tie A to Bの意味は?「AをBに結び付ける」の語順・使い方とlinkとの違い

tie A to Bの意味・語順・使い方を解説するアイキャッチ画像

tie A to Bは、「AをBに結び付ける」という意味です。ひもなどで実際につなぐ場合にも、証拠・原因・人物などを関連付ける場合にも使えます。

Tie the bike to the fence.
自転車をフェンスにつないでください。

The evidence tied him to the crime.
その証拠によって、彼とその犯罪との関連が明らかになりました。

どちらも、離れていたAとBを一本の線でつなぐイメージです。

tie A to Bの意味と基本の語順

基本形は次のとおりです。

tie + A(結び付けるもの)+ to + B(結び付ける先)
= AをBに結び付ける

  • Tie the balloon to the chair.
    風船を椅子に結び付けてください。
  • She tied the boat to the dock.
    彼女はボートを桟橋につなぎました。
  • The report ties the decline to higher prices.
    その報告書は、減少を価格上昇と関連付けています。

Aは動かす側、Bは結び付ける先と考えると語順を作りやすくなります。

しゅみすけ(大山俊輔)

まず「何を結ぶか」をAに置き、その後でtoを使って「どこにつなぐか」を示します。日本語の「AをBに」と同じ順番なので、落ち着いて組み立てましょう。

toは「結び付く先」を示す

toには、ある対象へ向かう感覚があります。tie A to Bでは、Aから伸びたひもや関係の線がBに到達するイメージです。

He tied a note to the package.
彼は荷物にメモを結び付けました。

a noteがA、結び付ける先のthe packageがBです。抽象的な用法でも、この方向は変わりません。

tie A to Bの物理的な接続と関連付けの用法を示す解説イラスト

用法1:ひもなどで物理的に結ぶ

最も分かりやすいのは、ロープ・ひも・コードなどで物を固定する用法です。

  • Tie your luggage to the roof rack securely.
    荷物をルーフラックにしっかり固定してください。
  • I tied the dog to a post for a minute.
    私は少しの間、犬を柱につなぎました。
  • She tied the label to the gift with a ribbon.
    彼女はリボンで贈り物にラベルを結び付けました。

結ぶ道具も言いたいときは、tie A to B with C「Cを使ってAをBに結ぶ」とできます。

Tie the box to the cart with this rope.
このロープで箱を台車に固定してください。

用法2:人・物・出来事を関連付ける

tieは、目に見えない関係を作る場合にも使われます。ニュース、調査、仕事の説明でよく見かける用法です。

  • Police tied the suspect to several robberies.
    警察は、その容疑者を複数の強盗事件と関連付けました。
  • No evidence ties the company to the scandal.
    その会社と不祥事を結び付ける証拠はありません。
  • Researchers tied poor sleep to lower productivity.
    研究者たちは、睡眠不足を生産性の低下と関連付けました。

この用法のtieは、「関係があると主張する」よりも、証拠・データ・事実が二つを結び付ける場面に特に自然です。

用法3:結果・報酬・条件を連動させる

仕事では、報酬や評価を結果に連動させる意味でも使います。

The bonus is tied to sales performance.
ボーナスは販売実績に連動しています。

We should tie the schedule to clear milestones.
スケジュールを明確な節目と連動させるべきです。

単なる関連ではなく、一方が変わると他方にも影響する仕組みを表せます。

受け身のA be tied to B

A be tied to Bは「AがBに結び付けられている」「AがBと関連している」です。物理的な状態にも抽象的な関係にも使えます。

  • The boat was tied to a tree.
    ボートは木につながれていました。
  • His name was tied to the investigation.
    彼の名前はその捜査と関連付けられていました。
  • Our success is closely tied to customer trust.
    私たちの成功は顧客の信頼と密接に結び付いています。

be closely tied toは「〜と密接な関係がある」という定番の組み合わせです。

tie A to Bとlink A to Bの違い

link A to Bも「AをBに結び付ける」です。linkは幅広く中立的に「つながりを示す」のに対し、tieは結び目でしっかり固定するイメージがあり、強い関係や証拠による関連を感じさせます。

