differ fromの意味は?different fromとの違い・語順と使い方を例文解説

differ fromの意味とdifferent fromとの違いを解説するアイキャッチ画像

differ fromは、「〜と異なる」「〜とは違う」という意味です。A differs from B.の形で、2つの物・考え・方法などに違いがあることを客観的に伝えます。

ただし、日常会話ではbe different fromのほうが口から出しやすく、よく使われます。この記事では、differ fromの意味と語順、differ in・differ overの使い方、different fromやdistinguish A from Bとの違いまで、自然な例文で整理します。

differ fromの基本的な意味

differ from Aは「Aと異なる」「Aとは違う」という意味です。

  • My opinion differs from yours.
    私の意見はあなたの意見とは異なります。
  • This version differs from the original.
    この版は原版とは異なります。
  • Work culture differs from country to country.
    仕事の文化は国によって異なります。

differ自体が「異なる」という動詞です。そのため、is differとはしません。

× My opinion is differ from yours.
○ My opinion differs from yours.

主語が単数なら現在形はdiffers、複数ならdifferです。

ネイティブが感じるdiffer fromのニュアンス

differ fromは、感情を強く出さずに「比較すると同じではない」と述べる表現です。商品、制度、考え方、調査結果、文化などを客観的に比べる場面によく合います。

  • The new policy differs from the old one in several ways.
    新しい方針は、いくつかの点で以前の方針と異なります。
  • Her approach differs from mine, but both can work.
    彼女の方法は私のものとは違いますが、どちらもうまくいく可能性があります。

「違う=どちらかが間違っている」という意味ではありません。単に特徴・性質・考え方などに差があることを表せます。

しゅみすけ(大山俊輔)

differ fromは、少し客観的に違いを説明したいときに便利です。会話ですぐに出てこなければ、A is different from B.やA and B are not the same.でも十分自然に伝わります。

なぜfromを使うのか

fromには「起点から離れる」という感覚があります。differ from Bは、AをBと比べたときに、同じ位置ではなく違う側に離れていると捉えると分かりやすくなります。

A differs from B.
=AはBを基準に見ると違いがある

日本語では「AとBは違う」と並べて言うことが多い一方、英語ではAを主語に置き、from Bで比較の基準を示す形が基本です。

differ fromの語順とよく使う形

A differs from B

最も基本的な形です。

  • Your needs may differ from mine.
    あなたのニーズは私のものとは違うかもしれません。
  • The actual color may differ from the photo.
    実際の色は写真と異なる場合があります。
  • His public image differs from his real personality.
    彼の世間でのイメージは、実際の性格とは異なります。

A and B differ

比較する2つを主語として並べることもできます。

  • The two proposals differ significantly.
    その2つの提案は大きく異なります。
  • My sister and I differ in many ways.
    姉(妹)と私は多くの点で違います。

differ depending on…

「〜によって異なる」は、differ depending on…vary depending on…で表せます。

  • Prices differ depending on the season.
    価格は季節によって異なります。
  • The best answer may differ depending on the situation.
    最適な答えは状況によって異なる場合があります。

differ from・differ in・differ over・differ withの違い

differ from:比較対象と異なる

A differs from B.で「AはBと異なる」です。

This recipe differs from the one my mother uses.
このレシピは母が使っているものとは違います。

differ in:ある点・特徴において異なる

differ in+違いが現れる点で、「〜の点で異なる」と表します。

  • The twins differ in personality.
    その双子は性格が異なります。
  • These phones differ in size and battery life.
    これらのスマートフォンは、大きさとバッテリーの持続時間が異なります。

differ over / on:意見が食い違う

議題や問題について意見が違うときは、differ overまたはdiffer onを使えます。

  • We differ over how to spend the budget.
    私たちは予算の使い方について意見が異なります。
  • The experts differ on the cause of the problem.
    専門家たちはその問題の原因について見解が異なります。

