come underの意味は?「批判・圧力・支配を受ける」の使い方とbe underとの違い

come underの意味・使い方・be underとの違いを解説するアイキャッチ

come underは、批判・圧力・攻撃・調査・支配などの影響下に入ることを表します。underを単なる物理的な「〜の下」と考えるのではなく、ある力や状況に覆われ、影響を受け始めるイメージで捉えると、ニュースや仕事で頻出する表現をまとめて理解できます。

come underの意味を最初に確認

come under+名詞で、「〜を受けるようになる」「〜の影響・支配・対象下に入る」という意味です。

  • The company came under heavy criticism.
    その会社は激しい批判を浴びました。
  • The team is coming under increasing pressure.
    そのチームには、ますます強い圧力がかかっています。
  • The decision has come under close scrutiny.
    その決定は厳しい精査の対象になりました。
  • The region came under military control.
    その地域は軍の支配下に入りました。

「動いて下へ入る」というcomeの働きがあるため、単なる状態よりもそれまでとは違う影響下へ入る変化が感じられます。

しゅみすけ(大山俊輔)

underの後ろには、人を上から覆うような力を置きます。fire、pressure、scrutiny、controlなどを一まとまりで覚えると、ニュース英語がかなり読みやすくなります。

come+underから意味の仕組みを理解する

comeは「こちらへ来る・ある状態に至る」、underは「上にある力・権限・状況の下に置かれる」という感覚です。合わせると、批判や圧力などが上から覆う領域へ入り、その影響を受け始めるイメージになります。

come underが批判・圧力・厳しい調査・支配の影響下に入る仕組みを示す図

come under fire:激しい批判・攻撃を受ける

come under fireは、もともと「砲火を浴びる」ことから、比喩的に「激しい非難・追及を受ける」という意味で使われます。

  • The minister came under fire for the misleading statement.
    その大臣は誤解を招く発言で激しい非難を浴びました。
  • The company has come under fire over its treatment of workers.
    その会社は従業員への待遇をめぐって批判を受けています。
  • The policy came under fire from both sides.
    その政策は双方から激しく批判されました。

for+理由over+問題from+批判する側を続けられます。詳しくはunder fireの意味と使い方で整理しています。

come under pressure:圧力を受ける

仕事、交渉、政治、スポーツなどで、人や組織が何かをするよう迫られたり、成果を求められたりする場面です。

  • We came under pressure to finish the project early.
    私たちはプロジェクトを早く終えるよう圧力を受けました。
  • The manager is coming under pressure to resign.
    そのマネージャーには辞任を求める圧力が強まっています。
  • Sales came under pressure as costs increased.
    コストの上昇により、売上は圧迫されました。

come under pressure to+動詞で「〜するよう圧力を受ける」が頻出します。

come under scrutiny・investigation:厳しい調査の対象になる

scrutinyは細部まで注意深く調べることです。政府・企業・会計・契約・意思決定などが厳しい点検の対象になる場面で使われます。

  • The contract came under close scrutiny.
    その契約は厳しく精査されました。
  • Her expenses have come under investigation.
    彼女の経費は調査対象になっています。
  • The hiring process is coming under renewed scrutiny.
    採用過程が改めて厳しい検証を受けています。
  • Our data-handling practices may come under review.
    私たちのデータ管理方法は見直しの対象になるかもしれません。

come under control・authority・influence:支配や影響下に入る

人・組織・地域・制度などが、誰かの管理、権限、影響の下へ入る場合です。

  • The department came under new management.
    その部署は新しい経営陣の管理下に入りました。
  • The project will come under her supervision.
    そのプロジェクトは彼女の監督下に入ります。
  • The company came under foreign ownership.
    その会社は外国資本の所有下に入りました。
  • Several smaller offices came under the regional director’s authority.
    複数の小規模オフィスが地域責任者の権限下に入りました。

