no longerの意味は?not anymoreとの違い・語順と使い方を例文解説

no longer「もはや〜ない」の意味を表すアイキャッチ

no longer は「もはや〜ない」「もう〜ではない」という意味です。

大切なのは、単に今の状態を否定しているのではなく、以前はそうだったが、今は状況が変わったと伝えることです。

I no longer live in Tokyo. なら「東京に住んでいない」だけでなく、「以前は東京に住んでいた」という背景まで自然に伝わります。この記事では、一般動詞・be動詞・助動詞と一緒に使うときの語順、not … anymore との違い、よくある間違いを例文とともに解説します。

no longerの意味とコアイメージ

no longer=以前は続いていた状態・行動が、今は続いていないと考えると分かりやすくなります。

  • long:長く、長い間
  • no longer:それ以上長くは続かない → もう〜ない

時間の流れをイメージすると、過去には線が続いていたものの、その線が現在までに途切れています。

She no longer works here.
彼女はもうここでは働いていません。

この文には「以前はここで働いていた」という含みがあります。最初から働いていなかった人については、普通は no longer を使いません。

しゅみすけ(大山俊輔)

no longer を見たら、「昔はYES、今はNO」という変化を思い浮かべてください。

no longerとnot … anymoreの違い

I no longer work hereとI don't work here anymoreの語順比較図

no longernot … anymore は、どちらも「もう〜ない」を表します。意味はほぼ同じですが、語順と響きが違います。

表現 語順 傾向
no longer 一般動詞の前など 少し改まった響き。文章・ニュース・仕事でも使いやすい
not … anymore 否定文+文末 日常会話で非常に自然
not … any longer 否定文+文末 意味は同じ。anymoreより「これ以上長く」の感覚が見えやすい

I no longer work here.
私はもうここでは働いていません。

I don’t work here anymore.
私はもうここでは働いていません。

I can’t wait any longer.
もうこれ以上待てません。

普段の会話なら not … anymore が出てきやすく、発表・通知・説明文では no longer がすっきり聞こえることがあります。ただし、no longer が不自然なほど硬いわけではなく、会話でも普通に使われます。

no longerを置く位置

一般動詞の前

一般動詞と一緒に使うときは、基本的に主語+no longer+動詞の順です。

We no longer accept cash.
当店ではもう現金を受け付けていません。

He no longer drinks coffee at night.
彼はもう夜にはコーヒーを飲みません。

They no longer speak to each other.
彼らはもうお互いに口をききません。

be動詞の後ろ

be動詞の場合は、主語+be動詞+no longer の順になります。

This service is no longer available.
このサービスは現在利用できません。

I’m no longer afraid of making mistakes.
私はもう間違えることを恐れていません。

They are no longer together.
彼らはもう付き合っていません。

助動詞の後ろ

can・will・must などの助動詞がある場合は、通常助動詞+no longer+動詞です。

You can no longer use this password.
このパスワードはもう使えません。

We will no longer offer weekend lessons.
今後、週末のレッスンは提供しません。

Employees must no longer store files on personal devices.
従業員は今後、個人端末にファイルを保存してはいけません。

完了形ではhaveの後ろ

現在完了などでは、have / has+no longer+過去分詞が自然です。

The company has no longer needed that office since moving online.
オンライン化して以来、その会社はそのオフィスを必要としなくなりました。

ただし、この意味なら The company no longer needs that office. のほうが簡潔で自然です。複雑な形を無理に使わず、普通の現在形で言えるかも考えましょう。

よく使われる場面と例文

仕事・サービスの変更

The old pricing plan is no longer available.
以前の料金プランはもう利用できません。

We no longer require customers to make a reservation.
お客様はもう予約する必要がありません。

Ken is no longer in charge of this project.
ケンはもうこのプロジェクトの担当ではありません。

恋愛・人間関係

I no longer feel the same way about him.
私はもう彼に以前と同じ気持ちを抱いていません。

We’re friends, but we’re no longer dating.
私たちは友達ですが、もう付き合ってはいません。

She no longer trusts him after what happened.
あの出来事のあと、彼女はもう彼を信頼していません。

暮らし・習慣

I no longer check my phone first thing in the morning.
私はもう朝起きてすぐスマホを確認することはありません。

