bring home the baconの意味は?使い方とearn a living・make ends meetとの違い

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bring home the bacon は、「家計を支える収入を得る」「稼いで家族の生活を支える」という意味の英語イディオムです。直訳は「ベーコンを家に持ち帰る」ですが、会話では食べ物を運ぶ話ではなく、生活に必要なお金や成果を持ち帰るイメージで使われます。

この記事では、bring home the bacon の意味・ニュアンス・文法を、自然な例文とともに解説します。似ている earn a livingmake ends meetprovide for との違いも整理しましょう。

bring home the bacon の基本的な意味

中心となる意味は、次の2つです。

  • 家計を支える収入を得る
  • 期待された成果・成功をもたらす

特によく使われるのは、家庭の収入を支える意味です。誰が主な稼ぎ手なのか、あるいは家族のためにしっかり働いていることを、少しくだけた調子で表します。

These days, Mia brings home the bacon while her husband studies full-time.
今は、夫がフルタイムで勉強する間、ミアが家計を支えています。

仕事やスポーツでは、「成果を持ち帰る」「成功を決める」という比喩的な意味でも使えます。

Our sales team brought home the bacon with a major new contract.
営業チームは大型の新規契約を取り、見事に成果を上げました。

しゅみすけ(大山俊輔)

「家族を養う人=男性」とは限りません。bring home the bacon は性別に関係なく、家計を支える人について使えます。

なぜ「ベーコンを家に持ち帰る」が「稼ぐ」になる?

bacon は食料、つまり生活を支えるものです。それを bring home(家へ持ち帰る)ことから、「働いて生活の糧を得る」「家族の暮らしを支える成果を持ち帰る」という感覚につながります。

由来についてはいくつかの説がありますが、使ううえでは「外で得た収入や成果を家庭・チームへ持ち帰る」という現代のイメージを押さえれば十分です。

bring home the bacon・earn a living・make ends meetの意味とニュアンスの違い

よく使う形と文法

基本の語順は 主語 + bring home the bacon です。時制に合わせて bring を変化させます。

  • 現在形:brings home the bacon
  • 過去形:brought home the bacon
  • 進行形:is bringing home the bacon

Who brings home the bacon in your household?
あなたの家庭では、誰が主に家計を支えていますか。

She brought home the bacon for years while I built my business.
私が事業を軌道に乗せる間、何年も彼女が家計を支えてくれました。

the を含むまとまりで覚えるのがポイントです。通常は bring home baconbring home my bacon とは言いません。また、bring the bacon home は文字どおり「そのベーコンを家へ持ち帰る」なら可能ですが、イディオムとしては bring home the bacon の語順が定番です。

自然に使える会話例

家庭・暮らし

A: Are you going back to work next month?
B: Yes. We both need to bring home the bacon now.
A:来月、仕事に復帰するの?
B:うん。今は二人とも家計を支えないとね。

恋愛・人間関係

I don’t care who brings home the bacon as long as we support each other.
お互いに支え合えるなら、どちらが主に稼ぐかは気にしません。

仕事

The creative idea was great, but Nina’s negotiation brought home the bacon.
独創的なアイデアもよかったけれど、成果を決めたのはニーナの交渉でした。

チーム・学校

Leo brought home the bacon by scoring in the final minute.
レオは終了間際に得点し、チームに勝利をもたらしました。

earn a living・make ends meet・provide for との違い

表現 中心の意味 ニュアンス
bring home the bacon 家計を支える/成果をもたらす くだけた比喩表現。稼ぎ手や結果に注目
earn a living 生計を立てる 中立的。仕事で生活費を得ることに注目
make ends meet 収支を合わせる 限られた収入で何とかやりくりする
provide for 人を経済的に養う 誰を支えるかを後ろに置く

I earn a living as a designer. は「デザイナーとして生計を立てています」という職業・生活の説明です。一方、I bring home the bacon. は「私が家計を支える稼ぎ手です」という役割が前面に出ます。

We’re struggling to make ends meet. は「生活費のやりくりに苦労している」という意味で、稼ぐ行為より収入と支出のバランスに焦点があります。

She provides for her parents. なら「彼女は両親を経済的に支えている」と、支える相手を明示できます。

使うときに気をつけたいニュアンス

bring home the bacon は親しみのある口語表現ですが、「一家の稼ぎ手」という昔ながらの役割分担を連想させることがあります。相手の家庭事情をよく知らない場面で Who brings home the bacon? と尋ねると、収入に踏み込みすぎる可能性もあります。

ビジネスの正式な文書や履歴書では、generate revenue(収益を生む)、deliver results(成果を出す)など、直接的な表現のほうが自然です。

しゅみすけ(大山俊輔)

家族や友人との会話なら、少しユーモアを込めて使えます。フォーマルな場面では、earn money や support the family と言い換えると安心です。

すぐ出てこないときの簡単な言い換え

イディオムを思い出せなくても、基本的な英語で十分伝えられます。

  • She earns money for the family.
    彼女が家族のためにお金を稼いでいます。
  • His income supports the family.
    彼の収入が家族を支えています。
  • We need to earn enough to live.
    私たちは生活に十分なお金を稼ぐ必要があります。
  • Her work helped the team succeed.
    彼女の働きがチームの成功につながりました。

まとめ

bring home the bacon は、「家計を支える収入を得る」が中心の意味です。家庭以外では、「成果を上げる」「成功をもたらす」という意味でも使われます。

語順は bring home the bacon で、the まで含めて覚えましょう。中立的に「生計を立てる」なら earn a living、苦しい中で「やりくりする」なら make ends meet、特定の人を「養う」なら provide for が自然です。

ほかの表現も知りたい方は、英熟語・定型表現の親記事もあわせてご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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