
イベントや食事に誘われて「行くよ」「参加するよ」と返事をしたいとき、英語では I’ll be there. がよく使われます。直訳は「私はそこにいるでしょう」ですが、会話ではその場所へ行き、予定どおりそこにいる意思を伝える表現です。
また、I’ll be there at seven. なら「7時に着くよ」、I’ll be there in ten minutes. なら「あと10分で着くよ」と、到着予定も表せます。この記事では、なぜ go ではなく be を使うのか、I’m on my way. や I’ll come. との違いまで、自然な例文とともに解説します。
しゅみすけ(大山俊輔)
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I’ll be there.の基本的な意味
I’ll be there.
そちらに行きます。/行くよ。/参加するよ。
I’ll は I will の短縮形、be は「いる」、there は「そこに」です。話し手は今その場所にいませんが、未来には「そこにいる」と約束しています。そのため、日本語では場面に応じて「そちらに行きます」「参加します」「必ず顔を出します」などと訳すのが自然です。
- A: We’re having dinner at Mia’s on Friday. Can you make it?
B: Yes, I’ll be there.
A:金曜日にミアの家で夕食会をするよ。来られる?
B:うん、行くよ。 - Don’t worry. I’ll be there.
心配しないで。ちゃんと行くよ。 - I’ll be there at nine tomorrow morning.
明日の朝9時にそちらへ行きます。
なぜ「行く」なのにgoではなくbeなの?
日本語では移動に注目して「そちらへ行く」と言います。一方、I’ll be there. は移動の動作よりも、未来のある時点で目的地に到着し、その場にいる結果に注目しています。
- I’ll go there.:そこへ行くという行動を述べる
- I’ll be there.:約束した場所に行き、そこにいると請け合う
誘いや待ち合わせへの返事では、相手が知りたいのは移動方法ではなく「来るのか・その場にいるのか」です。そのため I’ll be there. が自然に聞こえます。
A: The meeting starts at two. Can you join us?
B: I’ll be there.
A:会議は2時に始まります。参加できますか?
B:参加します。
I’ll be there.のニュアンス
この表現には、単なる未来予測ではなく、話している時点での意思・約束・確約が感じられます。相手の誘いや依頼を聞いて、その場で「行くよ」と決めるときにぴったりです。
- Sure, I’ll be there.
もちろん、行くよ。 - I’ll definitely be there.
必ず行きます。 - I promise I’ll be there.
必ず行くと約束します。 - I’ll be there no matter what.
何があっても行くよ。
definitely や I promise を足すと確約が強くなります。ただし、普段の誘いなら I’ll be there. だけでも十分前向きで自然です。

よく使う形と語順
I’ll be there+時刻:〜時に着くよ
at+時刻 を置くと、到着する時刻を伝えられます。
- I’ll be there at six.
6時に着くよ。 - I’ll be there by noon.
正午までには着きます。 - I’ll be there around eight.
8時ごろに着きます。 - I’ll be there before the store opens.
お店が開く前には着きます。
at six は「6時に」、by six は「遅くとも6時までに」です。締め切りのような「〜までに」は by を使います。
I’ll be there in+時間:あと〜で着くよ
in+時間 は「今から〜後に」という意味です。
- I’ll be there in ten minutes.
あと10分で着くよ。 - I’ll be there in about an hour.
1時間くらいで着きます。 - The traffic is heavy, but I’ll be there in twenty minutes.
道は混んでいますが、あと20分で着きます。
すでに移動中であることも伝えたい場合は、I’m on my way. I’ll be there in ten minutes. のように2文を続けると親切です。
I’ll be there for+人:その人のために駆けつける
there for+人 にすると、「困ったときに支える」「力になる」という意味になることがあります。
- If you need me, I’ll be there for you.
私が必要なら、あなたの力になるよ。 - She was always there for me.
彼女はいつも私を支えてくれました。
I’ll be there. は場所や予定への参加、I’ll be there for you. は相手への支えに重点があります。for you の有無で意味が広がる点に注意しましょう。
I’m on my way.との違い
I’ll be there. は「これから行く・参加する」という意思を表し、まだ出発していなくても使えます。I’m on my way. は「もう向かっている途中」という現在の状況です。
- I’ll be there.
行くよ。参加するよ。(参加の返事・約束) - I’m on my way.
今向かっているよ。(すでに移動中)
A: Are you coming to the party tonight?
B: Yes, I’ll be there.
A:今夜のパーティーに来る?
B:うん、行くよ。
A: Where are you? We’re waiting.
B: I’m on my way. I’ll be there soon.
A:今どこ?待ってるよ。
B:今向かってる。もうすぐ着くよ。
「今向かっている」の詳しい使い分けは、I’m on my way・I’m heading there・I just leftの違いで解説しています。
I’ll come.・I’ll go.との違い
come と go は移動の方向を表します。一般に come は相手や話題の場所へ近づく動き、go は今いる場所から離れて別の場所へ向かう動きです。
- I’ll come to your office tomorrow.
