
大きな舞台で落ち着いて見える人も、緊張や不安を感じないわけではありません。大坂なおみの言葉には、迷いながら次の一点へ集中し、失敗から学び、自分の心にも耳を傾けてきた歩みが表れています。
この記事では、全米オープンとWTAの公式記録で確認できる英語の名言を7つ厳選。和訳、背景、英語ポイント、やさしい言い換え、初心者向け例文とともに紹介します。
Contents
- 1 大坂なおみとは
- 2 1. Next point, next point, next point.
- 3 2. I fought for every point.
- 4 3. Every failure that I have is something to learn from.
- 5 4. You have to say it for it to come true.
- 6 5. I genuinely did not give myself grace.
- 7 6. I just want it to be less of a taboo subject.
- 8 7. There are so many benefits to just talking about what you’re going through.
- 9 覚えておきたい英語表現
- 10 まとめ|強さとは、自分の心を無視することではない
- 11 出典・参考資料
- 12 あわせて読みたい記事
大坂なおみとは
大坂なおみ(Naomi Osaka)は、日本を代表するプロテニス選手です。2018年の全米オープンで、日本人選手として初めて四大大会のシングルス優勝を達成。翌年の全豪オープンでも優勝し、世界ランキング1位となりました。
力強いプレーに加え、メンタルヘルスについて率直に語り、社会問題に自分の声を使ってきたことでも知られています。出産後の競技復帰では、以前の感覚へ戻る難しさと、自分自身に猶予を与える大切さも発信しています。
1. Next point, next point, next point.
Next point, next point, next point.
Naomi Osaka
和訳:次の一点、次の一点、次の一点。
背景:2018年の全米オープン決勝でセリーナ・ウィリアムズと対戦した時、相手は必ず巻き返してくると考え、目の前の一点だけに集中したと振り返りました。
英語ポイント:next は「次の」。同じ言葉を繰り返すことで、過去の結果から意識を切り替え、今するべきことへ戻るリズムを作っています。
やさしい言い換え:Focus on the next thing you need to do.(次にするべきことへ集中して。)
初心者向け例文:I made a mistake, but now I’ll focus on the next point.(失敗したけれど、今は次の一点に集中します。)
2. I fought for every point.
I fought for every point.
Naomi Osaka
和訳:私はすべてのポイントを必死に戦いました。
背景:2018年の全米オープン準々決勝後、以前は苦手だった「一点ごとに戦い抜く」姿勢が身についてきたと語った言葉です。
英語ポイント:fight for … は「〜を得るために戦う」。物理的な戦いだけでなく、目標や権利のために努力する時にも使えます。
やさしい言い換え:I did my best on every point.(私はすべてのポイントで全力を尽くしました。)
初心者向け例文:She fought for every opportunity.(彼女は一つひとつの機会を得るために努力しました。)
3. Every failure that I have is something to learn from.
Every failure that I have is something to learn from.
Naomi Osaka
和訳:私が経験するすべての失敗には、学べることがあります。
背景:2020年の全米オープンで、自分を「新しいなおみ」「昔のなおみ」と分けるのではなく、自分自身を改善し続けたいと語った一節です。
英語ポイント:learn from … は「〜から学ぶ」。something to learn from は「そこから学べる何か」という不定詞の形です。
やさしい言い換え:I can learn something from every mistake.(どの失敗からも何かを学べます。)
初心者向け例文:This mistake is something to learn from.(この失敗から学べることがあります。)

4. You have to say it for it to come true.
You have to say it for it to come true.
Naomi Osaka
和訳:実現させるには、それを言葉にしなければなりません。
背景:大きな目標を口にすることについて、心から信じて言葉にすることが実現への第一歩だとWTAのインタビューで語りました。
英語ポイント:come true は「夢や願いが実現する」。for A to do は「Aが〜するために」という目的や条件を示します。
やさしい言い換え:Say your dream aloud and believe it.(夢を声に出し、信じてください。)
初心者向け例文:My childhood dream finally came true.(子どもの頃の夢がついに実現しました。)
5. I genuinely did not give myself grace.
I genuinely did not give myself grace.
Naomi Osaka
和訳:私は本当に、自分自身に猶予を与えていませんでした。
背景:出産後の復帰で以前のように体を動かせず苦しんだ時、自分に厳しくしすぎていたことへ気づいた言葉です。
英語ポイント:give oneself grace は「自分の不完全さを受け入れ、時間や猶予を与える」。genuinely は「心から、本当に」です。
やさしい言い換え:I was not patient or kind enough with myself.(私は自分に十分な辛抱や優しさを向けていませんでした。)
初心者向け例文:Give yourself grace while you learn something new.(新しいことを学ぶ間は、自分に猶予を与えてください。)
6. I just want it to be less of a taboo subject.
I just want it to be less of a taboo subject.
Naomi Osaka
和訳:私はただ、それをもっと話しやすい話題にしたいのです。
背景:全米オープンのメンタルヘルスに関するフォーラムで、心の健康について話すことへの偏見を減らしたいと語りました。
英語ポイント:less of a … は「それほど〜ではないもの」。taboo subject は「口にしてはいけないとされる話題」です。
やさしい言い換え:I want people to feel more comfortable talking about it.(もっと安心してそのことを話せるようになってほしい。)
初心者向け例文:Mental health should not be a taboo subject.(メンタルヘルスはタブーな話題であるべきではありません。)

7. There are so many benefits to just talking about what you’re going through.
There are so many benefits to just talking about what you’re going through.
Naomi Osaka
和訳:自分が経験していることを話すだけでも、多くの良いことがあります。
背景:同じフォーラムで、一人で抱え込まずに経験を話し、対処する方法を学ぶ意義を説明しました。
英語ポイント:go through … は「困難や変化などを経験する、切り抜ける」。what you’re going through で「あなたが今経験していること」です。
やさしい言い換え:Talking about your struggles can help you.(悩みについて話すことが助けになります。)
初心者向け例文:Tell me what you’re going through.(あなたが今経験していることを話してください。)
覚えておきたい英語表現
- next point:次の一点
- fight for …:〜を得るために戦う
- learn from …:〜から学ぶ
- come true:夢や願いが実現する
- give oneself grace:自分に猶予と優しさを与える
- taboo subject:タブーとされる話題
- go through …:困難や変化を経験する
まとめ|強さとは、自分の心を無視することではない
大坂なおみの名言は、強さを「迷わないこと」や「休まないこと」とは捉えていません。緊張しても次の一点へ戻り、失敗から学び、必要な時には自分へ猶予を与え、経験を言葉にする。そのすべてが前へ進む力になります。
まずは Next point. を覚えてみましょう。失敗を引きずりそうな時、目の前の仕事や英語学習へ意識を戻せる短い言葉です。
出典・参考資料
- US Open — Q&A with 2018 champion Naomi Osaka
- US Open — Naomi Osaka at home in New York
- US Open — 2020 Day 13 quotebook
- WTA — Naomi Osaka dreaming big
- US Open — Candid Naomi Osaka looks ahead
- US Open — Mental health and sport forum










