
「人と違う」と言われたとき、それを直すべき欠点ではなく、自分にしかない色だと思えたら——。シンディ・ローパーは、鮮やかなファッションと歌声だけでなく、年齢や常識に自分を明け渡さない生き方でも、多くの女性を励ましてきました。
この記事では、インタビューや公共放送の記録で確認できる本人の言葉から、40代・50代・60代の今だからこそ響く名言を厳選。日本語訳、英語表現のポイント、日常で使える短い例文とともに紹介します。
Contents
- 1 シンディ・ローパーとは?
- 2 シンディ・ローパーの英語名言7選
- 2.1 1. “I just have to keep trying.”
- 2.2 2. “Don’t listen.”
- 2.3 3. “When you include everything in your work and in your thinking, you get the braces off your brains.”
- 2.4 4. “As you get older, you have to work harder on your craft.”
- 2.5 5. “If you can just put some time aside to live, to just live and enjoy smelling the flowers.”
- 2.6 6. “I want to bring people together.”
- 2.7 7. “Well, if you could do it, I could maybe do it too.”
- 3 名言に通じる5曲を英語で味わう
- 4 まとめ|自分の色は、年齢で薄くならない
- 5 引用・参考資料
シンディ・ローパーとは?
シンディ・ローパー(Cyndi Lauper)は、ニューヨーク出身の歌手・ソングライター・俳優です。1980年代に世界的な成功を収め、グラミー賞、エミー賞、トニー賞を受賞。音楽活動と並行して、女性やLGBTQ+の権利を支える活動も続けてきました。奇抜に見えるスタイルの奥にあるのは、「誰もが自分の色で生きてよい」という一貫した姿勢です。
シンディ・ローパーの英語名言7選
1. “I just have to keep trying.”
日本語訳:私はただ、挑戦し続けるしかないの。
「自分がどこまでできるかは、自分にもわからない。だから挑戦を続ける」と語ったときの言葉です。才能への自信ではなく、続ける覚悟が人を前へ進める——大人の再出発にもよく似合います。
英語ポイント:have to は「〜しなければならない」。keep + 動詞ing で「〜し続ける」です。
使ってみよう:
I’m not there yet, but I’ll keep trying.
まだ到達していないけれど、挑戦を続けます。
2. “Don’t listen.”
日本語訳:聞かなくていい。
業界の人から型にはめられそうになった経験を踏まえ、若い表現者への助言として答えた短い一言。すべての助言を無視するのではなく、「あなたの可能性を勝手に狭める声まで信じなくていい」というメッセージです。
英語ポイント:否定の命令文は Don’t + 動詞。短いからこそ、きっぱりした響きがあります。
使ってみよう:
Don’t listen to people who say it’s too late.
もう遅いと言う人の声は聞かなくていいよ。
3. “When you include everything in your work and in your thinking, you get the braces off your brains.”
日本語訳:仕事にも思考にもあらゆるものを取り入れると、頭を縛っていた矯正器具が外れるの。
違うジャンルや考えを排除せず、混ぜ合わせることの大切さを表した、彼女らしい比喩です。経験を重ねた今こそ、昔の趣味も仕事も失敗も、全部を自分の材料にできます。
英語ポイント:include は「含める」。get A off B は「BからAを外す」という形です。
使ってみよう:
Let’s include a different point of view.
違う視点も取り入れてみましょう。
4. “As you get older, you have to work harder on your craft.”
日本語訳:年齢を重ねるほど、自分の技をもっと磨かなければならない。
年齢を美化も否定もせず、声を保つために長年レッスンを続けている彼女。衰えを嘆くのではなく、手入れを続ける。その現実的な強さが、この言葉にはあります。
英語ポイント:as はここでは「〜するにつれて」。craft は職人技や専門技能を指します。
使ってみよう:
I want to keep working on my craft.
自分の技を磨き続けたいです。

5. “If you can just put some time aside to live, to just live and enjoy smelling the flowers.”
日本語訳:ただ生きるための時間を少し取り分けて、花の香りを楽しめたら。
ツアー生活から一区切りをつける理由を尋ねられたときの言葉です。予定を埋めることだけが充実ではありません。立ち止まり、身近なものを味わう時間もまた、人生そのものです。
英語ポイント:put time aside は「時間を取っておく」。smell the flowers は、目の前の小さな喜びを味わうイメージです。
使ってみよう:
I put Sunday aside for myself.
日曜日は自分のために空けています。
6. “I want to bring people together.”
日本語訳:私は人々をひとつにつなげたい。
分断ではなく、人が集まる場をつくりたいと語った言葉。難しい主張より先に、相手を同じ「人」として見る。英会話も、正しさを競うものではなく、人と人をつなぐための道具です。
英語ポイント:bring people together は「人々を結びつける」。仕事や地域活動でも使いやすい表現です。
使ってみよう:
Music brings people together.
音楽は人と人を結びつけます。
7. “Well, if you could do it, I could maybe do it too.”
日本語訳:あなたにできたなら、私にもできるかもしれない。
先輩女性アーティスト、ジョニ・ミッチェルから受けた影響を語った言葉です。誰かの挑戦は、次の誰かに「私にも」と思わせる灯になります。あなたが今始めることも、見知らぬ誰かの勇気になるかもしれません。
英語ポイント:could と maybe が重なり、断言しすぎない柔らかな可能性を表します。
使ってみよう:
If she can start again, maybe I can too.
彼女がやり直せるなら、私にもできるかもしれません。
名言に通じる5曲を英語で味わう
シンディ・ローパーの言葉を知ると、「True Colors」や「Time After Time」も少し違って聞こえます。歌詞の全文ではなく、曲の背景と英語表現から学びたい方は、シンディ・ローパーの代表曲・名曲5選へ。そこから各曲の詳しい英語解説にも進めます。
まとめ|自分の色は、年齢で薄くならない
シンディ・ローパーの名言に共通するのは、無理に若く見せることでも、強がることでもありません。自分を狭める声に耳を貸さず、学び続け、同時に花の香りを楽しむ余白も持つこと。年齢を重ねたからこそ、自分の色はより深くなります。
同世代の女性アーティストの言葉なら、ティナ・ターナーの名言やシェールの名言もあわせてどうぞ。もっと広く探す方は英語の名言コーナーへ。
引用・参考資料
- AARP: Cyndi Lauper Is Having Fun Singing Country
- AARP: At 72, Cyndi Lauper Still Just Wants to Have Fun
- PBS: Amanpour & Company — Cyndi Lauper interview
- PBS: Joni Mitchell — The Library of Congress Gershwin Prize
日本語訳と英語解説は、引用元の文脈を踏まえた当サイト独自のものです。










