
「だんだん暖かくなってきた」「午後には暖かくなる」「部屋が暖かくなった」は、英語でどう言えばよいでしょうか。
天気や気温が前より暖かくなるなら get warmer が基本です。部屋・食べ物・体などが暖まっていく過程なら warm up、暖かい状態になるなら get warm も使えます。
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「暖かくなる」は英語で?まずはget warmer
get warmer は「前より暖かくなる」という意味です。春先の天気や、朝から昼への気温変化など、比較を含む場面に自然です。
It’s getting warmer.
だんだん暖かくなってきました。
It will get warmer this afternoon.
今日の午後は暖かくなるでしょう。
The weather is finally getting warmer.
ようやく暖かくなってきました。
天候について話すときは、主語に形式上の it を置く It’s getting warmer. が会話で非常によく使われます。
しゅみすけ(大山俊輔)
get warmer・warm up・get warmの違い

| 表現 | 中心の感覚 | よく使う場面 |
|---|---|---|
| get warmer | 前より暖かくなる | 天気、気温、部屋、物 |
| warm up | 冷えたものが徐々に暖まる | 部屋、空気、食べ物、体、機械 |
| get warm | 暖かい状態になる | 体、手、飲み物、場所 |
warm upは「冷えた状態から暖まる」
warm up は、部屋や空気、食べ物、体などが時間をかけて暖まる過程を表します。
The room is starting to warm up.
部屋が暖まり始めています。
It usually warms up by noon.
たいてい昼までには暖かくなります。
The soup is warming up on the stove.
スープがコンロで温まっています。
I walked around to warm up.
体を温めるために歩き回りました。
運動前の「ウォームアップする」も同じ表現です。冷えた体が動ける状態へ温まるイメージから来ています。
get warmは「暖かい状態になる」
get warm は、比較よりも「暖かい状態に到達する」ことに焦点があります。
Come inside and get warm.
中に入って暖まってください。
My hands are finally getting warm.
手がようやく温かくなってきました。
The milk gets warm quickly.
牛乳はすぐに温かくなります。
get warmer は「今より暖かく」、get warm は「暖かい状態へ」と覚えると違いが分かりやすくなります。
become warmerは使える?
become warmer も文法的に正しく、客観的な説明や文章に合います。ただし、日常会話では get warmer のほうが自然です。
As spring approaches, the days become warmer.
春が近づくにつれて、日中は暖かくなります。
The ocean is becoming warmer.
海が温暖化しています。
気候や長期的変化の説明では become warmer、今日の天気について話すなら get warmer と考えるとよいでしょう。
日本語の「暖かい」と「温かい」は英語ではどちらもwarm
日本語では、気候や空気に「暖かい」、物や食べ物に「温かい」を使い分けます。英語では、どちらも基本的に warm で表せます。
- warm weather:暖かい天気
- a warm room:暖かい部屋
- warm soup:温かいスープ
- warm hands:温かい手
日本語の漢字の違いに合わせて英単語を変える必要はありません。
人の態度や関係が「暖かくなる」場合
人が相手に少しずつ好意を持つなら warm to someone、関係が友好的になるなら become friendlier と表せます。
She gradually warmed to the idea.
彼女はその考えを徐々に受け入れるようになりました。
He warmed to his new coworkers.
彼は新しい同僚たちに少しずつ心を開きました。
The relationship between the two teams became friendlier.
2つのチームの関係は以前より友好的になりました。
この用法は温度ではなく、「心の距離が近づく」という比喩です。
場面別の自然な例文
天気・季節
It’s getting warmer day by day.
日に日に暖かくなっています。
It should warm up next week.
来週は暖かくなるはずです。
It gets warmer much earlier here.
ここではずっと早く暖かくなります。
家・部屋
The bedroom warmed up after I turned on the heater.
暖房をつけると、寝室が暖かくなりました。
It’s getting warmer in here.
この部屋は暖かくなってきました。
体・食べ物
I’m starting to get warm now.
体が暖かくなってきました。
Wait until the sauce gets warm.
ソースが温かくなるまで待ってください。
日本人が間違えやすいポイント
warmとhotを混同しない
warm は心地よい程度の暖かさ、hot は暑い・熱い状態です。
It’s getting warm.
暖かくなってきました。
It’s getting hot.
暑くなってきました。
春の穏やかな気温に hot を使うと、汗ばむほど暑くなってきた印象になります。
「前より暖かい」なら比較級warmer
温度が上がっている変化を強調するなら warmer が自然です。
△ It’s getting warm.:暖かい状態になってきた
○ It’s getting warmer.:前より暖かくなってきた
どちらも正しいものの、季節の変化には warmer がよく合います。
warm upは自動詞にも他動詞にもなる
The room warmed up. なら「部屋が暖まった」、I warmed up the room. なら「私が部屋を暖めた」です。
Warm up the soup, please.
スープを温めてください。
この英語を知らなかったら?知っている英語でなんとかする
get warmer や warm up が出てこなくても、温度が上がったことや、上着が不要になったことを基本語で説明できます。
It isn’t as cold as before.
前ほど寒くありません。
The temperature is going up.
気温が上がっています。
I don’t need my coat now.
今はコートが要りません。
The sun feels nice today.
今日は日差しが心地よいです。
しゅみすけ(大山俊輔)
関連する英語表現
寒い日と暖かい日が交互に来る春先の表現は、「三寒四温」は英語で?cold and warm weather alternatesの意味と例文で解説しています。
一日の中や季節の「寒暖差」を伝えるなら、「寒暖差」は英語で?temperature difference・temperature swingsの違いも参考になります。
春に関する基本語やフレーズは、春は英語で?springを使ったフレーズ・春の表現集で確認できます。
まとめ
- 天気や気温が前より暖かくなる:get warmer
- 部屋・食べ物・体などが徐々に暖まる:warm up
- 暖かい状態になる:get warm
- 客観的・長期的な変化:become warmer
- 前ほど寒くないと簡単に言う:It isn’t as cold as before.
まずは季節の変化に使える It’s getting warmer. を覚えましょう。何が暖まるのか、比較を伝えたいのかによって warm up や get warm を選ぶと自然です。








