
be short of は、「必要な量に届かず、〜が不足している」という意味です。お金、時間、人手、材料など、目標や必要量に対して足りないものを伝えるときに使います。
よく似た run short of は「だんだん残りが少なくなる」、run out of は「完全になくなる」です。この記事では、現在の不足状態を表す be short of の語順と自然な例文、これらの違いを整理します。
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be short ofの意味を最初に確認
基本形は 主語 + be short of + 不足しているもの です。
- We’re short of time.
私たちは時間が足りません。 - The team is short of staff.
そのチームは人手不足です。 - I’m a little short of cash right now.
今、少し現金が足りません。
short の中心には「必要な地点まで届かない」という感覚があります。身長や長さが短いという意味だけでなく、必要量より少ない状態にも使われます。of の後ろに、足りないものを置きます。
しゅみすけ(大山俊輔)
ネイティブが感じるニュアンス
be short of は、「まったくない」ではなく、ある程度はあるものの必要量には足りないという状態を表すのが基本です。
We’re short of chairs. なら、椅子がゼロとは限りません。参加者全員に行き渡るだけの椅子がないという意味です。一方、We have no chairs. なら「椅子が一脚もない」と明確に伝えます。
不足を事務的・客観的に述べるため、仕事の進捗、在庫、予算、人員などの場面でよく使われます。a little short of とすれば「少し不足」、seriously short of なら「深刻に不足」です。
語順とよく使う形
be short of + 名詞
- We are short of storage space.
収納スペースが不足しています。 - The hospital is short of nurses.
その病院は看護師が不足しています。 - I’m short of ideas today.
今日はアイデアが浮かびません。
be short by + 数量
「必要量まであといくら足りない」と具体的な差を言う場合は、be short by + 数量 や、より口語的に be + 数量 + short を使えます。
- We’re short by ten chairs.
椅子が10脚足りません。 - We’re $50 short.
50ドル足りません。 - The report is 200 words short.
そのレポートは規定より200語足りません。
be short on + 名詞
be short on も「〜が不足している」という意味で使われます。特に、時間・経験・詳細など、資質や内容が十分でないことを少し口語的に述べる場面で見られます。
The proposal is short on details.
その提案は詳細が不足しています。
We’re short on time.
時間が足りません。
short of と重なる場面も多いですが、まずは幅広く使える be short of を基本形として覚えるとよいでしょう。
日常会話・仕事で使える自然な例文
- We’re short of milk. Can you buy some?
牛乳が足りないんだけど、買ってきてくれる? - I’m short of time this morning.
今朝は時間に余裕がありません。 - The restaurant is short of kitchen staff.
そのレストランは厨房スタッフが不足しています。 - We may be short of seats for the event.
イベントの座席が足りないかもしれません。 - The project is short of funding.
そのプロジェクトは資金不足です。 - I’m a bit short of cash until payday.
給料日まで少しお金が足りません。 - Are we short of any ingredients?
足りない材料はありますか。

run short of・run out ofとの違い
be short of:今、足りない状態
be short of は、ある時点で必要量に足りていない状態を述べます。
We’re short of paper.
紙が不足しています。
run short of:残りが少なくなる
run short of は、使っているうちに残量が減り、「不足し始める・残り少なくなる」という変化を表します。
We’re running short of paper.
紙の残りが少なくなってきています。
詳しくは、run short ofの意味・使い方で解説しています。
run out of:完全になくなる
run out of は、使い切って残りがなくなることを表します。
We’ve run out of paper.
紙を使い切ってしまいました。
流れで考えると、We’re running short of paper.(減ってきた)→ We’re short of paper.(足りない)→ We’ve run out of paper.(なくなった)となります。ただし、実際の会話では状況に応じて単独で使います。
lack・not enoughとの違い
be short ofとlack
lack は「必要なものを欠いている」という動詞で、やや書き言葉的です。be short of は実際の数量不足を会話でも自然に伝えられます。
- The team is short of experienced staff.
チームは経験豊富な人材が不足しています。 - The plan lacks detail.
その計画は詳細を欠いています。
a lack of・lack・shortageの違いも参考にしてください。
be short ofとnot enough
not enough は、基本語で「十分にない」と直接伝える言い方です。
- We’re short of chairs.
- We don’t have enough chairs.
どちらも「椅子が足りない」です。後者は初心者にも作りやすく、会話で非常に自然です。
日本人が間違えやすいポイント
不足している人・組織を主語にする
We are short of money. の主語は、不足している側の we です。「お金が不足している」を直訳して主語をmoneyにしないよう注意しましょう。
shortageとの品詞の違い
short はここでは形容詞、shortage は「不足」という名詞です。
- We are short of staff.
私たちは人手不足です。 - There is a staff shortage.
人手不足が起きています。
short ofには別の意味もある
just short of 100 は「100にわずかに届かず」、nothing short of amazing は「まさに驚くべき」という別の型です。物資の不足を表す be short of と、文全体の形で区別します。
しゅみすけ(大山俊輔)
簡単な英語での言い換え
- We don’t have enough time.
時間が十分にありません。 - We need more people.
もっと人が必要です。 - I need another $20.
あと20ドル必要です。 - There aren’t enough chairs for everyone.
全員分の椅子がありません。
be short of が出てこなければ、don’t have enough や need more で不足をそのまま説明できます。
まとめ
- be short of は「必要量に届かず不足している」状態
- be short by + 数量 で不足分を示せる
- run short of は残りが少なくなる変化
- run out of は完全になくなること
- 簡単には don’t have enough と言い換えられる
ほかの重要表現は、英熟語・定型表現の一覧から確認できます。









