
成功への道は、きれいな一直線ではありません。出場時間が短い時、けがから戻る時、母として競技を続ける時、そして仲間と責任を分ける時。アレックス・モーガンの言葉には、変化の中でも準備を続け、自分らしく機会をつかむ強さがあります。
この記事では、FIFA、U.S. Soccer、Team USAの公式記録で確認できる英語の名言を7つ厳選。和訳、背景、英語ポイント、やさしい言い換え、初心者向け例文とともに紹介します。
Contents
- 1 アレックス・モーガンとは
- 2 1. Just be myself.
- 3 2. I was going to make the most of it.
- 4 3. It wasn’t a linear path by any means.
- 5 4. I kept working my way back.
- 6 5. We bet on ourselves.
- 7 6. The shared load makes it easier.
- 8 7. I still have more to give.
- 9 覚えておきたい英語表現
- 10 まとめ|一直線でなくても、準備した人は機会を活かせる
- 11 出典・参考資料
- 12 あわせて読みたい英語の名言
アレックス・モーガンとは
アレックス・モーガン(Alex Morgan)は、アメリカの元プロサッカー選手です。アメリカ女子代表として2度のFIFA女子ワールドカップ優勝とオリンピック金メダルを経験し、国際試合で123得点を記録しました。
得点力だけでなく、代表のキャプテン、母親として競技へ復帰した選手、女子スポーツの発展を支える活動家としても知られます。2024年の現役引退後も、女子スポーツや次世代のための活動を続けています。
1. Just be myself.
Just be myself.
Alex Morgan
和訳:ただ、自分らしくいる。
背景:若くしてアメリカ代表へ入ったモーガンは、周囲から「チームに合わせて別の選手になろうとせず、自分らしくプレーすればいい」と自信を与えられたと振り返っています。
英語ポイント:be myself は「自分らしくいる」。myself は再帰代名詞ですが、この表現では無理に誰かを演じないという意味になります。
やさしい言い換え:Don’t pretend to be someone else.(ほかの誰かのふりをしなくていい。)
初心者向け例文:I can be myself with my friends.(友達といる時は、自分らしくいられます。)
2. I was going to make the most of it.
I was going to make the most of it.
Alex Morgan
和訳:その機会を最大限に活かすつもりでした。
背景:2011年ワールドカップ当時、モーガンは先発ではなく途中出場が中心でした。それでも5分でも15分でも、与えられた時間で最大限の働きをすると決めていたと語っています。
英語ポイント:make the most of … は「〜を最大限に活かす」。時間、機会、状況などに幅広く使える表現です。
やさしい言い換え:I planned to use the opportunity as well as possible.(その機会をできる限り活かすつもりだった。)
初心者向け例文:Let’s make the most of our time together.(一緒に過ごす時間を最大限に楽しみましょう。)
3. It wasn’t a linear path by any means.
It wasn’t a linear path by any means.
Alex Morgan
和訳:決して一直線の道ではありませんでした。
背景:華やかな実績の裏には、けが、妊娠、代表へ呼ばれない時期、先発から外れる時期がありました。外からは順調に見えるキャリアも、実際には曲がりくねった道だったと率直に語っています。
英語ポイント:linear は「直線的な」。not … by any means は「決して〜ではない」という強い否定です。
やさしい言い換え:My career had many ups and downs.(私のキャリアには多くの浮き沈みがあった。)
初心者向け例文:Learning English is not a linear path.(英語学習は一直線の道ではありません。)

4. I kept working my way back.
I kept working my way back.
Alex Morgan
和訳:私は努力を続けて、何度も戻ってきました。
背景:けがや出産などで競技から離れても、モーガンは舞台裏で努力を重ね、代表チームへ戻りました。結果だけでなく、戻るまでの見えない時間を誇りに思うという言葉です。
英語ポイント:work one’s way は「努力しながら少しずつ進む」。keep doing は「〜し続ける」です。
やさしい言い換え:I continued working until I returned.(戻れるまで努力を続けた。)
初心者向け例文:She worked her way back after the injury.(彼女はけがの後、努力して復帰しました。)
5. We bet on ourselves.
We bet on ourselves.
Alex Morgan
和訳:私たちは自分たちの力に賭けました。
背景:2019年の女子ワールドカップで、アメリカ代表は競技の勝利だけでなく、女性の待遇や価値をめぐる大きなメッセージも背負っていました。自分たちを信じてリスクを取り、それが結果につながったと振り返っています。
英語ポイント:bet on … は「〜に賭ける」。bet on oneself なら「自分の力や判断を信じて挑戦する」という比喩です。
やさしい言い換え:We trusted ourselves and took the risk.(自分たちを信じ、リスクを取った。)
初心者向け例文:Sometimes you have to bet on yourself.(時には、自分の可能性に賭けなければなりません。)
The shared load makes it easier.
Alex Morgan
和訳:負担を分け合えば、もっと楽になります。
背景:代表チームの共同キャプテンとなった際、モーガンは一人だけが全員を背負う必要はないと語りました。複数のリーダーが責任を分けることで、チーム全体が強くなります。
英語ポイント:shared load は「分担された負担」。make A easier は「Aをより簡単にする、楽にする」です。
やさしい言い換え:Sharing responsibility helps everyone.(責任を分けることが、みんなの助けになる。)
初心者向け例文:Teamwork makes the job easier.(チームワークが仕事を楽にします。)

7. I still have more to give.
I still have more to give.
Alex Morgan
和訳:私には、まだ出せるものがあります。
背景:キャリアの好調期にも、モーガンは「まだ改善できる」と語りました。今の成果を喜びながら、成長の余地も残しておく姿勢です。
英語ポイント:have more to give は「まだ貢献できることがある」「まだ力を出せる」。still が「今もなお」という継続を表します。
やさしい言い換え:I can still improve and contribute more.(私はまだ成長し、もっと貢献できる。)
初心者向け例文:Don’t stop now. You still have more to give.(今やめないで。あなたにはまだ出せる力があります。)
覚えておきたい英語表現
- be myself:自分らしくいる
- make the most of …:〜を最大限に活かす
- not … by any means:決して〜ではない
- work one’s way back:努力して少しずつ戻る
- bet on oneself:自分の力に賭ける
- shared load:分担された負担
- have more to give:まだ貢献できることがある
まとめ|一直線でなくても、準備した人は機会を活かせる
アレックス・モーガンの名言は、成功を一度の才能で説明しません。短い出場時間を活かし、けがや出産から戻り、仲間と負担を分け、成功後も改善を続ける。その積み重ねが長いキャリアをつくりました。
まずは make the most of it を覚えてみましょう。完璧な状況を待つのではなく、今ある時間や機会を活かす時に、仕事でも英語学習でも使える表現です。
出典・参考資料
- FIFA — Alex Morgan interview
- U.S. Soccer — Leading The Charge Down Under
- FIFA — The Week in Quotes(2019年10月)
- FIFA — Morgan: I’m playing the best football of my career
- Team USA — “Soccer Mom” Alex Morgan