明日あなたのオフィスへ伺います。 - I’ll go to the bank after lunch.
昼食後に銀行へ行きます。 - I’ll be there tomorrow.
明日そちらへ行きます。/明日はその場にいます。
相手のいる場所への訪問をはっきり言うなら I’ll come. も使えます。ただ、イベントや会議への出席を短く確約する場面では、場所に「いる」結果を示す I’ll be there. が幅広く使えます。
I’ll be here.との違い
there は話し手から離れた「そこ」、here は話し手がいる「ここ」です。
- I’ll be there at three.
3時にそちらへ行きます。 - I’ll be here until three.
3時までここにいます。
電話で相手のオフィスへ行く約束をするなら there、自分の店で相手を待つなら here が自然です。
I’ll make it.・I’ll attend.との違い
I’ll make it. は「都合をつけて行ける」「間に合う」というニュアンスです。参加できるか心配されていた場面や、予定を調整できた場面に合います。
- I moved my appointment, so I can make it.
予約を変更したので、参加できます。 - Don’t worry. I’ll make it by seven.
心配しないで。7時までには間に合います。
I’ll attend. は「出席します」という直接的でやや改まった表現です。会議、式典、研修などには自然ですが、友達の食事会への返事では少し硬く聞こえることがあります。
- I’ll attend the conference in person.
その会議には対面で出席します。 - I’ll be there!
行くよ!(日常会話で自然)
日常会話・仕事で使える例文
日常会話
- A: We’re meeting at the café at noon.
B: Great. I’ll be there.
A:正午にカフェで集合ね。
B:了解。行くよ。 - Save me a seat. I’ll be there soon.
席を取っておいて。もうすぐ着くよ。 - I may be a few minutes late, but I’ll be there.
数分遅れるかもしれないけど、行くよ。
仕事
- A: Can you join the client meeting at ten?
B: Yes, I’ll be there.
A:10時の顧客会議に参加できますか?
B:はい、参加します。 - I’ll be there five minutes early to set up the room.
部屋の準備のため、5分早く行きます。 - I’ll be there in person, but Ken will join online.
私は現地で参加しますが、ケンはオンライン参加です。
旅行・待ち合わせ
- I just got on the train. I’ll be there by four.
今電車に乗ったところです。4時までには着きます。 - Wait by the main entrance. I’ll be there in fifteen minutes.
正面入口で待っていて。あと15分で着くよ。 - The flight lands at eight, so I’ll be there around nine.
飛行機が8時に着くので、9時ごろそちらに着きます。
恋愛・人間関係
- I know tonight is important to you. I’ll be there.
今夜があなたにとって大切なのは分かってる。必ず行くよ。 - Call me if anything happens. I’ll be there for you.
何かあったら電話して。あなたの力になるよ。
日本人が間違えやすいポイント
× I’ll be to there.とは言わない
there はここでは「そこに」という副詞なので、前に to は要りません。
- × I’ll be to there.
- ○ I’ll be there.
- ○ I’ll go there.
- ○ I’ll be at the station.
具体的な名詞を続けるなら at the station や at your office のように前置詞を使います。
be動詞を落とさない
- × I’ll there.
- ○ I’ll be there.
will の後ろには動詞の原形が必要です。「いる」に当たる be を忘れないようにしましょう。
現在地を聞かれたときはI’m there.ではない
まだ到着していないのに I’m there. と言うと、「私はもうそこにいる」という意味になります。移動中なら I’m on my way.、到着したなら I’m here. や I’ve arrived. が自然です。
到着前後の表現は、I’m almost there・I’m here・I’ve arrivedの違いも参考にしてください。
しゅみすけ(大山俊輔)
簡単な英語で言い換えるなら
- I’ll go.
行きます。 - I’ll come.
そちらへ行きます。 - I can join.
参加できます。 - I’ll arrive at seven.
7時に到着します。 - See you there.
そこで会いましょう。
I’ll be there. がすぐ出てこなければ、場面に合わせてこのような短い文で伝えても大丈夫です。
まとめ
- I’ll be there. は「そちらに行きます」「参加するよ」という意思・約束を表す
- be there は、移動よりも「予定された場所にいる」という結果に注目する
- at+時刻 で「〜時に」、in+時間 で「あと〜で着く」と言える
- I’m on my way. はすでに移動中、I’ll be there. は参加表明や到着予告
- I’ll be there for you. は「あなたを支える」という意味にもなる
- there の前に to は付けず、will の後ろの be を忘れない
英熟語・定型表現を体系的に学びたい方は、英熟語・定型表現の一覧もあわせてご覧ください。









