argue outの意味は?「とことん議論して解決する」の使い方とtalk it outとの違い

argue outの意味・使い方・似た表現との違いを解説するアイキャッチ画像

argue outは、意見が食い違う問題を「十分に議論して、結論や解決にたどり着く」という意味の句動詞です。単に口論するのではなく、避けずに最後まで話すところがポイントです。

この記事では、argue something outの意味、outが加えるニュアンス、自然な語順、例文、talk it out・work it outとの違いまで分かりやすく解説します。

argue outの基本的な意味

argue something outは「ある問題について徹底的に議論し、解決・合意・結論を目指す」という意味です。

  • argue:異なる意見を主張し合う、議論する
  • out:最後まで、すっかり、決着がつくところまで

つまり、argue outは「言い争う」だけで終わらず、論点を出し切って先へ進もうとする表現です。

We need to argue this out before we make a decision.
決定する前に、この件をきちんと議論する必要があります。

しゅみすけ(大山俊輔)

argueと聞くと「けんか」を想像しやすいですが、argue outでは「意見の違いを最後まで話して整理する」というゴールまで含まれます。

outは「外へ」ではなく「最後まで」の感覚

ここでのoutは、物理的な「外へ」ではありません。考えや不満、論点を全部表に出し、問題が残らないところまで進める感覚です。

たとえば、write outには「省略せず書き出す」、hear someone outには「人の話を最後まで聞く」という使い方があります。argue outのoutにも同じように、途中でやめず最後までというイメージがあります。

argue something outが問題を議論して解決や合意へ進む流れを示すイラスト

語順はargue something outが基本

argue outは目的語を取る句動詞です。名詞は2つの位置に置けます。

  • argue the problem out
  • argue out the problem

ただし、目的語がit・this・thatなどの代名詞なら、通常は動詞とoutの間に置きます。

  • argue it out
  • × argue out it

実際の会話では、すでに話題が分かっているときのargue it outがよく使われます。

argue outの自然な例文

仕事で意見の違いを詰める

Let’s argue it out now instead of delaying the project.
プロジェクトを遅らせるより、今この場で話し合って決着をつけましょう。

The two teams argued out the details of the new schedule.
2つのチームは新しい日程の詳細を十分に議論して詰めました。

恋愛・人間関係で問題を避けずに話す

We argued it out and finally understood each other.
私たちはとことん話し合い、ようやくお互いを理解しました。

They stayed up late arguing out their differences.
彼らは夜遅くまで、意見の違いについて話し合っていました。

家庭や友人同士で決める

We can argue out who does what after dinner.
誰が何をするかは、夕食後に話し合って決めればいいよ。

Don’t walk away. Let’s argue this out calmly.
立ち去らないで。落ち着いてこの問題を最後まで話し合おう。

argue aboutとの違い

argue aboutは「〜について口論する・議論する」で、議論の話題を示します。解決したかどうかは分かりません。

  • We argued about money.
    私たちはお金のことで口論しました。
  • We argued the money issue out.
    私たちはお金の問題を徹底的に話し合って決着をつけました。

argue aboutは「何について」、argue outは「最後まで議論してどうにかする」に焦点があります。「口論する」の基本的な言い分けは、argue・have an argument・fightの違いでも確認できます。

talk it out・work it outとの違い

talk it out:感情も含めて話し合う

talk it outは、問題や気持ちを話してわだかまりを解く、より会話的で穏やかな表現です。恋人、家族、友人との問題ではargue it outより使いやすいことが多いです。

Let’s talk it out before we go to bed.
寝る前に、ちゃんと話し合おう。

work it out:方法を見つけて解決する

work it outは、話し合いに限らず、考えたり工夫したりして解決することです。

We’ll work it out somehow.
何とか解決するよ。

「話し合う」の幅広い言い分けは、discuss・talk about・talk things overの違いも参考になります。また、解決そのものに焦点を当てる場合は、solve・fix・resolve・work outの違いが役立ちます。

日本人が間違えやすいポイント

argue outを「外で口論する」と考えない

outは場所ではなく「最後まで」の意味です。「外で口論する」ならargue outsideなど、場所を明示します。

穏やかな話し合いには無理に使わない

argueには意見の対立を主張し合う響きがあります。冷静な相談や気持ちの共有なら、discuss it、talk it over、talk it outのほうが自然なことがあります。

人を目的語にしない

argue outの目的語は、problem・issue・difference・detailsなど「議論する内容」です。人と議論する場合はargue with someoneを使います。

しゅみすけ(大山俊輔)

代名詞ならargue it out。この語順をひとかたまりで覚えると、会話でも迷いにくくなります。

すぐ出てこないときの簡単な言い換え

argue outを思い出せなければ、難しい句動詞を無理に使う必要はありません。次の基本表現で十分通じます。

  • Let’s discuss this until we find a solution.
    解決策が見つかるまで、これを話し合おう。
  • We need to talk about this and decide.
    これについて話して決める必要があります。
  • Let’s solve this problem together.
    この問題を一緒に解決しよう。

まとめ

  • argue outは「問題を十分に議論して、解決・合意・結論を目指す」
  • outは「外へ」ではなく「最後まで」の感覚
  • 代名詞はargue it outの語順
  • argue aboutは議論の話題、argue outは議論を最後まで進めることに焦点
  • 穏やかな人間関係の話し合いにはtalk it out、広い意味の解決にはwork it outも使える

ほかの句動詞や定型表現も学びたい方は、英熟語・定型表現のまとめもあわせてご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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