
take exception toは、発言・態度・扱いなどを「不快に思う」「気に障ると感じる」「異議を唱える」という意味です。
単に意見が違うだけではなく、「それは失礼だ」「その扱いは受け入れにくい」と、個人的・感情的に引っかかったことを示す場合によく使います。やや改まった表現ですが、仕事の会話やニュース、丁寧な抗議などで今も使われます。
この記事では、take exception toの意味の仕組み、語順、自然な例文、object toとの違い、表現が出てこないときの簡単な言い換えまで紹介します。
Contents
take exception toの基本的な意味
take exception to+名詞/doingで、「〜を不快に思う」「〜に異議を唱える」という意味になります。
- take exception to a comment:発言を不快に思う
- take exception to his attitude:彼の態度に気を悪くする
- take exception to being treated that way:そのように扱われることに異議を唱える
ここでのexceptionは、普段よく見る「例外」だけでなく、「異議・反対」という古くからの意味を持ちます。直訳的には「〜に対して異議を取る」と考えると、意味のつながりが見えやすくなります。
ネイティブが感じるニュアンス
take exception toには、対象を「よくないと思う」だけでなく、自分への侮辱、失礼、不当な扱いとして受け止めるニュアンスがあります。
たとえば、会議の提案そのものに反対するならobject toが自然です。一方、相手の言い方や決めつけを不快に感じたならtake exception toがよく合います。
I take exception to that remark.
その発言には異議があります。/その発言は不快です。
この文は、ただ「賛成できません」と言うよりも、「その発言には問題があると感じています」という強い反応です。口調によってはかなり硬く、対立的にも聞こえるため、日常の小さな不満には少し大げさになる場合があります。
しゅみすけ(大山俊輔)
語順:toの後ろは名詞か動名詞
このtoは不定詞のtoではなく前置詞です。そのため、後ろには名詞・代名詞・動名詞(doing)を置きます。
- take exception to the joke:その冗談を不快に思う
- take exception to this:これに異議を唱える
- take exception to being ignored:無視されることを不快に思う
take exception to be ignoredとはしません。「〜されること」ならbeing+過去分詞を使います。

take exception toとobject toの違い
どちらも「〜に異議を唱える」と訳せますが、焦点が違います。
| 表現 | 中心となる感覚 | よく対象になるもの |
|---|---|---|
| take exception to | 不快・失礼・侮辱だと感じる | 発言、言い方、態度、扱い、決めつけ |
| object to | 反対する・認めない | 提案、計画、規則、行動、決定 |
I object to the new rule.
私はその新しい規則に反対です。
I take exception to the way you described our team.
あなたが私たちのチームをそのように評したことを不快に思います。
ただし境界は完全に固定されていません。失礼な発言にobject toを使うことも、方針を不当だと感じてtake exception toを使うこともあります。どちらに焦点を当てるかで選びましょう。
日常会話・仕事で使える例文
発言や冗談に対して
She took exception to his joke about her age.
彼女は、年齢についての彼の冗談を不快に思いました。
I don’t usually get offended, but I took exception to that comment.
普段はあまり腹を立てませんが、その発言には不快感を覚えました。
仕事での言い方や扱いに対して
Several employees took exception to the manager’s tone.
何人かの従業員が、その管理職の口調に不快感を示しました。
We take exception to the suggestion that our team was careless.
私たちのチームが不注意だったという指摘には異議があります。
He took exception to being left out of the discussion.
彼は議論から外されたことを不満に思いました。
会話で相手に伝える
A: You’re being too sensitive.
A:君は気にしすぎだよ。
B: I take exception to that. I’m asking you to speak respectfully.
B:その言い方には異議があります。敬意を持って話してほしいだけです。
よくある間違いと注意点
「例外にする」と誤解しない
take exception toは「〜を例外として扱う」ではありません。「例外を設ける」ならmake an exception forなどを使います。
We made an exception for her.
私たちは彼女を例外扱いにしました。
軽い好みの違いには強すぎることがある
「その色はあまり好きではない」「別案のほうがいい」といった軽い意見にtake exception toを使うと、必要以上に怒っているように聞こえることがあります。
軽く伝えるなら、次のような表現が自然です。
- I’m not comfortable with that.:それには抵抗があります。
- I don’t agree with that.:それには賛成できません。
- I didn’t like the way he said it.:彼の言い方が好きではありませんでした。
この表現が出てこなければ、簡単な英語で言い換える
take exception toを思い出せなくても、伝えたい内容を2つに分ければ十分です。
- 何が嫌だったのかを示す
- どう感じたのかを直接言う
I didn’t like that comment.
その発言は好きではありませんでした。
I felt that was disrespectful.
それは失礼だと感じました。
I don’t think it’s fair to say that.
そう言うのは公平ではないと思います。
I have a problem with the way I was treated.
私は自分が受けた扱いに問題があると思っています。
しゅみすけ(大山俊輔)
関連表現
まとめ
- take exception toは「〜を不快に思う・〜に異議を唱える」
- 発言・態度・扱いを、失礼または不当だと感じるニュアンスがある
- toは前置詞なので、後ろには名詞またはdoingを置く
- object toは提案・計画・行動などへの反対に焦点を置きやすい
- 強すぎると感じる場面では、I didn’t like …やI’m not comfortable with …で言い換えられる
take exception toは、ただ反対するのではなく、「その言葉や扱いには問題がある」と伝える表現です。意味だけでなく強さも理解し、場面に合わせて使いましょう。