その他の頻出コロケーション

  • come under attack:攻撃・激しい批判を受ける
  • come under threat:脅威にさらされる
  • come under suspicion:疑いをかけられる
  • come under review:見直しの対象になる
  • come under consideration:検討の対象になる
  • come under the category of …:〜の分類に入る
  • come under the jurisdiction of …:〜の管轄下に入る

語順・自動詞・代名詞の注意点

come underは自動詞come+前置詞underで、分離できません。underの後ろに影響・力・制度などを置きます。

  • 基本形:主語+come under+名詞
  • 正:come under pressure / come under close scrutiny
  • 誤:come pressure under / come it under
  • 活用:come under – came under – come under
  • 進行形:be coming under

pressureやscrutinyは通常、不可算名詞として冠詞なしで使います。control、authority、supervisionなども、一般的な状態を表す場合は冠詞を付けないことが多いです。

しゅみすけ(大山俊輔)

come under pressure to cut costsの順番を一つ覚えておくと便利です。「誰が・圧力下に入り・何を求められたか」を自然に並べられます。

come underとbe underの違い

  • come under:ある影響・圧力・支配の下へ入る変化に焦点。
  • be under:すでにその状態にあることに焦点。
  • The company came under investigation last month.
    その会社は先月、調査対象になりました。
  • The company is under investigation now.
    その会社は現在、調査中です。

日本語ではどちらも「調査を受ける」と訳せますが、comeは開始・変化、beは現在の状態を示します。

come underとfall underの違い

  • come under:批判・圧力・調査・支配など、実際の影響を受け始める場面に広く使う。
  • fall under:法律・規則・分類・管轄の範囲に「該当する」ことを述べる場合に特に自然。
  • The company came under pressure from investors.
    会社は投資家から圧力を受けました。
  • This case falls under employment law.
    この事例は労働法の範囲に該当します。

分類や適用範囲はfall underの意味と使い方で詳しく解説しています。

come under fireとcome down onの違い

  • A comes under fire:Aが批判を受ける。批判される側が主語。
  • B comes down on A:BがAを厳しく批判・処罰する。批判する側が主語。

The company came under fire.は「会社が非難された」、Regulators came down on the company.は「規制当局が会社へ厳しく対処した」です。詳しくはcome down onの意味と使い方も確認してください。

日本人が間違えやすいポイント

  • 物理的に「下へ来る」と直訳せず、批判・圧力などの影響領域へ入ると考えます。
  • come underは変化、be underは状態です。
  • come under fireのfireは比喩なら「激しい非難」で、必ずしも火や銃撃ではありません。
  • pressure to doで「〜するよう求める圧力」です。for doingにすると意図が変わる場合があります。
  • 批判をする側ではなく、通常は批判・圧力を受ける側が主語になります。

この句動詞が出てこなかったら?しゅみすけ式の簡単な言い換え

come underを思い出せなくても、誰が何を受けたのかを基本語で直接伝えられます。

  • Many people criticized the company.
    多くの人がその会社を批判しました。
  • People are asking the manager to resign.
    人々はそのマネージャーに辞任を求めています。
  • The authorities are investigating the decision.
    当局はその決定を調査しています。
  • The new director now controls the department.
    現在、新しい責任者がその部署を管理しています。
  • They are checking the contract very carefully.
    彼らはその契約を非常に注意深く確認しています。

関連する表現

まとめ

come underの核は、批判・圧力・調査・支配などが覆う領域へ入り、その影響を受け始めることです。come under fire、come under pressure、come under scrutiny、come under controlのように、underの後ろの名詞をまとまりで覚えましょう。come underは状態変化、be underは現在の状態、fall underは規則や分類への該当を表しやすいという違いがあります。出てこないときは、Many people criticized the company.のように、誰が何をしたかを簡単な英語で直接伝えれば十分です。

comeを使った句動詞をまとめて整理したい方は、comeを使った句動詞一覧|意味・使い方・語順もあわせてご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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