
be conducive to は、「〜に役立つ」「〜を促す」「〜につながりやすい」という意味です。環境・条件・行動などが、ある望ましい結果を生みやすくすることを表します。
A quiet room is conducive to concentration. なら、「静かな部屋は集中しやすい環境だ」という意味です。静かな部屋が集中を直接作るのではなく、集中が起こりやすい条件を整えるというニュアンスがあります。
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be conducive toの意味とニュアンス
conduciveは「ある結果に導きやすい・好都合な」という形容詞です。特に、健康・成長・学習・協力・生産性など、好ましい結果について使われます。
- be conducive to learning:学習しやすい状態につながる
- be conducive to good health:健康によい
- be conducive to growth:成長を促す
- be conducive to cooperation:協力しやすい状況を作る
単に「便利」「助かる」と言うより、少し客観的・分析的に「その条件は望ましい結果が生まれやすい」と評価する表現です。
しゅみすけ(大山俊輔)
conduciveのイメージ
conduciveは「導く」という感覚を持つ言葉です。ある環境や習慣が、結果へ向かう道を歩きやすくするイメージで捉えましょう。
例えば、十分な睡眠は成功を保証しません。しかし集中力や判断力が働きやすくなり、よい仕事につながる条件を整えます。このような間接的な関係にbe conducive toが合います。
基本の語順
基本形は次のとおりです。
A + be動詞 + conducive to + 名詞/動名詞
- This environment is conducive to creativity.
この環境は創造性を発揮しやすいです。 - Flexible hours are conducive to maintaining a healthy work-life balance.
柔軟な勤務時間は、健全な仕事と生活のバランスを保ちやすくします。
主語Aには、environment・atmosphere・conditions・habit・policy・scheduleなど、結果を支える条件がよく置かれます。
toの後ろは名詞または動名詞
ここでのtoは前置詞です。動作を続ける場合は動詞の原形ではなく、-ing形にします。
- ○ conducive to learning
- ○ conducive to building trust
- × conducive to learn
- × conducive to build trust
よく使われる形
an environment conducive to …
名詞の後ろから説明する形もよく使われます。
We need an environment conducive to open discussion.
率直に話し合いやすい環境が必要です。
これは an environment that is conducive to … のthat isが省略された形と考えられます。
not conducive to …
否定形では、「〜に向いていない」「〜を妨げるような状態だ」という意味になります。
Constant interruptions are not conducive to deep work.
絶え間ない中断は、集中して仕事をするのに適していません。
His aggressive tone was not conducive to a productive discussion.
彼の攻撃的な口調は、実りある話し合いにつながるものではありませんでした。
場面別の自然な例文
仕事
A clear agenda is conducive to an efficient meeting.
明確な議題は、効率的な会議につながります。
Trust between team members is conducive to better collaboration.
チーム内の信頼は、よりよい協力関係を生みやすくします。
学校・学習
Short, regular study sessions are conducive to long-term learning.
短時間でも定期的に勉強することは、長期的な学習に効果的です。
This classroom layout is conducive to group work.
この教室の配置は、グループ活動に適しています。
健康・暮らし
Regular exercise is conducive to better sleep.
定期的な運動は、よりよい睡眠につながります。
A calm evening routine is conducive to relaxation.
落ち着いた夜の習慣は、リラックスしやすい状態を作ります。
人間関係
Listening without judgment is conducive to honest conversation.
決めつけずに聞くことは、率直な会話につながります。
be conducive to・be helpful for・promoteの違い

| 表現 | 中心の意味 | ニュアンス |
|---|---|---|
| be conducive to | 〜が起こりやすい条件を作る | 環境・条件から結果への間接的なつながり |
| be helpful for | 〜に役立つ | 人・物・情報が直接助けになる |
| promote | 〜を促進する | 主体が結果を積極的に進める |
例えば、静かな部屋が集中しやすい条件を作るなら conducive to concentration。学習アプリが単語暗記に役立つなら helpful for memorizing words。会社が運動を積極的に奨励するなら promote physical activity が自然です。
good forとの違い
good for は日常会話で非常によく使う、幅広く簡単な表現です。
Walking is good for your health.
歩くことは健康によいです。
Walking is conducive to good health. も文法的には可能ですが、かなり硬く分析的に響きます。会話ではgood for、報告書や解説ではbe conducive toが選ばれやすいと考えましょう。
よくある間違い
人を主語にしすぎない
be conducive toの主語には、通常、結果を生みやすくする環境・条件・行動が来ます。「彼は私に役立つ」と言いたいときに He is conducive to me. とは言いません。He is helpful. や He helps me. が自然です。
「必ず起こす」と理解しない
conduciveは結果を保証する表現ではありません。「その結果に向いた条件である」「可能性を高める」という意味です。
カジュアルな会話で無理に使わない
be conducive toはやや硬く、仕事の説明、記事、研究、教育などでよく使われます。普段の会話では helps、is good for、makes it easier to … が自然です。
しゅみすけ(大山俊輔)
簡単な英語での言い換え
- A quiet room is conducive to concentration.
→ A quiet room helps you concentrate.
静かな部屋は集中する助けになります。 - This schedule is conducive to better sleep.
→ This schedule helps you sleep better.
この予定なら、よりよく眠れます。 - The atmosphere is conducive to learning.
→ It is easy to learn in this atmosphere.
この雰囲気では学びやすいです。 - The policy is conducive to teamwork.
→ The policy makes teamwork easier.
その方針によって協力しやすくなります。
まとめ
be conducive to は、環境・条件・習慣などが「望ましい結果を起こりやすくする」ことを表します。基本の語順は A is conducive to + 名詞/動名詞。toは前置詞なので、動詞を続けるなら-ing形にします。
直接役立つなら be helpful for、積極的に促進するなら promote、日常的に「〜によい」と言うなら good for。硬い表現が出なければ、A helps B. や A makes B easier. で十分伝わります。
ほかの表現も確認したい方は、英熟語・定型表現の意味と使い方一覧もご覧ください。









