Some …, others … の意味は?other people・the othersとの違いと使い方

Some ..., others ...「〜する人もいれば、…する人も」の使い方

Some …, others … は、同じ集団の中をいくつかのグループに分けて、「〜する人もいれば、…する人もいる」と対比する表現です。

Some people work from home, while others go to the office.
在宅で働く人もいれば、オフィスへ行く人もいます。

簡単そうに見えますが、some peopleとsome、other peopleとothersの違い、the othersとの区別、三つ以上のグループに分ける方法など、迷いやすい点があります。この記事では、会話や仕事で使える例文とともに整理します。

基本の形

Some + 複数動詞 …, (while) others + 複数動詞 …
=「〜する人・物もあれば、…する人・物もある」

Some …, others … の意味

someは「あるもの・人たち」、othersは「ほかのもの・人たち」を表します。話題にしている一つの集団を、異なる特徴や行動によって分けるときに使います。

Some students learn best by reading; others prefer listening.
読んで最もよく学ぶ学生もいれば、聞くことを好む学生もいます。

Some days are busy, and others are surprisingly quiet.
忙しい日もあれば、驚くほど静かな日もあります。

人だけでなく、日・店・案・商品など、複数のものにも使えます。

someとothersが表す「同じ集団の分け方」

someもothersも、すでに話題になっている同じ集団を指します。たとえばten guestsが話題なら、someはそのうちの一部、othersはそこに含まれなかった別の一部です。

There were ten guests. Some stayed late, while others left after dinner.
客が10人いました。遅くまで残った人もいれば、夕食後に帰った人もいました。

この文だけでは、10人全員が必ず二つのグループに分かれたとは限りません。どちらにも触れられていない人が残っている可能性があります。

旅行者の一部はビーチで休み、ほかの人は町を探索するsomeとothersのイメージ

しゅみすけ(大山俊輔)

someとothersを別々の集団だと考えず、「一つの大きな集団から、一部と別の一部を取り出す」と考えると理解しやすくなります。

some peopleとsomeの違い

some peopleは名詞peopleを明示しています。一方、前後の文脈から「人たち」だと分かる場合は、代名詞のsomeだけでも表せます。

Some people love networking events, but others find them exhausting.
交流イベントが大好きな人もいれば、疲れると感じる人もいます。

Some love networking events, but others find them exhausting.
交流イベントが大好きな人もいれば、疲れると感じる人もいます。

どちらも自然です。対象が初めて登場するときはsome peopleのほうが分かりやすく、すでに対象が明らかならsomeだけで簡潔に言えます。

other peopleとothersの違い

otherは後ろの名詞を説明する語なので、通常は名詞が必要です。othersは「ほかの人・もの」という代名詞で、それ自体に名詞の働きがあります。

Some people agreed, but other people disagreed.
賛成した人もいましたが、反対した人もいました。

Some people agreed, but others disagreed.

× Some people agreed, but other disagreed.

others peopleとも言いません。名詞を置くならother people、名詞を省くならothersです。

othersとthe othersの違い

最も重要な違いは、残り全部を指すかどうかです。

表現 意味 範囲
others ほかの人・もの 残りのうちの一部。全員とは限らない
the others 残りの人・もの 範囲が決まった集団の残り全部

Some of the cookies were chocolate, and the others were vanilla.
そのクッキーの一部はチョコ味で、残りはすべてバニラ味でした。

theが付くことで、「どの残りか」が特定されます。

Some employees joined the workshop; others continued working.
研修に参加した社員もいれば、仕事を続けた社員もいました。

こちらのothersは「参加しなかった社員全員」とは断定せず、別の人たちについて述べています。

while・but・and・セミコロンの使い分け

while:対比をはっきり示す

Some travelers plan every detail, while others prefer to be spontaneous.
細部まで計画する旅行者もいれば、行き当たりばったりを好む旅行者もいます。

whileは「一方で」と対比を明確にするため、この構文と非常に相性がよい語です。

but:違い・対立を強調する

Some liked the new design, but others thought it was confusing.
新しいデザインを気に入った人もいましたが、分かりにくいと思った人もいました。

and:単純に二つの事実を並べる

Some ordered coffee, and others chose tea.
コーヒーを注文した人もいれば、紅茶を選んだ人もいました。

セミコロン:文章で簡潔に対比する

Some decisions can wait; others need immediate action.
待てる決断もあれば、すぐに行動が必要なものもあります。

