
be up は短いのに、「起きている」「時間切れである」「上がっている」「出来上がっている」など複数の意味を持ちます。
I’m up. は「起きているよ」、Time is up. は「時間切れです」。丸暗記では離れて見えますが、upの「下ではなく上・活動状態・終点まで達した」という感覚でつながります。
Contents
be upの主な意味を最初に整理
- I’m up.:私は起きています。
- Time is up.:時間切れです。
- Prices are up.:価格が上がっています。
- Your order is up.:ご注文が出来上がりました。
- The website is up.:ウェブサイトが稼働しています。
- You’re up next.:次はあなたの番です。
しゅみすけ(大山俊輔)
upの共通感覚は「上・活動中・到達」
upの出発点は「上」の方向です。横になった状態から体を起こす、数値が上へ動く、機械やサイトが活動状態になる、時間が限界点まで達する、と意味が広がります。
be動詞は「その状態にある」を表すため、be + up は「何かがupの状態にある」という組み合わせです。
be upの4つの基本用法

1.人が「起きている」
睡眠中ではなく、起きて活動できる状態です。get up が「起き上がる」という動作なのに対し、be up は起きている状態です。
- Are you up?
起きてる? - I’ve been up since six.
6時から起きています。 - Why are you still up?
どうしてまだ起きているの? - The kids are already up.
子どもたちはもう起きています。
I got up at six. は「6時に起きた」、I was up at six. は「6時には起きていた」です。
2.時間・期限が「終わっている」
持ち時間が終点まで達したときに使います。
- Time is up.
時間切れです。 - Your five minutes are up.
5分の持ち時間は終わりです。 - My contract is up next month.
私の契約は来月で切れます。 - Our lease is up in March.
賃貸契約は3月に満了します。
run out of time は「時間を使い切る」という変化、Time is up.は「もう終了時刻だ」という状態・合図に焦点があります。
3.価格・数値・量が「上がっている」
- Prices are up again.
物価がまた上がっています。 - Sales are up ten percent.
売上は10%増えています。 - The temperature is up today.
今日は気温が上がっています。 - My rent is up by 5,000 yen.
家賃が5,000円上がっています。
go up は上がる変化、be up は比較基準より高い状態を表します。
4.料理・注文などが「出来上がっている」
主に飲食店の厨房などで、注文品が完成して受け渡せる状態を表します。
- Order up!
注文の品、上がりました! - Your food is up.
料理が出来上がりました。 - Table twelve is up.
12番テーブルの料理が出来ました。
客に対しては Your order is ready. のほうが一般的で分かりやすい言い方です。
ほかによく使うbe up
機械・サイトが稼働している
- The system is back up.
システムが復旧しました。 - Is the website up?
ウェブサイトは動いていますか? - The server should be up soon.
サーバーはまもなく稼働するはずです。
反対は be down で、「停止している・利用できない」です。
順番が来ている
- You’re up.
あなたの番です。 - Who’s up next?
次は誰ですか? - I’m up after Ken.
ケンの次が私の番です。
何かが起きている・問題がある
Something is up. は「何か様子がおかしい・何かが起きている」です。
- Something’s up with him.
彼は何か様子がおかしいです。 - I knew something was up.
何かあると思っていました。
What’s up?との違い
What’s up? は直訳的な「何が上?」ではなく、会話では「どうしたの?」「最近どう?」「やあ」に近い定型表現です。
- Hey, what’s up?
やあ、元気? - What’s up with the printer?
プリンター、どうしたの?
挨拶への返答は Not much.(特に何も)や Nothing much. が自然です。
be up・get up・go upの違い
- be up:upの状態にある
- get up:起き上がる・立ち上がる
- go up:上へ行く・数値が上がる
I’m up.(もう起きている)/I got up at seven.(7時に起きた)/Prices went up.(価格が上がった)のように区別します。
be up toと混同しない
be up to はtoまで含む別の定型表現で、「〜次第」「〜をしている・たくらんでいる」「最大〜まで」などを表します。be up単独の用法とは分けて覚えましょう。
日本人が間違えやすいポイント
「起きた」をI was upだけで表さない
起きた時刻を言うなら I got up at seven.。その時刻にすでに起きていたなら I was up at seven. です。
upを必ず「上」と訳さない
Time is up.を「時間が上」とは訳しません。主語と場面から、終点・活動状態・完成という意味を選びます。
Your order is up.は場面が限定される
厨房では自然ですが、一般の客への案内なら Your order is ready. が安全です。
しゅみすけ(大山俊輔)
簡単な英語での言い換え
- I’m awake.
起きています。 - The time is over.
時間は終わりです。 - Prices are higher now.
今は価格が高くなっています。 - Your order is ready.
ご注文が出来上がりました。 - The website is working.
ウェブサイトは動いています。 - It’s your turn.
あなたの番です。
まとめ
be up は「何かがupの状態にある」ことを表し、主語と場面によって意味が変わります。
- 人:起きている
- 時間・契約:終了・満了している
- 価格・数値:上がっている
- 注文:出来上がっている
- サイト・機械:稼働している
- 人の順番:出番である
まずは Are you up? / Time is up. / Prices are up. / You’re up next. を場面ごとのまとまりで覚えましょう。
ほかの表現は、英熟語・定型表現のまとめから探せます。











