
to one’s regret は「〜が残念に思うことに」「〜が悔やんでいることに」という意味です。ある事実や過去の行動について、誰が残念に思っているのかを文全体に添えます。
この記事では、to my regret の語順、文頭・文末での使い方、much to my regret、to one’s disappointment・I’m sorry to sayとの違いまで、自然な例文で解説します。
Contents
to one’s regretの意味とニュアンス
regret は名詞で「後悔」「残念な気持ち」。to one’s regret は、過去に自分がしたこと・しなかったことへの後悔だけでなく、自分では変えにくい事実を残念に思う場合にも使えます。
To my regret, I never thanked her properly.
残念に思うことに、私は彼女にきちんとお礼を言えませんでした。
To our regret, the old theater had to close.
私たちにとって残念なことに、その古い劇場は閉館せざるを得ませんでした。
会話でも使えますが、少し文章的で落ち着いた響きがあります。回想、報告、声明などで「今振り返ると残念だ」と述べるときに自然です。
しゅみすけ(大山俊輔)
語順は「to+所有格+regret」
ここでの to は不定詞ではなく前置詞です。one’s は実際の文では、残念に思う人に合わせて変えます。
- to my regret:私が残念に思うことに
- to her regret:彼女が残念に思うことに
- to our regret:私たちが残念に思うことに
- to everyone’s regret:みんなが残念に思うことに
To his regret, he had lost touch with his childhood friend.
彼が悔やんでいることに、幼なじみと連絡が途絶えていました。
To everyone’s regret, Ms. Lee decided to retire.
みんなが残念に思うことに、リー先生は引退を決めました。
文頭と文末での使い方
文頭:最初に残念な評価を示す
文頭に置く形が基本です。後ろには通常コンマを置きます。
To my regret, I didn’t keep a copy of the letter.
悔やまれることに、私はその手紙のコピーを残していませんでした。
To her regret, she couldn’t attend her sister’s wedding.
彼女にとって残念なことに、妹の結婚式へ出席できませんでした。
文末:事実の後から残念な気持ちを添える
文末では、出来事を述べてから「それを残念に思っている」と付け加えます。
I turned down the offer too quickly, to my regret.
私はその申し出をあまりに早く断ってしまい、後悔しています。
The local bookstore closed last winter, much to our regret.
地元の書店が昨冬閉店し、私たちはとても残念に思いました。
much to one’s regretで気持ちを強める
much to one’s regret は「〜が大いに残念に思うことに」「非常に悔やまれることに」。much は regret の程度を強めます。
Much to my regret, I had to cancel the trip.
非常に残念なことに、私は旅行をキャンセルせざるを得ませんでした。
He left the company, much to his team’s regret.
彼が会社を去り、チームは大変残念に思いました。
語順は much to my regret です。to much my regret とはしません。
日常・仕事で使える例文
日常・人間関係
To my regret, I didn’t take more photos with my grandparents.
悔やまれることに、祖父母ともっと写真を撮りませんでした。
To her regret, she said something hurtful during the argument.
彼女が後悔していることに、口論中に人を傷つけることを言ってしまいました。
仕事
To our regret, we cannot continue the service after September.
残念ながら、9月以降このサービスを継続できません。
Much to my regret, I missed the chance to work with that team.
非常に残念なことに、そのチームと働く機会を逃しました。
旅行・学校
To my regret, I spent only one day in Kyoto.
残念に思うことに、京都には1日しか滞在しませんでした。
To his regret, he didn’t join the study-abroad program.
彼が悔やんでいることに、留学プログラムへ参加しませんでした。
to one’s disappointment・I’m sorry to sayとの違い

- to one’s regret:事実や過去の選択を残念に思う
- to one’s disappointment:期待していた結果にならず、がっかりする
- I’m sorry to say:相手に残念な知らせを伝える前置き
To my regret, I never learned to play the piano.
残念に思うことに、私はピアノを習いませんでした。
To my disappointment, the piano concert was canceled.
がっかりしたことに、ピアノコンサートは中止になりました。
I’m sorry to say that tonight’s concert has been canceled.
残念ながら、今夜のコンサートは中止になりました。
regret は振り返って残念に思う感覚、disappointment は期待外れの感覚です。I’m sorry to say は話し手自身の後悔よりも、悪い知らせを相手へ丁寧に伝える働きが中心です。
regret doing・regret to doとの違い
regret doing:したことを後悔する
I regret leaving so early.
あんなに早く帰ったことを後悔しています。
regret to do:残念ながらこれから伝える・行う
We regret to inform you that your application was unsuccessful.
残念ながら、応募が不採用となったことをお知らせします。
to one’s regret は名詞句で、文全体へ話し手の評価を加えます。動詞 regret の目的語を作る regret doing / regret to do とは文の仕組みが異なります。「後悔する」の表現全体は、regret・wish I had・should haveの違いも参考にしてください。
日本人が間違えやすいポイント
- one’sをそのまま書かない:my、her、our、theirなどに変えます。
- to regretと読まない:このtoは前置詞で、後ろのregretは名詞です。
- disappointmentと同じにしない:期待外れより、後悔・残念に思う評価が中心です。
- muchの位置に注意:much to my regret が自然な語順です。
しゅみすけ(大山俊輔)
簡単な英語で言い換えるなら
To my regret, I didn’t call him.
→ I’m sorry that I didn’t call him.
彼に電話しなかったことを残念に思っています。
To my regret, I didn’t study abroad.
→ I wish I had studied abroad.
留学しておけばよかったです。
To our regret, the shop had to close.
→ We were sad that the shop had to close.
その店が閉店せざるを得なかったことを、私たちは悲しく思いました。
まとめ
to one’s regret は「〜が残念に思うことに」「〜が悔やんでいることに」。実際には to my regret / to her regret / to everyone’s regret のように、誰の気持ちかに合わせて所有格を変えます。
過去の選択や事実を残念に思うなら regret、期待が外れたがっかりなら disappointment、残念な知らせを伝えるなら I’m sorry to say と整理しましょう。
ほかの熟語や定型表現は、英熟語・定型表現の一覧から確認できます。









