
way of ~ingは、「~する方法」「~のやり方」「~する流儀」を表す英語です。a way of learning Englishなら「英語を学ぶ方法」、her way of speakingなら「彼女の話し方」という意味になります。
よく似たway to doやhow to doも「~する方法」と訳せるため、どれを選べばよいのか迷いやすい表現です。この記事では、基本の語順、ofの後ろが動名詞になる理由、3つの表現の違い、自然な例文、簡単な言い換えまで解説します。
先に結論
- way of ~ing:~する方法・やり方・様式
- way to do:~する方法。目的に到達する手段や可能性にも焦点を置く
- how to do:どうすれば~できるか、具体的な手順
- way of ~ingとway to doは、多くの場面でどちらも使える
Contents
way of ~ingの意味と基本の語順
基本の形は次のとおりです。
a / the / 所有格+way of+動詞のing形
This is a simple way of saving money.
これは簡単な節約方法です。
I like her way of explaining things.
私は彼女の説明の仕方が好きです。
We need to change the way of working.
私たちは仕事の進め方を変える必要があります。
Traveling alone is my way of recharging.
一人旅は、私にとって元気を取り戻す方法です。
wayは単なる「方法」だけでなく、人に特徴的なやり方・振る舞い方を表すこともあります。
That’s just his way of showing he cares.
それは彼なりの思いやりの示し方なのです。
なぜofの後ろは動名詞になるの?
ここでのofは、wayの内容を説明しています。「何のやり方なのか」を、後ろから具体的に示す感覚です。
- a way of cooking rice:ご飯を炊く方法
- a way of dealing with stress:ストレスに対処する方法
- her way of thinking:彼女の考え方
ofは前置詞なので、後ろに動詞をそのまま置けません。動詞を名詞のように扱える~ing形(動名詞)にします。
× a way of save money
○ a way of saving money
お金を節約する方法
しゅみすけ(大山俊輔)
way of ~ingとway to doの違い
way of ~ingとway to doは、どちらも「~する方法」を表し、多くの場面で置き換えられます。
We need to find a better way of communicating.
We need to find a better way to communicate.
私たちは、もっとよいコミュニケーション方法を見つける必要があります。
ただし、焦点には少し違いが出ることがあります。
| 表現 | 焦点 | 例 |
|---|---|---|
| way of ~ing | 行為の方法・様式・いつものやり方 | her way of speaking |
| way to do | 目的に到達する手段・取るべき行動 | the best way to solve it |
I don’t like his way of talking to people.
私は彼の人への話し方が好きではありません。
ここでは「彼に特徴的な話し方・態度」なので、way of talkingが自然です。
Is there a way to cancel the reservation online?
オンラインで予約をキャンセルする方法はありますか。
ここでは「キャンセルという目的を達成する手段」を尋ねているため、way to cancelが自然です。
ただし、これは絶対的な規則ではありません。名詞との自然な組み合わせや話し手の焦点によって、どちらも可能な例が多くあります。

way of ~ingとhow to doの違い
how to doは「どのように~するか」「~の仕方」という意味で、具体的な手順や知識を表します。
She taught me how to use the app.
彼女はそのアプリの使い方を教えてくれました。
I found a new way of using the app.
私はそのアプリの新しい活用方法を見つけました。
1つ目は「どう操作するか」という手順。2つ目は「どのような使い方があるか」という方法・活用法です。
| 表現 | 意味 | よく使う場面 |
|---|---|---|
| a way of doing | ~する1つの方法・やり方 | 方法の種類や特徴を述べる |
| a way to do | ~するための方法・手段 | 解決策や目的への道筋 |
| how to do | どうやって~するか | 手順・技能・方法を知る |
how toの詳しい語順や疑問文との違いは、how toの意味と使い方でも解説しています。
冠詞と所有格の使い方
wayは数えられる名詞なので、単数なら通常、a・the・所有格などが必要です。
a way of ~ing:1つの方法
Walking is a good way of staying healthy.
歩くことは健康を保つよい方法です。
the way of ~ing:その方法・一般的なやり方
The way of doing business has changed.
仕事のやり方は変わりました。
my / her / their way of ~ing:その人なりのやり方
Everyone has their own way of learning.
