
「口論する」は英語で、動詞なら argue、名詞を使うなら have an argument が自然です。もっと強いけんかなら fight も使えます。
この記事では、それぞれの違いと自然な例文を紹介します。ただし、目的は表現を一つ覚えることだけではありません。会話中に argue が出てこなくても、すでに知っている簡単な英語で何が起きたかを伝える方法まで一緒に考えてみましょう。
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「口論する」は英語でargueが基本
argue は、意見がぶつかって言い合うことを表す代表的な動詞です。
I argued with my coworker.
同僚と口論しました。
We argued about money.
私たちはお金のことで言い争いました。
よく使う形は次の2つです。
- argue with 人:人と口論する
- argue about / over 物事:物事について口論する
I argued with my sister about our trip.
旅行のことで姉(妹)と口論しました。
「誰と」と「何について」を両方入れるなら、argue with 人 about 物事 の順にすると分かりやすいです。
argueの発音
argue の発音記号は、アメリカ英語で /ˈɑːrɡjuː/ です。カタカナでは「アーギュー」に近く、最初の AR を強く読みます。
最後は「グエ」ではなく、gyoo(ギュー) のようにつなげるのがポイントです。
なぜargueで「口論する」になるの?
argue の中心にあるのは、単に大声を出すことではなく、自分の意見や理由を述べることです。
そのため、argueには大きく分けて次の2つの使い方があります。
- 人と意見をぶつけて「口論する」
- 理由を挙げて「主張する」
She argued that the plan was too expensive.
彼女は、その計画は費用がかかりすぎると主張しました。
つまり、argueを見たら必ず「けんか」と訳すのではなく、意見や理由を強く述べているという共通イメージから考えると理解しやすくなります。
しゅみすけ(大山俊輔)
have an argumentは「口論をする」
argument は「口論・言い争い」という名詞です。そこで、have an argument とすると「口論をする」「言い争いになる」という意味になります。
We had an argument last night.
私たちは昨夜、口論しました。
I had an argument with my friend.
友達と口論しました。
argue は口論する動作に焦点があり、have an argument は「口論という出来事があった」と振り返る感覚です。英語日記では We had an argument. がそのまま使いやすいでしょう。
argue・fight・discussの違い
| 表現 | 中心的な意味 | 場面 |
|---|---|---|
| argue | 意見がぶつかって言い合う | 口論・反論・強い主張 |
| have an argument | 口論という出来事がある | 起きたことを振り返る |
| fight | 強く争う・けんかする | 激しい言い争いから身体的な争いまで |
| discuss | 意見を出し合って検討する | 解決を目指す話し合い |
We argued about the problem.
私たちはその問題について言い争いました。
We discussed the problem.
私たちはその問題について話し合いました。
日本語ではどちらも「話した」と言えますが、argue には対立があり、discuss は必ずしも対立を含みません。
fight はargueより広く、激しい言い争いにも身体的なけんかにも使えます。状況を誤解されたくないなら、言葉だけの口論には argue や have an argument を選ぶと安全です。
日本語の「口論する」と英語のズレ
日本語では「口論する」「言い争う」「けんかする」を近い感覚で使うことがあります。しかし英語では、何が起きたかによって表現が変わります。
- 意見が対立した:argue
- 口論という出来事があった:have an argument
- かなり激しくけんかした:fight
- 解決のために話し合った:discuss / talk things over
特に We fought. は、文脈によっては身体的なけんかにも聞こえます。「話し合いが少し険悪になった」程度なら、argueの方が意図を伝えやすいことがあります。
独り言・英語日記で使える例文
I argued with my boss today.
今日は上司と口論しました。
We had an argument over something small.
私たちはささいなことで口論しました。
I didn’t want to argue with her.
彼女と言い争いたくはありませんでした。
We argued, but we talked again later.
私たちは口論しましたが、あとでもう一度話しました。
I got angry and said too much.
腹が立って、言いすぎました。
We didn’t agree, but we understood each other in the end.
意見は一致しませんでしたが、最後にはお互いを理解できました。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
argue や have an argument が出てこなければ、「口論する」に対応する別の難しい単語を探す必要はありません。実際に何が起きたかを、順番に分解します。
何があった?
↓
自分は何をした?
↓
相手は何をした?
すると、基本語だけで次のように言えます。
We had a problem.
私たちには問題がありました。
I said what I thought.
私は自分が思ったことを言いました。
He said what he thought.
彼も自分が思ったことを言いました。

もっと短くするなら、次のようにも説明できます。
We were angry. We said many things to each other.
私たちは怒っていて、お互いにいろいろなことを言いました。
これはargueの辞書的な言い換えではありません。それでも、聞き手には「二人の間に問題があり、互いに意見を言った」という出来事が伝わります。
しゅみすけ(大山俊輔)
口論したあとに使える表現
人間関係では、口論そのものだけでなく、そのあとに何をするかも大切です。
- 「話し合う」は英語で?discuss・talk things overの違い
- 「誤解する」は英語で?misunderstandと簡単な言い換え
- 「本音を言う」は英語で?speak one’s mind・open upの違い
- 「愚痴をこぼす」は英語で?complain・ventの違い
基本単語を使って英語を組み立てる感覚をさらに身につけたい方は、be:RIZEの中学英単語だけで英会話はできる?も参考にしてください。
まとめ
「口論する」は、動詞なら argue、出来事として言うなら have an argument が自然です。激しいけんかには fight、解決へ向けた話し合いには discuss が合います。
そして表現を忘れたら、We had a problem. I said what I thought. のように、実際に起きたことへ分解すれば大丈夫です。自然な表現は覚えつつ、それが出てこなくても英語を止めない。この両方を少しずつ身につけていきましょう。