  • The study links stress to sleep problems.
    その研究はストレスと睡眠問題の関連を示しています。
  • New evidence ties the suspect to the scene.
    新しい証拠が容疑者と現場を結び付けています。

研究上の一般的な関連ならlink、人物を事件に結び付ける具体的な証拠ならtieが特に自然です。語順や受け身は、link A to Bの意味・語順とconnectとの違いでも確認できます。

tie A to Bとconnect A with/to Bの違い

connectは、機器・場所・人・考えなどを広く「つなぐ」基本語です。

Connect the printer to the computer.
プリンターをパソコンに接続してください。

機械的・電気的な接続にはconnectが自然です。ロープやひもで縛るならtie、証拠が人物を事件へ結び付ける場合もtieがよく使われます。

tie A to Bとassociate A with Bの違い

associate A with Bは「AからBを連想する」「AとBを関連付けて考える」です。人の頭の中の連想や一般的なイメージにも使えます。

Many people associate the color white with purity.
多くの人は白という色から純粋さを連想します。

tieは証拠や仕組みで結び付ける響き、associateは考え・記憶・イメージの中で関連付ける響きが中心です。詳しくはassociate with・associate A with Bの意味と使い方を参考にしてください。

tie toとtie upの違い

tie A to Bには結び付ける先Bが明示されます。一方、tie A upは「Aを縛る・しっかりくくる」、またはbe tied upで「忙しくて手が離せない」です。

  • Tie the horse to the fence.
    馬をフェンスにつないでください。
  • Tie up the package.
    荷物をひもでしっかりくくってください。
  • I’m tied up this afternoon.
    今日の午後は手が離せません。

tie upの意味・語順とbusyとの違いでは、句動詞としての使い方を詳しく解説しています。

日常会話・仕事で使える例文

日常生活

Please tie the trash bag to the handle.
ゴミ袋を取っ手に結び付けてください。

I tied my key to a bright strap so I wouldn’t lose it.
なくさないように、鍵を明るい色のストラップに付けました。

仕事

Management tied raises to performance reviews.
経営陣は昇給を人事評価と連動させました。

Don’t tie the entire plan to one supplier.
計画全体を一社の供給業者だけに依存させないでください。

ニュース・調査

Investigators found nothing that tied her to the case.
捜査員は彼女をその事件と結び付けるものを何も発見しませんでした。

The data ties rising costs to supply shortages.
そのデータは、費用上昇を供給不足と関連付けています。

日本人が間違えやすいポイント

結び付ける先にはtoを使う

Tie the rope to the tree.
× Tie the rope with the tree.

withは結ぶ道具を示すときに使えます。

Tie the sign to the gate with wire.
針金で看板を門に取り付けてください。

AとBを逆にすると焦点が変わる

The evidence tied him to the crime.では、証拠によってhimthe crimeへ結び付けられます。何を新たに関連付けるのかをAに置きましょう。

人について使うと強い意味になることがある

He was tied to the scandal.は、単に話題が似ているのではなく、その人が不祥事に関係している疑いを示します。根拠なく人を事件や問題に結び付ける表現は避けましょう。

しゅみすけ(大山俊輔)

抽象的なtieも、実際のひもと同じです。Aから線を伸ばし、toの後ろのBへ結ぶとイメージすると理解しやすくなります。

簡単な英語で言い換えるなら

  • Attach A to B.
    AをBに取り付けてください。
  • A is connected to B.
    AはBにつながっています。
  • A is related to B.
    AはBと関係があります。
  • B may be the reason for A.
    BがAの理由かもしれません。

物ならattachconnect、抽象的な関係ならbe related toを使えば、tieが出てこなくても伝えられます。be related toの意味とrelate toとの違いも関連する基本表現です。

まとめ

tie A to Bは「AをBに結び付ける」です。Aには結び付けるもの、Bにはその接続先・関連先を置きます。ロープなどで物理的につなぐ用法から、証拠・原因・結果・報酬を関連付ける用法へイメージが広がっています。

linkは中立的な関連、connectは幅広い接続、associateは頭の中の連想に向きます。ほかの重要表現は英熟語・定型表現の一覧から確認できます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

ご相談専門お電話番号

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

前置詞を使った英熟語の一覧