明します。自治体の施設ならmunicipalを使うと伝わりやすいでしょう。

里親をadoptive parentと言ってもいいですか?

人の養子縁組なら adoptive parent ですが、犬や猫の場合は日常会話で単に owneradopter、または pet parent と言うのが自然です。一時預かりなら foster carer / foster parent です。

保護犬を「かわいそうな犬」と表現すべきですか?

英語でも過去を必要以上に強調せず、現在の性格や暮らしを話すことができます。She’s a happy, affectionate rescue dog. のように、保護犬という事実と今の魅力を一緒に伝えると自然です。

まとめ|保護犬はrescue dog、家族として迎えるならadopt

  • 保護犬:rescue dog
  • 保護施設にいる犬:shelter dog
  • 保護犬を正式に迎える:adopt a rescue dog
  • 一時的に預かる:foster a dog
  • 動物保護施設:animal shelter
  • 保護団体:animal rescue organization / rescue group
  • ずっと暮らせる家庭:forever home

犬全般の英語・犬種・鳴き声は「犬は英語で?dog・puppy・houndの違い」、ペットの自己紹介全体は親記事「ペットは英語で?犬・猫の性格や日常を話すフレーズ」で確認できます。

大切な家族との物語を、英語で話してみよう

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