
英会話レッスンや人前で話すことに慣れてきて、「前ほど緊張しなくなりました」と言いたいことがあります。
いちばん分かりやすい英語は、I don’t get nervous anymore. です。ただし、日本語の「緊張しなくなる」には、「もう緊張しない」「前より緊張が少ない」「その場に慣れてきた」など、少しずつ違う意味があります。
この記事では、don’t get nervous anymore、become less nervous、get used to itの違いを、初心者にも使いやすい例文で整理します。
Contents
「緊張しなくなる」の基本は don’t get nervous anymore
以前は緊張していたけれど、今はもう緊張しないと言うなら、次の形が自然です。
I don’t get nervous anymore.
もう緊張しません。
get nervousは「緊張した状態になる」、not … anymoreは「もう〜ない」という意味です。日本語の「緊張しなくなった」に最も近い、会話で使いやすい表現です。
- I don’t get nervous before lessons anymore.
レッスン前にもう緊張しなくなりました。 - I don’t get as nervous as I used to.
以前ほど緊張しなくなりました。 - She doesn’t get nervous when speaking English anymore.
彼女は英語を話すとき、もう緊張しません。
しゅみすけ(大山俊輔)
3つの表現は何が違う?
| 英語 | 中心となる意味 | 自然な日本語 |
|---|---|---|
| I don’t get nervous anymore. | 今はもう緊張しない | 緊張しなくなった |
| I’ve become less nervous. | 緊張の程度が以前より減った | 前ほど緊張しなくなった |
| I’m getting used to it. | 経験を重ねて慣れてきた | 慣れて緊張しなくなってきた |
| I feel more comfortable now. | 今は安心して自然に振る舞える | 今はだいぶ平気になった |

I’ve become less nervous.は「緊張が減った」
I’ve become less nervous.は、緊張が完全になくなったとは限りません。「以前より緊張の程度が小さくなった」という変化を表します。
- I’ve become less nervous about speaking in meetings.
会議で話すことに、以前ほど緊張しなくなりました。 - I’m less nervous than I was last year.
去年より緊張しなくなりました。 - With practice, I became less nervous.
練習を重ねて、前ほど緊張しなくなりました。
become less nervousは少し説明的で、変化を落ち着いて振り返る場面に合います。普段の会話では、I don’t get as nervous as I used to.も自然です。
I’m getting used to it.は「慣れてきた」
緊張が減った理由が、レッスン、仕事、人前で話すことなどへの「慣れ」なら、get used toがぴったりです。
- I’m getting used to speaking in front of people.
人前で話すことに慣れてきました。 - I’m getting used to online meetings, so I’m not as nervous now.
オンライン会議に慣れてきたので、今はそれほど緊張しません。 - After a few lessons, I got used to speaking English.
数回レッスンを受けて、英語を話すことに慣れました。
be used toの後ろには名詞または動名詞を置きます。
○ I’m used to speaking English.
× I’m used to speak English.
feel more comfortableなら「今は平気」
緊張という言葉を直接使わず、「今はもっと自然に、安心してできる」と伝えるなら、feel more comfortableが使えます。
- I feel more comfortable speaking English now.
今は英語を話すことに、以前より抵抗がありません。 - I’m much more comfortable around new people.
初対面の人と一緒でも、今はずっと自然でいられます。 - I finally feel comfortable giving presentations.
ようやくプレゼンでも落ち着いていられるようになりました。
「緊張がゼロ」というより、安心感や自然さが増したことに焦点があります。
場面別の自然な例文
英会話レッスン
I used to get nervous before every lesson, but I don’t anymore.
以前は毎回レッスン前に緊張していましたが、今はもうしません。
I’m getting used to speaking without translating everything.
何でも訳さずに話すことに慣れてきました。
仕事・会議
I don’t get as nervous in meetings as I used to.
以前ほど会議で緊張しなくなりました。
I’ve become more confident about sharing my opinion.
意見を言うことに、以前より自信が持てるようになりました。
初対面・人間関係
I used to be shy around new people, but I feel more comfortable now.
以前は初対面の人の前で恥ずかしがっていましたが、今はもっと自然でいられます。
短い会話で確認
A: Do you still get nervous before presentations?
プレゼン前はまだ緊張する?
B: Not as much as I used to. I’m getting used to them.
以前ほどではないよ。だんだん慣れてきた。
A: That’s great. You looked really confident today.
それはよかった。今日はとても自信があるように見えたよ。
よくある間違い
become not nervousは不自然になりやすい
日本語の語順からbecome not nervousと作りたくなりますが、通常は次のほうが自然です。
- I don’t get nervous anymore.
- I’ve become less nervous.
- I’m not as nervous as I used to be.
「緊張をやめた」をstop nervousとは言わない
nervousは形容詞なので、stop nervousとは言えません。stop feeling nervousなら文法的には可能ですが、普段はdon’t get nervous anymoreのほうが自然です。
しゅみすけ(大山俊輔)
この表現が出てこなければ、どう言えばいい?
I’m okay now.
今は大丈夫です。
I feel better now.
今は気分が楽です。
It’s easier for me now.
今は前より楽にできます。
細かなニュアンスは少なくなりますが、どれも短く伝えやすい表現です。
FAQ
「だんだん緊張しなくなってきた」は?
I’m getting less nervous. または I’m starting to feel more comfortable. が自然です。進行形にすると、変化の途中であることが伝わります。
「全然緊張しなくなった」は?
I don’t get nervous at all anymore.と言えます。ただし、at allを入れると「まったく」という強い表現になります。
「人前で緊張しなくなった」は?
I don’t get nervous in front of people anymore. または I’m more comfortable speaking in public now. が自然です。
まとめ
- もう緊張しない:I don’t get nervous anymore.
- 以前より緊張が少ない:I’ve become less nervous.
- 慣れてきた:I’m getting used to it.
- 今は自然にできる:I feel more comfortable now.
日本語の「緊張しなくなる」を一つの英語へ置き換えるのではなく、変化の程度と理由に合わせて選ぶのがポイントです。
緊張や不安そのものの違いは、「不安」は英語で?worried・anxious・uneasyの違いも参考にしてください。「自信が持てるようになる」は、gain confidence・become more confidentの違いで詳しく解説しています。