誰にでも自分なりの学び方があります。
I admire her way of handling difficult customers.
私は彼女の難しい顧客への対応方法に感心しています。
特にone’s way of ~ingは、人の性格やスタイルを表すときによく使われます。
よく使われる形
a good / better / effective way of ~ing
Keeping a journal is an effective way of practicing English.
日記をつけることは、効果的な英語練習法です。
Is there a better way of organizing these files?
これらのファイルをもっと上手に整理する方法はありますか。
a new / different way of ~ing
We’re looking for a new way of attracting customers.
私たちは新しい集客方法を探しています。
Try a different way of saying it.
別の言い方を試してみてください。
one’s own way of ~ing
She has her own way of making people feel welcome.
彼女には、人を歓迎されている気持ちにさせる独自の方法があります。
日常会話・仕事・恋愛で使える例文
日常会話・暮らし
Meal prepping is a convenient way of saving time.
作り置きは時間を節約する便利な方法です。
Music is my favorite way of relaxing after work.
音楽は、仕事のあとにリラックスする私のお気に入りの方法です。
That’s an unusual way of opening a bottle.
それは変わったボトルの開け方ですね。
仕事
We need a more efficient way of sharing information.
もっと効率的な情報共有の方法が必要です。
Her way of leading the team is calm but effective.
彼女のチームの率い方は穏やかですが効果的です。
This is one way of reducing unnecessary meetings.
これは不要な会議を減らす1つの方法です。
恋愛・人間関係
Cooking for people is his way of showing love.
人に料理を作ることが、彼なりの愛情表現です。
I don’t understand her way of dealing with conflict.
私は彼女の対立への向き合い方が理解できません。
We have different ways of expressing our feelings.
私たちは感情の表し方が違います。
There is no way of ~ingの意味
There is no way of ~ingは、「~する方法がない」から転じて、「~することはできない」「~するすべがない」を表します。
There is no way of knowing what will happen.
何が起こるか知るすべはありません。
There’s no way of telling whether he’s serious.
彼が本気かどうか判断するすべがありません。
特にThere is no way of knowing.は、「知りようがない」という定型的な言い方です。
一方、会話のNo way!は「ありえない!」「絶対いや!」という別の定型表現なので、区別しましょう。
しゅみすけ(大山俊輔)
日本人が間違えやすいポイント
1.ofの後ろを動詞の原形にしない
× a way of learn English
○ a way of learning English
英語を学ぶ方法
2.way how ~を基本形にしない
日本語の「~する方法」から、× the way how to do itと重ねてしまうことがあります。標準的には次のどちらかにします。
- the way to do it:それをする方法
- how to do it:それをどうするか
3.way of ~ingとway to doを厳密に分けすぎない
両方が自然な文は多くあります。「ofは必ず過程、toは必ず目的」と機械的に決めず、よく使われる組み合わせごと覚えるのが実用的です。
すぐ出てこないときの簡単な言い換え
way of ~ingが出なければ、短い動詞やhow toで言い換えられます。
- This is a good way of learning new words.
→ This helps you learn new words.
これは新しい単語を覚える助けになります。 - I like her way of speaking.
→ I like how she speaks.
私は彼女の話し方が好きです。 - We need a better way of doing this.
→ We need to do this better.
私たちはこれをもっと上手に行う必要があります。
関連表現
- in a way:ある意味では
- by the way:ところで
- one way or another:何らかの方法で
- the best way to do:~する最善の方法
- one’s way of thinking:人の考え方
wayを使った会話表現では、way to put itの意味と使い方も参考になります。ほかの英熟語や定型表現は、英熟語・定型表現の一覧から確認できます。
まとめ
- way of ~ingは「~する方法・やり方・様式」
- ofはwayの内容を説明し、前置詞なので後ろは動名詞になる
- way of ~ingは行為の方法や人に特徴的なスタイルを表しやすい
- way to doは目的に到達する手段、how to doは具体的な手順に焦点を置きやすい
- way of ~ingとway to doは置き換えられる場面も多い
- There is no way of knowing.は「知りようがない」
way of ~ingは、単なる方法だけでなく「その人らしいやり方」まで表せる便利な形です。まずはmy way of learning、her way of speakingなど、身近な名詞と組み合わせて使ってみましょう。