My children no longer need help getting dressed.
子どもたちはもう着替えを手伝ってもらう必要がありません。

This key no longer works.
この鍵はもう使えません。

旅行・海外生活

The direct train is no longer running.
その直通列車はもう運行していません。

You no longer need a paper ticket.
紙のチケットはもう必要ありません。

That café is no longer at this address.
そのカフェはもうこの住所にはありません。

no longerとused toの違い

どちらも過去と現在の変化を表せますが、視点が違います。

表現 注目する時間
no longer 今はもう違う I no longer drive.(私はもう運転しない)
used to 以前はそうだった I used to drive.(以前は運転していた)

事実としては近くても、no longer は終了後の現在、used to は過去の習慣・状態に光を当てます。

I used to live near the station, but I no longer live there.
以前は駅の近くに住んでいましたが、今はもうそこには住んでいません。

no longerとnot yetは反対方向

no longer は「以前はしていたが今はしていない」、not yet は「今はまだしていないが、今後する可能性がある」です。

She no longer works here.
彼女はもうここで働いていません。(以前は働いていた)

She doesn’t work here yet.
彼女はまだここで働いていません。(今後働く可能性がある)

時間の向きが逆なので、「もう〜ない」と「まだ〜ない」を取り違えないようにしましょう。「まだ完了していない」を少し改まって言う表現は、have yet toの意味と使い方でも詳しく解説しています。

日本人が間違えやすいポイント

no longerの文にnotを足さない

no longer 自体に否定の意味があるため、通常は don’t no longer のように not を重ねません。

× I don’t no longer work here.
○ I no longer work here.
○ I don’t work here anymore.

一般動詞の後ろに置かない

× I work no longer here.
○ I no longer work here.

文語的・特殊な文脈を除けば、一般動詞の前に置くのが基本です。

long timeと混同しない

no longer は「長い時間ではない」ではなく「もう〜ない」です。

I no longer wait.
私はもう待ちません。

I didn’t wait long.
私は長く待ちませんでした。

この2文は意味が異なります。

現在の単純な否定とは違う

I don’t live in Osaka. は単に「大阪に住んでいない」。I no longer live in Osaka. は「以前は住んでいたが、今はもう住んでいない」です。過去の状態がなければ no longer は使いません。

「もう〜ない」を簡単な英語で言い換える

no longer の語順に迷ったら、会話では普通の否定文+anymoreにすると簡単です。

  • I don’t use it anymore.
    もうそれを使っていません。
  • She isn’t busy anymore.
    彼女はもう忙しくありません。
  • We can’t stay here anymore.
    私たちはもうここにはいられません。
  • It doesn’t work now.
    今はもう動きません。

しゅみすけ(大山俊輔)

no longer がすぐ出なくても、否定文を作って最後に anymore を置けば、日常会話ではとても自然です。

not anymoreだけでも使える

会話では、質問への短い返答として Not anymore. だけを使うことがあります。「今はもう違うよ」「もうしていないよ」という意味です。

Do you still work at that café?
まだあのカフェで働いているの?

Not anymore. I started a new job last month.
もう働いていないよ。先月、新しい仕事を始めたんだ。

一方、No longer. だけの返答は通常の会話では不自然です。短く答えるなら Not anymore. を選びましょう。

まとめ

  • no longer は「もはや〜ない」「もう〜ではない」
  • 「以前はそうだったが、現在は違う」という変化を含む
  • 一般動詞の前、be動詞・助動詞の後ろに置く
  • not … anymore はほぼ同じ意味で、会話では特に自然
  • used to は過去、no longer は変化後の現在に注目する
  • 短い返答なら Not anymore. が自然

no longer は、ただ否定するだけでなく、過去から現在への変化を短く伝えられる表現です。まずは I no longer work here.I don’t work here anymore. をセットで覚え、場面に応じて使い分けてみましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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