at short noticeの意味は?on short notice・without noticeとの違いと使い方

at short noticeの意味・使い方・違いを表すアイキャッチ

at short noticeは、「急な知らせで」「直前の依頼にもかかわらず」「十分な準備時間がない中で」という意味です。予定変更、仕事の依頼、会議への参加、旅行の手配など、何かを知らされてから実行するまでの時間が短い場面で使います。

Thank you for coming at such short notice.
急なお願いにもかかわらず、来てくださってありがとうございます。

この記事では、at short noticeのニュアンスと語順、自然な例文、on short noticewithout noticeとの違い、すぐに表現が出ないときの簡単な言い換えを解説します。

at short noticeの意味

at short noticeは、連絡を受けてから行動するまでの時間がほとんどないことを表します。日本語では、文脈に応じて次のように訳せます。

  • 急な知らせで
  • 直前の連絡で
  • 急な依頼にもかかわらず
  • 短い準備期間で

She agreed to help us at short notice.
彼女は急な依頼にもかかわらず、私たちを手伝うことに同意してくれました。

The meeting was arranged at very short notice.
その会議は直前になって設定されました。

Can you travel at short notice?
急な連絡でも出張できますか。

short noticeが表す「知らせから実行までの時間が短い」感覚

ここでのnoticeは「気づくこと」ではなく、「事前の通知・予告」を意味します。short noticeは、通知そのものが短いのではなく、通知を受けてから予定の時刻までの猶予が短いということです。

たとえば、午後の会議に出てほしいと当日の朝に頼まれた場合、準備時間が短いためat short noticeが使えます。

I’m sorry to ask you at such short notice.
こんな直前にお願いして申し訳ありません。

しゅみすけ(大山俊輔)

short noticeは「短いお知らせ」ではなく、「知らせを受けてから実行までの時間が短い」と捉えましょう。急な依頼へのお礼やおわびで特によく使われます。

at short noticeの語順とよく使う形

動詞+at short notice

at short noticeは副詞句として、文末に置くのが基本です。

We had to cancel the event at short notice.
私たちは直前になってイベントを中止しなければなりませんでした。

He can be available at short notice.
彼は急な連絡でも対応できます。

at very short notice

veryを加えると、「本当に直前で」「準備時間が非常に短い中で」と強調できます。

They asked me to give a presentation at very short notice.
彼らは本当に直前になって、私にプレゼンをするよう頼みました。

at such short notice

suchを使う形は、急な依頼を引き受けてもらったときのお礼や、直前に頼むときのおわびで非常によく使われます。

Thanks for meeting me at such short notice.
急なお願いなのに会ってくれてありがとうございます。

I apologize for contacting you at such short notice.
直前のご連絡となり、申し訳ありません。

with little notice

with little noticeも、「ほとんど事前連絡なしで」という意味です。通知の少なさをより直接的に表します。

Employees were asked to change shifts with little notice.
従業員は、ほとんど猶予がないまま勤務時間を変更するよう求められました。

日常会話や仕事で使える例文

Could you babysit for us at short notice?
急なお願いですが、子どもの面倒を見てもらえませんか。

I’m sorry I changed our plans at such short notice.
直前に予定を変更してごめんなさい。

Our team handled the request at very short notice.
私たちのチームは、その急な依頼に短時間で対応しました。

It’s difficult to book a large table at short notice.
直前に大人数用のテーブルを予約するのは難しいです。

The doctor was able to see me at short notice.
その医師は急な連絡にもかかわらず、私を診てくれました。

We may need you to work overseas at short notice.
急な連絡で海外勤務をお願いする可能性があります。

at short notice・on short notice・without noticeの違い

at short notice・on short notice・without noticeの違い

at short notice:主にイギリス英語

at short noticeはイギリス英語で特に一般的です。直前の依頼や変更に対応する場面を表します。

They arranged the interview at short notice.
彼らは直前になって面接を設定しました。

on short notice:主にアメリカ英語

on short noticeは、同じ意味でアメリカ英語によく使われます。地域差はありますが、意味はほぼ同じです。

Thanks for coming on such short notice.
急なお願いなのに来てくれてありがとう。

without notice:事前通知なし

without noticeは、準備時間が短いというより、そもそも事前の通知がなかったことを表します。不満や問題を含む文脈でもよく使われます。

The store closed without notice.
その店は予告なしに閉店しました。

My flight was canceled without prior notice.
私の便は事前の通知なしに欠航になりました。

at the last minuteとの違い

at the last minuteは「ぎりぎりになって」「土壇場で」という意味で、行動や決定をした時点に焦点があります。一方、at short noticeは、通知から実行までの準備時間が短いことに焦点があります。

He changed his mind at the last minute.
彼は土壇場で考えを変えました。

He asked me to join at short notice.
彼は直前になって私に参加を頼みました。

日本人が間違えやすいポイント

at a short noticeとは通常言わない

この定型表現のnoticeは不可算的に使われるため、通常は冠詞を付けません。

× at a short notice
at short notice

ただし、at such short noticeat very short noticeの形は自然です。

shortly noticeとは言わない

shortはnoticeを修飾する形容詞です。副詞のshortlyにはしません。

× at shortly notice
at short notice

単に「急いで」なら別の表現を使う

at short noticeは「通知から実行までの猶予が短い」ことを表します。自分が単に急いで作業したなら、in a hurryquicklyのほうが自然です。

すぐ出てこないときの簡単な言い換え

at short noticeが出てこなければ、「連絡が遅かった」「時間があまりない」と基本英語で説明できます。

  • You just told me today.(今日になって聞きました)
  • I didn’t have much time to prepare.(準備する時間があまりありませんでした)
  • Thank you for coming so quickly.(こんなに早く来てくれてありがとう)
  • I’m sorry I asked you so late.(こんなに遅く頼んでごめんなさい)

しゅみすけ(大山俊輔)

表現を忘れたときは、「いつ知らせたのか」「準備時間がどれくらいあったのか」を簡単な文にしましょう。I didn’t have much time to prepare.だけでも状況は十分に伝わります。

まとめ

at short noticeは、連絡を受けてから行動するまでの時間が短いことを表します。

  • at short notice:直前の連絡で・急な依頼に対応して
  • at very short notice:本当に直前になって
  • at such short notice:こんなに急なお願いなのに
  • on short notice:同じ意味で、主にアメリカ英語
  • without notice:事前通知なしで

まずは、お礼の定番であるThank you for coming at such short notice.から使ってみましょう。

ほかの表現もまとめて確認したい方は、英熟語・定型表現の一覧をご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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