
be particular about は、「〜について好みや基準がはっきりしている」「〜にこだわりがある」という意味です。食べ物、服、道具、仕事の品質など、本人が細部まで気にして選ぶものについて使います。
日本語では「こだわる」「うるさい」「選り好みする」などと訳せますが、必ずしも悪い意味ではありません。丁寧に選ぶ姿勢を中立的・肯定的に表すこともあれば、文脈によっては「細かい」「注文が多い」という含みも出ます。この記事では、語順と自然な例文、picky about・fussy about との違いまで整理します。
Contents
be particular aboutの意味を最初に確認
基本の形は 主語 + be particular about + 名詞 です。
- She is particular about coffee.
彼女はコーヒーにこだわりがあります。 - He’s very particular about his clothes.
彼は服装の好みにかなりうるさいです。 - We’re particular about the ingredients we use.
私たちは使用する材料にこだわっています。
particular には「特定の」「特別な」という意味があります。be particular about では、「何でもよいのではなく、特定の基準や好みがある」という感覚につながります。
しゅみすけ(大山俊輔)
ネイティブが感じるニュアンス
be particular about の中心にあるのは、単なる好き嫌いよりも自分なりの基準を持ち、細部を気にするというニュアンスです。
たとえば She’s particular about coffee. と言えば、彼女がコーヒーを好きだというだけではありません。豆の種類、焙煎、淹れ方などに基準があり、何でも同じとは考えていないことを示します。
この表現自体は比較的中立です。品質を大切にする人への評価にも使えますが、too particular や話し方によっては「細かすぎる」「面倒なほどこだわる」という批判的な響きになります。
- Our chef is particular about freshness.
うちのシェフは鮮度にこだわっています。 - Don’t be so particular about every little detail.
細かいこと一つひとつに、そこまでこだわらないで。
語順とよく使う形
be particular about + 名詞
最も基本的な形です。食べ物、服、時間、清潔さ、品質などがよく続きます。
- My father is particular about punctuality.
父は時間厳守に厳しいです。 - She’s particular about the way her desk is organized.
彼女は机の整理の仕方にこだわりがあります。
be particular about + 動名詞
行動ややり方を表す場合、aboutの後ろには動名詞を置けます。
He’s particular about keeping his shoes clean.
彼は靴をきれいに保つことにこだわっています。
They’re particular about choosing local ingredients.
彼らは地元の材料を選ぶことにこだわっています。
be particular about what / how …
「何を選ぶか」「どのようにするか」を具体的に述べる形も自然です。
- I’m particular about what I eat before a race.
私は試合前に何を食べるかに気をつけています。 - She’s particular about how her name is spelled.
彼女は自分の名前のつづり方にとてもこだわります。
not particular about …
not particular about は、「〜には特にこだわらない」「何でも構わない」という意味です。
I’m not particular about where we sit.
どこに座るかは特にこだわりません。
I’m not particular. だけでも、選択肢を示された場面では「私はどれでもいいですよ」と伝えられます。
日常会話・仕事で使える自然な例文
- I’m particular about the kind of shoes I wear.
私は履く靴の種類にこだわりがあります。 - Are you particular about your coffee?
コーヒーにはこだわりがありますか。 - My son is particular about how his food is prepared.
息子は食事の調理方法にこだわりがあります。 - She’s not particular about brands.
彼女はブランドには特にこだわりません。 - Our clients are particular about accuracy.
私たちの顧客は正確さを重視します。 - He’s very particular about the wording of emails.
彼はメールの言葉遣いにとても細かいです。 - You can choose the restaurant. I’m not particular.
お店は選んでいいよ。私はどこでも大丈夫。

picky about・fussy aboutとの違い
be particular about
be particular about は、自分なりの基準や好みがあり、細部まで気にすることを比較的中立に表します。品質へのこだわりを肯定的に言うこともできます。
She’s particular about the quality of the fabric.
彼女は生地の品質にこだわっています。
be picky about
be picky about は、「選り好みする」「なかなか満足しない」という口語的な表現です。particular より批判的に聞こえやすいものの、親しい会話では軽い調子でも使われます。
He’s picky about vegetables.
彼は野菜を選り好みします。
特に a picky eater は「食べ物の好き嫌いが多い人・偏食する人」という定番表現です。
be fussy about
be fussy about は、細かい点を気にして、満足させにくい・気難しいという響きが強めです。イギリス英語では、食べ物などの好みが細かい意味でもよく使われます。
She’s fussy about how the table is set.
彼女はテーブルの整え方に細かいです。
大まかな目安は次の通りです。
- particular:基準・こだわりがある。中立にも肯定的にも使える
- picky:選り好みする。口語的でやや否定的
- fussy:細かくて満足しにくい。気難しさを感じさせやすい
be particular aboutとcare aboutの違い
care about は「〜を大切に思う・気にかける」という広い表現です。be particular about は、その対象に具体的な基準や好みがあることを示します。
- I care about quality.
私は品質を大切にしています。 - I’m particular about the quality of the paper.
私は紙の品質に細かなこだわりがあります。
大切だと思っていても、細かい基準を持っているとは限りません。この点が両者の違いです。
日本人が間違えやすいポイント
personを直接続けない
× She is particular coffee. とは言いません。こだわる対象の前には about が必要です。
○ She is particular about coffee.
particularをalways「特定の」と訳さない
a particular restaurant なら「ある特定のレストラン」ですが、be particular about restaurants なら「レストラン選びにこだわりがある」です。同じ単語でも、形によって意味が変わります。
相手に使うときは調子に注意する
You’re very particular. は、声の調子によって「こだわりがありますね」にも「細かい人ですね」にも聞こえます。肯定的に伝えたいなら、何を評価しているのか補うと安全です。
I like how particular you are about quality.
品質へのあなたのこだわりは、いいと思います。
しゅみすけ(大山俊輔)
表現が出てこないときの簡単な言い換え
be particular about がすぐに出てこなくても、基本語で基準や好みを説明できます。
- I care a lot about quality.
私は品質をとても大切にしています。 - I only choose fresh ingredients.
私は新鮮な材料だけを選びます。 - She knows exactly what she likes.
彼女は自分の好みをはっきり分かっています。 - He pays attention to every detail.
彼は細部まで気を配ります。 - Any restaurant is fine with me.
私はどのレストランでも構いません。
「こだわる」を一語に変換しようとせず、何を選ぶのか・何を大切にしているのかを短い文で伝えれば、会話では十分に通じます。
まとめ
be particular about + 名詞・動名詞 は、「〜について好みや基準がはっきりしている」「〜にこだわりがある」という表現です。
- 中心は「自分なりの基準があり、細部を気にする」感覚
- 中立・肯定的にも、やや批判的にも使われる
- not particular about は「特にこだわらない」
- picky は選り好み、fussy は気難しさが強め
- 出てこなければ I care about … や具体的な選び方で言い換えられる
when it comes toの意味・使い方も、「〜のこととなると」と得意分野やこだわりを話すときに役立ちます。
ほかの重要表現は、英熟語・定型表現の一覧から確認できます。









