make a blunderの意味は?make a mistake・error・mess upとの違い

仕事で大きなへまに気づいた女性とmake a blunderを表すアイキャッチ

make a blunderは、「大きなへまをする」「不注意で目立つ失敗をする」という意味です。

I made a terrible blunder during the presentation.

プレゼン中に、とんでもないへまをしてしまいました。

ただし、blunderは日常の小さなミスすべてに使う言葉ではありません。避けられたはずなのに、不注意や判断の悪さから起こした、目立つ失敗というニュアンスがあります。また、日常会話ではI made a big mistake.I really messed up.のほうが自然なことも多いため、使い分けが大切です。

しゅみすけ(大山俊輔)

blunderは単なる「間違い」ではなく、「どうしてそんなことを?」と思われるような、目立つへまです。小さなミスに毎回使うと少し大げさに聞こえます。

make a blunderの意味と基本形

意味
make a blunder へまをする I made a blunder.
make a big / serious blunder 大きな・重大なへまをする They made a serious blunder.
make the blunder of doing 〜するというへまをする He made the blunder of replying to all.
blunder へまをする(動詞) The company blundered badly.

過去形ならmade a blunderです。blunder自体を動詞として使うこともできますが、学習者にはmake a blunderの形が分かりやすいでしょう。

blunderのニュアンスは「目立つ・不注意な・避けられた失敗」

blunderには、主に次の3つの含みがあります。

  • 目立つ:周囲が気づくほどの失敗
  • 不注意・判断ミス:慎重なら避けられた可能性がある
  • 恥ずかしさや悪い結果:本人が「やってしまった」と感じる

たとえば、重要な顧客へ別会社の見積書を送る、全社員へのメールに機密資料を添付する、会議で相手の名前を何度も間違えるなどは、blunderと呼べる場面です。

Sending the confidential file to the wrong client was a major blunder.

機密ファイルを別の顧客に送ったのは、大きな失態でした。

The manager made a blunder by announcing the change before it was approved.

その管理職は、承認前に変更を発表するというへまをしました。

一方、スペルを1文字間違えた、コーヒーを少しこぼした、約束の時間を5分勘違いした程度なら、通常はmistakeのほうが自然です。

make a blunder・make a mistake・make an error・mess upの違い

mistake・error・blunder・mess upのニュアンスを比較する図

表現 中心となるニュアンス 使いやすさ
make a mistake 最も一般的な「間違える」 日常・仕事どちらでも広く使える
make an error 計算・データ・手順などの誤り やや客観的・技術的
make a blunder 不注意による目立つへま・失態 やや強く、少し硬め
mess up しくじる・やらかす 非常に会話的

make a mistake:最も広く使える「間違える」

I made a mistake in the report.

報告書で間違いをしました。

大小を問わず使えます。迷ったときはmake a mistakeが最も安全です。

make an error:数字・処理・手順などの誤り

We found an error in the calculation.

計算に誤りが見つかりました。

errorは、人の恥ずかしさよりも「正しい状態から外れている箇所」に焦点があります。システムエラー、入力ミス、計算間違いなどにも自然です。

make a blunder:目立つ失態

The company made a huge blunder by ignoring the warning signs.

その会社は警告の兆候を無視するという大失態を犯しました。

後から見れば「なぜそうしたのか」と感じるような、判断の悪さや不注意が意識されます。ニュース、解説、振り返りでも使われやすい言葉です。

mess up:会話で使う「やらかす」

I really messed up. I sent the email to everyone.

本当にやらかしました。そのメールを全員に送ってしまいました。

自分の失敗を口語的に認めるなら、I messed up.が非常に自然です。blunderよりくだけています。

make a blunderが自然に使われる場面

仕事・ビジネス

We made a costly blunder when we ordered the wrong materials.

間違った材料を発注し、費用のかかる失敗をしました。

Calling the client by the wrong name was an embarrassing blunder.

顧客の名前を間違えて呼んだのは、恥ずかしいへまでした。

The hiring decision turned out to be a serious blunder.

