
勝つだけでなく、自分の声を使って競技と社会をより良い場所にする。ミーガン・ラピノーの言葉には、強い主張だけでなく、「もっと愛する」「もっと聴く」「自分に限界を置かない」という日々の行動があります。
この記事では、FIFAとU.S. Soccerの公式記録で確認できる英語の名言を7つ厳選。自然な和訳、言葉の背景、英語ポイント、やさしい言い換え、初心者向け例文とともに紹介します。
Contents
- 1 ミーガン・ラピノーとは
- 2 1. We have to be better.
- 3 2. We have to love more, hate less.
- 4 3. We have to listen more and talk less.
- 5 4. It’s everyone’s responsibility to make this world a better place.
- 6 5. I never really want to put a limit on myself.
- 7 6. I want to be remembered as someone who was willing to stand up for what was right.
- 8 7. I want to leave the game and the world in a better place.
- 9 覚えておきたい英語表現
- 10 まとめ|自分の声を、より良い変化のために使う
- 11 出典・参考資料
- 12 あわせて読みたい英語の名言
ミーガン・ラピノーとは
ミーガン・ラピノー(Megan Rapinoe)は、アメリカの元プロサッカー選手です。アメリカ女子代表として2度のFIFA女子ワールドカップ優勝とオリンピック金メダルに貢献し、2019年にはFIFA女子最優秀選手に選ばれました。
ピッチ上での創造性や勝負強さに加え、男女同一賃金やLGBTQ+の権利をめぐって発言し続けたことでも知られます。競技で得た影響力を、自分だけのためではなく他者の機会を広げるために使った選手です。
1. We have to be better.
We have to be better.
Megan Rapinoe
和訳:私たちは、もっと良くならなければならない。
背景:2019年の女子ワールドカップ優勝後、ニューヨークで行われた式典で語った言葉です。世界を変える責任を誰か一人に任せず、まず自分たちが成長しようと呼びかけています。
英語ポイント:have to は「〜しなければならない」。better は good の比較級で、比較対象を言わなくても「今より良く」という意味になります。
やさしい言い換え:We must improve.(私たちは改善しなければならない。)
初心者向け例文:We made a mistake, so we have to be better next time.(失敗したので、次はもっと良くならなければなりません。)
2. We have to love more, hate less.
We have to love more, hate less.
Megan Rapinoe
和訳:もっと愛し、憎しみを減らさなければならない。
背景:対立が深い時ほど、相手を敵と決めつけるのではなく、愛や理解を増やす。そのための選択を、一人ひとりに求めた短く力強い一文です。
英語ポイント:more と less を対にした表現です。動詞を繰り返さず、love more, hate less と並べることで、標語のようなリズムが生まれます。
やさしい言い換え:Choose more love and less hate.(憎しみよりも愛を選ぼう。)
初心者向け例文:Let’s worry less and smile more.(心配を減らして、もっと笑いましょう。)
3. We have to listen more and talk less.
We have to listen more and talk less.
Megan Rapinoe
和訳:もっと耳を傾け、話す量を減らさなければならない。
背景:自分の意見を伝えることと同じくらい、他者の経験に耳を傾けることが大切です。声を上げ続けたラピノーが、同時に「聴くこと」を求めている点に重みがあります。
英語ポイント:listen は「意識して聴く」。相手を続ける時は listen to someone と to が必要です。
やさしい言い換え:Spend more time listening than speaking.(話すよりも、聴くことに時間を使おう。)
初心者向け例文:A good leader listens more and talks less.(良いリーダーは、話すよりもよく聴きます。)

4. It’s everyone’s responsibility to make this world a better place.
It’s everyone’s responsibility to make this world a better place.
Megan Rapinoe
和訳:この世界をより良い場所にするのは、みんなの責任です。
背景:変化を政治家や有名人だけの仕事にしない。大きな影響力がなくても、自分の言葉や行動を選ぶ責任は誰にでもあるというメッセージです。
英語ポイント:It’s someone’s responsibility to do は「〜するのは人の責任だ」。make A B は「AをBの状態にする」という第5文型です。
やさしい言い換え:Everyone should help improve the world.(誰もが世界を良くする手助けをするべきだ。)
初心者向け例文:It’s our responsibility to keep this place clean.(この場所をきれいに保つのは、私たちの責任です。)
5. I never really want to put a limit on myself.
I never really want to put a limit on myself.
Megan Rapinoe
和訳:自分に限界を設けたいとは、決して思いません。
背景:2019年、FIFA女子最優秀選手に選ばれた際のインタビューで語った言葉です。最高の結果を出した後も、自分の可能性をそこで閉じない姿勢が表れています。
英語ポイント:put a limit on … は「〜に制限を設ける」。myself は「自分自身に」という再帰代名詞です。
やさしい言い換え:I don’t want to decide what I cannot do.(自分にできないことを、先に決めたくない。)
初心者向け例文:Don’t put a limit on your dreams.(自分の夢に限界を設けないでください。)
6. I want to be remembered as someone who was willing to stand up for what was right.
I want to be remembered as someone who was willing to stand up for what was right.
Megan Rapinoe
和訳:正しいことのために進んで声を上げた人として、覚えていてほしい。
背景:FIFAのインタビューで、自分がどのような人物として記憶されたいかを尋ねられた時の答えです。名声よりも、影響力を何のために使ったかを大切にしています。
英語ポイント:be remembered as … は「〜として記憶される」。be willing to do は「進んで〜する」、stand up for … は「〜を守るために声を上げる」です。
やさしい言い換え:I want people to remember that I defended what was right.(正しいことを守った人だと覚えていてほしい。)
初心者向け例文:She stood up for her teammate.(彼女はチームメートを守るために声を上げました。)

7. I want to leave the game and the world in a better place.
I want to leave the game and the world in a better place.
Megan Rapinoe
和訳:競技と世界を、今より良い場所にして残したい。
背景:ラピノーが語ったレガシーの中心です。自分が去った後に、次の世代がより公平な機会を持てること。それを競技人生の成果として捉えています。
英語ポイント:leave A in B は「AをBの状態にしておく」。ここでの leave は単なる「去る」ではなく、後に残す状態まで含む表現です。
やさしい言い換え:I want things to be better after I leave.(自分が去った後、物事がより良くなっていてほしい。)
初心者向け例文:Let’s leave the room in a better condition.(部屋をより良い状態にして帰りましょう。)
覚えておきたい英語表現
- have to do:〜しなければならない
- more / less:より多く/より少なく
- listen to someone:人の話に耳を傾ける
- It’s someone’s responsibility to do:〜するのは人の責任だ
- put a limit on …:〜に限界を設ける
- stand up for …:〜のために立ち上がる、擁護する
- leave A in B:AをBの状態にしておく
まとめ|自分の声を、より良い変化のために使う
ミーガン・ラピノーの名言が教えてくれるのは、声の大きさだけではありません。もっと愛し、もっと聴き、自分に限界を置かず、正しいと思うことのために立つ。その積み重ねが、世界を少し良い状態で次の人へ渡すことにつながります。
まずは日常で listen more and talk less を意識してみましょう。英会話でも仕事でも、伝える力は、相手を聴く力とセットになって初めて生きてきます。
出典・参考資料
- FIFA — The Week in Quotes(2019年7月)
- FIFA — Rapinoe: I want to leave the game and the world in a better place
- FIFA — The Week in Quotes(2019年9月)
- FIFA — Megan Rapinoe retirement tribute
- U.S. Soccer — Megan Rapinoe named The Best FIFA Women’s Player










