名詞+名詞のコロケーション一覧|traffic jam・customer serviceなどを例文解説

名詞+名詞のコロケーションをtraffic jam・customer service・job interviewの場面で示したアイキャッチ

traffic jam(交通渋滞)、customer service(顧客対応)、job interview(就職面接)のように、英語では名詞を二つ並べて一つのまとまった意味を作ります。単語を一語ずつ訳すより、よく使われる組み合わせをそのまま覚えるほうが、会話でも英作文でも自然に使えます。

この記事では、名詞+名詞のコロケーションを日常生活・仕事・旅行・学習などの場面別に一覧化し、前の名詞と後ろの名詞の関係、複数形、ハイフン、複合語との違いまで例文付きで解説します。コロケーション全体を先に整理したい方は、英語コロケーション一覧をご覧ください。

名詞+名詞のコロケーション早見表

表現 意味 場面
traffic jam 交通渋滞 移動・旅行
train station 鉄道駅 移動・旅行
coffee shop コーヒーショップ 日常生活
customer service 顧客対応 仕事・買い物
job interview 就職面接 仕事
language barrier 言葉の壁 学習・海外
market research 市場調査 ビジネス
summer vacation 夏休み 時間・予定

名詞+名詞では、後ろの名詞が中心になる

基本は前の名詞が後ろの名詞を具体化する関係です。coffee shop の中心は shop であり、「何の店か」を coffee が説明します。job interview の中心は interview で、「何のための面接か」を job が示します。

前の名詞 後ろの名詞 全体の意味
coffee(種類・商品) shop(中心) コーヒーを扱う店
customer(対象) service(中心) 顧客に対するサービス
job(目的) interview(中心) 仕事を得るための面接
traffic(原因・内容) jam(中心) 車の流れによる渋滞

そのため、複数形にするときは原則として後ろを変えます。two coffee shopsseveral job interviewslong traffic jams のように考えます。

しゅみすけ(大山俊輔)

二つの名詞を見たら、まず後ろの名詞を確認してください。前の名詞は「どんな種類・目的・対象なのか」を絞り込むラベルだと考えると、意味をつかみやすくなります。

日常生活で使う名詞+名詞

コロケーション 意味 例文
coffee shop コーヒーショップ Let’s meet at the coffee shop.(コーヒーショップで会いましょう)
phone call 電話 I need to make a phone call.(電話を一本かける必要があります)
birthday party 誕生日パーティー We had a birthday party for Mia.(ミアの誕生日会を開きました)
kitchen table 台所のテーブル The keys are on the kitchen table.(鍵は台所のテーブルにあります)
weekend plans 週末の予定 Do you have any weekend plans?(週末の予定はありますか)
weather forecast 天気予報 I checked the weather forecast.(天気予報を確認しました)

仕事・ビジネスで使う名詞+名詞

コロケーション 意味 例文
job interview 就職面接 I have a job interview tomorrow.(明日、就職面接があります)
customer service 顧客対応・カスタマーサービス Please contact customer service.(カスタマーサービスへお問い合わせください)
sales team 営業チーム She leads the sales team.(彼女は営業チームを率いています)
market research 市場調査 We conducted market research.(私たちは市場調査を実施しました)
budget meeting 予算会議 The budget meeting starts at ten.(予算会議は10時に始まります)
project manager プロジェクト管理者 Ask the project manager for approval.(プロジェクト管理者に承認を求めてください)
前の名詞が後ろの名詞を具体化する仕組みをtraffic jam・customer service・job interviewで示した図
前の名詞は、後ろの名詞の種類・対象・目的を具体化します。

旅行・移動で使う名詞+名詞

コロケーション 意味 例文
traffic jam 交通渋滞 We were stuck in a traffic jam.(私たちは渋滞にはまりました)
train station 鉄道駅 The train station is nearby.(駅は近くです)
flight attendant 客室乗務員 Ask a flight attendant for help.(客室乗務員に助けを求めてください)
hotel room ホテルの部屋 Our hotel room has an ocean view.(ホテルの部屋から海が見えます)
passport control 出入国審査 We waited at passport control.(出入国審査で待ちました)
travel insurance 旅行保険 Do you have travel insurance?(旅行保険に入っていますか)

traffic jam と周辺表現の使い分けは、traffic jam・heavy traffic・stuck in trafficの違いで詳しく解説しています。

学習・コミュニケーションで使う名詞+名詞

コロケーション 意味 例文
language barrier 言葉の壁 We overcame the language barrier.(私たちは言葉の壁を乗り越えました)
grammar rule 文法規則 This grammar rule is easy to remember.(この文法規則は覚えやすいです)
test score テストの点数 Her test score improved.(彼女のテストの点数は上がりました)
conversation practice 会話練習 We did some conversation practice.(会話練習をしました)
study group 勉強会 I joined a study group.(勉強会に参加しました)

前の名詞はなぜ単数形が多い?

前の名詞は、数を表すというより種類を示すラベルとして働くため、通常は単数形になります。

  • shoe store(靴屋):通常は shoes store としない
  • book club(読書会):通常は books club としない
  • car park(駐車場):通常は cars park としない

ただし、すでに複数形で定着した語や、複数であることが意味の一部になっている表現は例外です。sports carclothes shopcustoms officersales manager などは組み合わせ全体で覚えましょう。

所有格・ofとの違い

中心
名詞+名詞 種類・用途・分野 company policy(会社という組織に関する方針)
所有格 所有者・特定の人や組織 the company’s policy(その会社の方針)
of 説明・所属・部分 the policy of the company(その会社の方針)

名詞+名詞は、短く一般的な分類名を作るのが得意です。一方、特定の所有者を強調するときは所有格、長い説明を後ろに置きたいときは of が自然になりやすい傾向があります。

コロケーションと複合語の違い

名詞+名詞の組み合わせは、コロケーション複合語が重なる領域です。頻繁に一緒に使われるという観点ではコロケーション、一つの名称・語彙として固まっているという観点では複合語と呼べます。

  • 二語:coffee shop、traffic jam
  • ハイフン:check-in desk、part-time job
  • 一語:website、toothpaste

綴り方や複合名詞・複合形容詞の違いは、英語の複合語(compound words)の種類とルールで確認できます。

しゅみすけ(大山俊輔)

綴りのルールだけで判断しようとすると迷いやすいため、実際によく使う形を例文ごと保存するのがおすすめです。特に仕事や旅行の表現は、場面と結びつけると定着しやすくなります。

名詞+名詞のコロケーションの覚え方

  1. 後ろの中心語ごとに集める:shopならcoffee shop・book shop、serviceならcustomer service・delivery serviceのように整理する。
  2. 場面でまとめる:仕事、旅行、買い物、学習など、自分が使う状況に寄せる。
  3. 短い例文で音読する:単体ではなく、I have a job interview. のように一文で覚える。
  4. 複数形も一緒に確認する:two job interviews のように中心語が変化することを意識する。

まとめ

  • 名詞+名詞では、通常、後ろの名詞が意味の中心になる。
  • 前の名詞は、後ろの名詞の種類・目的・対象・場所などを具体化する。
  • 前の名詞は原則として単数形だが、sports・salesなど定着した例外もある。
  • 複合語と重なるため、二語・ハイフン・一語の綴りも組み合わせごと覚える。
  • 単語帳の一語訳ではなく、場面と短い例文をセットにすると使いやすい。

英熟語・句動詞・イディオム・定型表現との関係を整理したい方は、英熟語・句動詞・イディオム・コロケーションの総合ガイドもあわせてご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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