
Correct me if I’m wrong, but … は、「私が間違っていたら訂正してください」「勘違いだったら教えてほしいのですが」という意味の英語表現です。自分の記憶や理解に確信がないとき、断定を避けながら話を切り出せます。
たとえば、会議の日程を確認したいなら、Correct me if I’m wrong, but the meeting is on Thursday, right? と言えます。単に質問するだけでなく、「間違っている可能性もあるので、違っていたら遠慮なく直してください」という協力的な姿勢を示すのがポイントです。
まずはこの一文で大丈夫
Correct me if I’m wrong, but the meeting starts at three, right?
間違っていたら教えてください。会議は3時開始ですよね?
Contents
Correct me if I’m wrong, but …の意味
Correct me if I’m wrong. を直訳すると、「もし私が間違っていたら、私を訂正してください」です。実際の会話では、次のような日本語の感覚になります。
- 間違っていたら教えてください
- 私の勘違いだったらすみませんが
- 記憶違いでなければ
- 認識が違っていたら訂正してください
but の後ろに、自分が正しいか確かめたい内容を続けます。
- Correct me if I’m wrong, but you said Friday, didn’t you?
間違っていたら教えてください。金曜日だとおっしゃいましたよね? - Correct me if I’m wrong, but this plan was already approved.
認識違いなら訂正してください。この計画はすでに承認されていましたよね。 - Correct me if I’m wrong, but aren’t you from Canada?
勘違いだったらごめんなさい。カナダ出身ではありませんでしたか?
なぜbutを使うの?文の形を確認
基本の形は、次のとおりです。
Correct me if I’m wrong, but + 自分の理解・記憶
ここでの but は、「訂正してください」と「私はこう理解しています」をつなぐ働きをします。日本語へ一語ずつ訳すより、「間違っていたら教えてください。私はこう思っているのですが」と二文で捉えると分かりやすくなります。
Correct me if I’m wrong. だけでも使えます。その後で少し間を置き、自分の理解を別の文として続けても自然です。
Correct me if I’m wrong. I thought we had until Monday.
間違っていたら教えてください。月曜日まで時間があると思っていました。
しゅみすけ(大山俊輔)
Correct me if I’m wrongが合う場面

記憶が正しいか確かめる
Correct me if I’m wrong, but we met in London in 2019.
記憶違いなら教えてください。私たちは2019年にロンドンで会いましたよね。
過去の日時・場所・出来事など、記憶が少し曖昧なときに使えます。
仕事で認識を合わせる
Correct me if I’m wrong, but the client wants the revised version by noon.
認識が違っていたら訂正してください。クライアントは修正版を正午までに求めているのですよね。
締め切りや担当範囲などを確認するとき、いきなり「それは違います」と衝突するのを避けられます。
相手の発言を穏やかに確認する
Correct me if I’m wrong, but are you saying we need to start over?
私の理解が違っていたら教えてください。最初からやり直す必要があるということですか?
驚くような内容でも、まず自分の理解を確認する形にすると、落ち着いて会話を進められます。
失礼になる?使うときの注意点
この表現自体は丁寧ですが、声の調子や後ろに続ける内容によっては、「あなたは間違っていますよね」と反論する前置きに聞こえることがあります。
特に、誰もが知っている事実を強い口調で述べると、皮肉な響きが出ます。
Correct me if I’m wrong, but wasn’t this your responsibility?
私が間違っていたら訂正してください。でも、これはあなたの責任ではなかったですか?
この例は責任を追及する響きがあります。穏やかに確認したいなら、次のように自分の理解へ焦点を当てると安全です。
I may have misunderstood, but I thought this was part of your role.
私の理解違いかもしれませんが、これはあなたの担当範囲だと思っていました。
If I’m not mistakenとの違い
| 表現 | 中心となる感覚 | 日本語の目安 |
|---|---|---|
| Correct me if I’m wrong, but … | 相手に訂正を歓迎すると伝える | 間違っていたら教えてください |
| If I’m not mistaken, … | 自分の記憶では正しいと控えめに述べる | 記憶違いでなければ |
| As far as I know, … | 自分が知る範囲に限定する | 私の知る限りでは |
| I could be wrong, but … | 間違っている可能性を率直に認める | 間違っているかもしれませんが |
If I’m not mistaken, Emma is in charge of this project.
記憶違いでなければ、Emmaがこのプロジェクトの担当です。
Correct me if I’m wrong, but Emma is in charge of this project, right?
間違っていたら教えてください。Emmaがこのプロジェクトの担当ですよね?
前者は控えめな情報提示、後者は相手から確認・訂正を受ける姿勢がより明確です。
I could be wrong, but …との違い
I could be wrong, but … は、日常会話で使いやすい柔らかな言い方です。相手に直接「訂正してください」とは言わず、自分が間違っている可能性を示します。
- I could be wrong, but I think she’s already left.
間違っているかもしれませんが、彼女はもう帰ったと思います。 - Correct me if I’m wrong, but she’s already left, hasn’t she?
間違っていたら教えてください。彼女はもう帰りましたよね?
気軽な推測なら I could be wrong, but …、事実関係を相手と確認したいなら Correct me if I’m wrong, but … が合います。
会話例で使い方を確認
会議の日程
A: We need to prepare the slides this week.
B: Correct me if I’m wrong, but the presentation is next Tuesday, right?
A: Actually, it’s next Wednesday.
B: Thanks for correcting me.
A: 今週、スライドを準備する必要があります。
B: 間違っていたら教えてください。プレゼンは次の火曜日ですよね?
A: 実は、次の水曜日です。
B: 訂正してくれてありがとうございます。
友人との会話
A: I’m going back to Osaka this weekend.
B: Correct me if I’m wrong, but isn’t your family in Kobe?
A: Yes. I’m visiting Osaka first, then Kobe.
A: 今週末、大阪へ戻るんだ。
B: 勘違いだったらごめん。家族は神戸にいるんじゃなかった?
A: そうだよ。先に大阪へ行って、それから神戸へ行くんだ。
しゅみすけ(大山俊輔)
よくある間違い
Correct me when I’m wrongとしない
Correct me when I’m wrong. は文法的には可能ですが、「私が間違えるたびに訂正してください」という習慣的な意味になりやすく、その場の確認を切り出す表現とは異なります。
今の理解について確認したいなら、if I’m wrong を使います。
後ろの内容を強く断定しすぎない
この前置きを置いた後で攻撃的に断定すると、丁寧さが形だけになってしまいます。right? や疑問文を使い、相手が答えられる形にすると自然です。
関連する確認表現
まとめ|訂正しやすい余白を作る表現
- Correct me if I’m wrong, but … は「間違っていたら訂正してください」
- 自分の記憶や理解を断定せずに提示できる
- 日時・金額・担当・結論などの認識合わせに便利
- If I’m not mistaken は控えめな情報提示、I could be wrong は間違いの可能性を示す表現
- 強い口調では皮肉や反論に聞こえるため、穏やかな調子で使う
会話では、正しいことを言い切る力だけでなく、相手が訂正しやすい形で理解を提示する力も大切です。確信が持てないときは、Correct me if I’m wrong, but … から始めてみましょう。