その採用判断は、結果的に重大な失敗だったと分かりました。

政治・経営判断・ニュース

Critics called the decision a strategic blunder.

批評家たちは、その決定を戦略上の失策だと評しました。

The rushed announcement was a political blunder.

性急な発表は政治的な失態でした。

strategic blunderpolitical blunderdiplomatic blunderのような組み合わせは、報道や論評でよく見られます。

日常生活

I made the blunder of mentioning the surprise party in front of her.

彼女の前でサプライズパーティーの話をしてしまうというへまをしました。

He made a blunder and booked the hotel for the wrong weekend.

彼はへまをして、別の週末でホテルを予約してしまいました。

日常でも使えますが、軽い失敗ならmistakeやmess upのほうが会話的です。

よく使うblunderの組み合わせ

組み合わせ 意味
a big / huge blunder 大きなへま
a serious blunder 重大な失態
a costly blunder 大きな損失を招く失敗
an embarrassing blunder 恥ずかしいへま
a strategic blunder 戦略上の失策
a diplomatic blunder 外交上の失態

It was a costly blunder, but we learned from it.

費用のかかる失敗でしたが、そこから学びました。

blunderは動詞としても使える

blunder単独を動詞にすると、「へまをする」「不注意に進む」という意味になります。

The team blundered badly in the final minutes.

チームは最後の数分で大きなミスをしました。

I blundered into the wrong meeting room.

私はうっかり間違った会議室に入ってしまいました。

blunder into…は、よく確認せずに場所・状況へ入り込む感じです。やや描写的な表現なので、日常会話ではI accidentally went into the wrong room.でも十分です。

日本人が間違えやすいポイント

do a blunderではなくmake a blunder

  • ○ make a blunder
  • × do a blunder

英語ではmistake・error・blunderのような「間違いを生み出す」名詞とmakeがよく組み合わされます。

小さな間違いに多用しない

blunderは強めです。小さな入力ミスならI made a typo.、一般的な間違いならI made a mistake.が自然です。

相手へ直接言うと責める響きがある

You made a blunder.は「あなたは目立つへまをした」と強く評価する言い方です。仕事で改善を促すなら、事実に焦点を当てたほうが穏やかです。

  • 強い:You made a serious blunder.
  • 中立的:There seems to be a mistake in the report.
  • 協力的:Let’s check what went wrong and fix it.

間違いを直す表現は、「修正する」は英語で?correct・fix・reviseの違いも参考になります。

簡単な英語で言い換えるなら

make a blunderが出てこなくても、次の言い方で十分伝わります。

I made a big mistake.

大きな間違いをしました。

I did the wrong thing.

間違ったことをしました。

I wasn’t careful, and it caused a problem.

注意不足で、問題を起こしてしまいました。

I really messed up.

本当にやらかしました。

しゅみすけ(大山俊輔)

会話では、まずI made a big mistake.と言えれば十分です。blunderは、失敗の大きさや「避けられたはずなのに」という評価を加えたいときに使いましょう。

make a blunderを定着させるミニ練習

  1. プレゼンで大きなへまをしました。
  2. 間違った人にファイルを送ったのは重大な失敗でした。
  3. 彼をうっかり別の名前で呼んでしまいました。
  4. 本当にやらかしました。

解答例:
1. I made a big blunder during the presentation.
2. Sending the file to the wrong person was a serious blunder.
3. I made the blunder of calling him by the wrong name.
4. I really messed up.

まとめ:make a blunderは「不注意による目立つへま」

  • make a blunder:不注意で目立つへまをする
  • make a mistake:大小を問わない一般的な間違い
  • make an error:計算・データ・処理などの客観的な誤り
  • mess up:会話的な「しくじる・やらかす」
  • 小さなミスにblunderを使うと大げさになりやすい

まずは最も使いやすいI made a mistake.を土台にし、目立つ失態ならI made a blunder.、くだけた会話ならI messed up.と使い分けてみてください。

失敗にまつわる自然な英語をさらに学びたい方は、「弘法も筆の誤り」は英語で?Even experts make mistakes.の意味もあわせてご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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