場面別の自然な例文

日常会話

Some of my friends cook every day, while others live on takeout.
毎日料理をする友人もいれば、ほとんどテイクアウトで暮らしている友人もいます。

Some mornings I feel energetic; others, I need two cups of coffee.
元気な朝もあれば、コーヒーが2杯必要な朝もあります。

仕事

Some clients want detailed reports, while others only want the key points.
詳しい報告書を求める顧客もいれば、要点だけを求める顧客もいます。

Some tasks can be automated, but others require human judgment.
自動化できる業務もありますが、人の判断が必要な業務もあります。

旅行

Some guests spent the afternoon by the pool; others explored the old town.
午後をプールサイドで過ごした宿泊客もいれば、旧市街を探索した人もいました。

Some airlines include checked baggage, while others charge extra.
預け荷物が料金に含まれる航空会社もあれば、追加料金がかかる会社もあります。

恋愛・人間関係

Some couples talk through every problem, while others need time alone first.
すべての問題を話し合うカップルもいれば、まず一人になる時間が必要なカップルもいます。

Some people show love with words; others show it through actions.
言葉で愛情を示す人もいれば、行動で示す人もいます。

三つ以上のグループに分ける言い方

二つだけでなく、some …, others …, still others …と続けると、三つのグループを表せます。

Some students studied at home, others went to the library, and still others met at a café.
家で勉強した学生もいれば、図書館へ行った学生もおり、さらに別の学生はカフェに集まりました。

still othersは「さらにほかの人・もの」です。another groupと言い換えることもできます。

Some wanted to leave early. Others wanted to stay. Another group had no preference.
早く帰りたい人もいれば、残りたい人もいました。別のグループはどちらでも構わないという考えでした。

some are … and others are … の形

行動だけでなく、性質や状態を対比できます。

Some rooms are bright and modern, while others are more traditional.
明るく現代的な部屋もあれば、より伝統的な部屋もあります。

Some questions are easy; others are surprisingly difficult.
簡単な問題もあれば、驚くほど難しい問題もあります。

someとothersはいずれも複数を表すため、be動詞はare/were、一般動詞は原形を使います。

よくある間違い

1.othersの後ろに名詞を置く

× Others people chose tea.
Other people chose tea.
Others chose tea.

2.someを「何人か」と必ず数字のように考える

someは正確な人数や割合を示しません。文脈に応じた「一部」です。少人数とは限りません。

3.二つのグループで全体を言い切りたいのにothersを使う

範囲が決まっており「残り全部」と言いたいならthe othersが適切です。

Five people came by car. The others took the train.
5人は車で来て、残りの人は全員電車で来ました。

4.単数のanotherと混同する

anotherは基本的に「もう一つ・もう一人」、othersは「ほかの複数」です。

One option is to wait. Another is to call now.
一つの選択肢は待つこと、もう一つは今電話することです。

簡単な英語での言い換え

some …, others …がすぐに出なくても、二つの短い文で伝えられます。

Some people like cities. Other people like the countryside.
都会が好きな人もいます。田舎が好きな人もいます。

People are different. Not everyone learns in the same way.
人はそれぞれ違います。全員が同じ方法で学ぶわけではありません。

One group worked online. The other group met in person.
一つのグループはオンラインで作業し、もう一つは対面で集まりました。

しゅみすけ(大山俊輔)

othersが出てこなければ、other peopleやanother groupと言えば十分です。まずは二つの短い文で、グループの違いを伝えてみましょう。

関連表現

  • one …, the other …:二つのうち、一方は〜、もう一方は…
  • one another / each other:お互いに
  • another:もう一つ・もう一人
  • the rest:残り
  • not everyone …:全員が〜とは限らない
  • on the one hand …, on the other hand …:一方では〜、他方では…

英熟語・定型表現を体系的に学びたい方は、英熟語・イディオム・定型表現の総合ガイドもご覧ください。

まとめ

  • Some …, others … は「〜する人・物もあれば、…する人・物もある」
  • someとothersは、同じ集団の異なる一部を指す
  • other peopleは名詞つき、othersは名詞を含む代名詞
  • othersは残りの一部、the othersは特定された残り全部
  • 対比にはwhile、違いの強調にはbut、単純な並列にはandが便利
  • 三つ目のグループにはstill othersを使える

まずは、Some people like …, while others prefer …の形で、身近な好みの違いを表してみてください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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