differ with:人と意見が合わない

differ with+人は「人と意見が異なる」という意味です。やや硬めなので、会話ではdisagree withのほうが分かりやすいこともあります。

I differ with him on that point.
その点については、私は彼と意見が異なります。

differ from・be different from・distinguish A from Bの違い

differ fromとbe different fromとdistinguish A from Bの違いを示す比較図

differ from:動詞で「異なる」

My plan differs from yours.
私の計画はあなたのものとは異なります。

比較・説明の文に合い、やや客観的です。

be different from:形容詞で「違っている」

My plan is different from yours.
私の計画はあなたのものとは違います。

意味はdiffer fromと近いですが、日常会話ではこちらのほうが一般的で作りやすい形です。

distinguish A from B:AとBを区別する

Can you distinguish the original from the copy?
本物とコピーを見分けられますか。

distinguishは、違いがあると述べるだけでなく、違いを認識して見分けることを表します。詳しい語順はdistinguish A from Bの専門記事で解説しています。

より「はっきり別物である」と強調したいときは、be distinct fromの意味と使い方も参考になります。

日常会話・仕事で使える例文

日常会話

  • Your coffee tastes different from mine.
    あなたのコーヒー、私のとは味が違うね。
  • Life here differs from what I expected.
    ここでの生活は、想像していたものとは違います。
  • Everyone’s experience differs.
    経験は人それぞれです。

仕事

  • Our estimate differs from the client’s.
    私たちの見積もりは顧客側のものと異なります。
  • The final design differs slightly from the draft.
    最終デザインは草案と少し異なります。
  • Local regulations differ from country to country.
    現地の規制は国によって異なります。
  • How does this option differ from the basic plan?
    この選択肢は基本プランとどう違うのですか。

人間関係・考え方

  • We differ on politics, but we respect each other.
    政治については意見が違いますが、互いを尊重しています。
  • His priorities differ from mine.
    彼が優先することは私とは違います。

日本人が間違えやすいポイント

differentとdifferを混ぜない

differentは形容詞なのでbe動詞が必要です。differは動詞なのでbe動詞を置きません。

  • ○ This differs from mine.
  • ○ This is different from mine.
  • × This is differ from mine.

比較対象の代名詞を正しく選ぶ

「私のもの」はmine、「あなたのもの」はyoursです。

○ Your idea differs from mine.
× Your idea differs from me.

人そのものと比べる場合はmeも使えます。

My daughter is very different from me.
娘は私とはかなり違います。

「違う意見を持つ」をdifferent opinionだけで直訳しない

「私たちは意見が違う」は次のように言えます。

  • We have different opinions.
  • Our opinions differ.
  • We disagree.

会話では短いWe disagree.も自然です。

しゅみすけ(大山俊輔)

「何と何が違うのか」と「どの点が違うのか」を分けて考えると語順が作りやすくなります。比較対象ならfrom、違う点ならinを使う、と整理してみましょう。

differ fromが出てこないときの簡単な言い換え

differ fromを思い出せなくても、基本的な英語で十分に伝えられます。

  • A is different from B.
    AはBと違います。
  • A and B are different.
    AとBは違います。
  • A and B are not the same.
    AとBは同じではありません。
  • We don’t think the same way.
    私たちは同じ考え方をしていません。

たとえば、Our approach differs from theirs.が出てこなければ、We do it in a different way.(私たちは違うやり方で行います)でも意図は伝わります。

まとめ

  • differ fromは「〜と異なる」という動詞表現
  • 基本語順はA differs from B.
  • differ inは「〜の点で異なる」
  • differ over / onは「議題について意見が異なる」
  • be different fromは意味が近く、日常会話で使いやすい
  • distinguish A from Bは「AとBを見分ける」
  • 思い出せないときはA and B are not the same.で言い換えられる

ほかの重要表現もまとめて確認したい方は、英熟語・定型表現の一覧をご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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