
『ミッドサマー』『若草物語』『ブラック・ウィドウ』『オッペンハイマー』『デューン 砂の惑星 PART2』など、作品ごとにまったく違う顔を見せる英国俳優フローレンス・ピュー(Florence Pugh)。大胆な衣装や率直な発言でも知られていますが、その言葉の芯にあるのは、単なる反骨心ではありません。
自分の身体を他人の評価に預けないこと。女性の声に意味を持たせること。学び続けること。そして、成功に保証などないと知りながら仕事へ向かうこと。この記事では、本人インタビューで確認できる英語の名言を7つ選び、自然な日本語訳・背景・英語表現とともに紹介します。
Contents
フローレンス・ピューはどんな人?
フローレンス・ピューは1996年、イギリス・オックスフォード生まれ。演劇学校で専門教育を受けた経歴ではなく、10代で受けたオーディションをきっかけに映画界へ入りました。『若草物語』ではエイミー役でアカデミー賞助演女優賞にノミネート。インディペンデント映画から大作まで行き来しながら、型にはまらないキャリアを築いています。
しゅみすけのひとこと:彼女の英語は、難しい単語で自分を大きく見せるより、短く強い言葉で本音を置くタイプです。全部を暗記せず、「これは自分も使いたい」と思う一文を一つ選んでみてください。
フローレンス・ピューの英語の名言7選
1.女性が話すなら、そこには言うべきことがある
When a woman speaks, she’s going to have something to say.
Florence Pugh
日本語訳:女性が話すとき、そこにはきっと言うべきことがあります。
女性監督の作品が増え、女性キャラクターに「話す理由」が与えられるようになったことを語った言葉です。have something to say は「何か言いたいことがある」だけでなく、「伝える価値のある意見を持っている」という響きでも使えます。
やさしい言い換え: Her voice matters.(彼女の声には意味があります)
2.学ぶことが、いちばん好きだった
Learning from them was my favorite part.
Florence Pugh
日本語訳:彼らから学ぶことが、いちばん好きな時間でした。
『ブラック・ウィドウ』のスタントチームについての発言です。自分の代役がいても、動きを理解するため現場へ足を運んだという背景があります。My favorite part was … は、旅行・仕事・レッスンの感想にも使いやすい型です。
3.私は昔から、とても声の大きい性格だった
I’ve always been a very loud personality.
Florence Pugh
日本語訳:私は昔から、とても存在感の強い、はっきりした性格でした。
ここでの loud は声量だけではなく、「目立つ・自己表現がはっきりしている」という意味。控えめでない自分を欠点として隠すのではなく、そのまま認めた一文です。I’ve always been … は「昔からずっと〜です」と自分を語る基本表現です。

4.私たちは人間であり、身体を持っている
We are human, we are bodies.
Florence Pugh
日本語訳:私たちは人間です。私たちは身体を持つ存在です。
運動すれば汗をかき、ストレスがあれば肌も変わる。完璧に加工された姿だけが人間ではない、という自己受容の文脈で語られました。英語としては非常に簡単ですが、human を「完璧ではない、生身の人間」という意味で使う感覚が学べます。
5.この業界へ入る方法は、どれも偶然のようなもの
Every single version of getting into this industry is a fluke.
Florence Pugh
日本語訳:この業界へ入る道筋は、どんな形であっても偶然のようなものです。
fluke は「まぐれ・偶然の幸運」。成功者が後からすべてを必然だったように語るのではなく、自分のキャリアにも偶然があったと認めています。だからこそ、他人の成功ルートをそのまま再現しなくてもよいと読める言葉です。
6.保証は、どんな意味でも存在しない
There are no guarantees—in any way.
Florence Pugh
日本語訳:どんな意味でも、保証などありません。
There are no guarantees. は、仕事・挑戦・人生について現実的に語るときに使える短い表現です。保証がないから諦めるのではなく、保証がないまま進む。それが彼女のキャリア観につながっています。
初心者向けの言い換え: Nothing is certain.(確実なものはありません)
7.私は自分の小さな胸に心地よさを感じていた
I was comfortable with my small breasts.
Florence Pugh
日本語訳:私は自分の小さな胸を、そのまま心地よく受け入れていました。
透けるドレスを着た際に浴びた身体批判について語った言葉です。重要なのは身体の特徴ではなく、be comfortable with … という表現。「〜を自然に受け入れている」「〜に抵抗がない」という意味で、自分の年齢、選択、考え方についても使えます。
名言から覚えたい英語表現
- have something to say:伝えたいこと・意見がある
- learn from someone:人から学ぶ
- a loud personality:存在感の強い、はっきりした性格
- be comfortable with …:〜を自然に受け入れている
- a fluke:偶然の幸運、まぐれ
- There are no guarantees.:保証はない
しゅみすけのひとこと:「自信がついてから話す」のではなく、まず自分の声を小さく扱わない。英会話でも同じです。完璧な文を待たず、短くても自分の言葉を置くことから会話が始まります。
まとめ|自分の身体も声も、他人の採点に預けない
フローレンス・ピューの言葉は、ただ「自分らしく」と励ますだけではありません。女性が話す理由を持つこと、現場で学ぶこと、成功に保証がないと認めること、自分の身体を自分で受け入れること。どれも現実に足をつけた強さです。
出演作の英語も楽しみたい方は、『若草物語』の感動シーンで学ぶ英語もあわせてどうぞ。人物の言葉をさらに読みたい方は、俳優・映画監督の英語の名言集、女性の生き方の英語の名言集、英語の名言集もおすすめです。
出典
- Vogue: From Little Women to Marvel Superhero, Meet a New Kind of Breakout Star
- Vogue: Florence Pugh’s Radical Self-Acceptance
- Harper’s Bazaar: Florence Pugh Is Just Being Honest
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