
Be yourself. は、「自分らしくいて」「無理に別の人を演じなくていいよ」という意味の英語表現です。面接、初対面、デート、発表などで緊張している人に、普段どおりの自然な振る舞いを勧める励ましとして使われます。
日本語では「ありのままで」と訳されることもありますが、「何も変えなくてよい」と無条件に肯定する言葉とは限りません。中心にあるのは、人に合わせて無理にキャラクターを作らず、本来の自分でいるという感覚です。
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Be yourself.の意味は「自分らしくいて」
Be yourself. は場面に応じて、次のように訳せます。
- 自分らしくいて
- いつものあなたで大丈夫
- 無理に格好をつけなくていいよ
- 自然体でいればいいよ
- 自分を偽らないで
Don’t worry about the interview. Just be yourself.
面接のことを心配しないで。いつものあなたらしくいれば大丈夫だよ。
しゅみすけ(大山俊輔)
文法と形:be+再帰代名詞
be は「〜でいる」、yourself は「あなた自身」です。Be yourself. は命令文の形ですが、強い命令というより「あなた自身でいて」という助言や励ましとして使われます。
- Be yourself.(あなたらしくいて)
- Be myself.(自分らしくいる)
- I can be myself around her.(彼女の前では自然体でいられる)
- He wasn’t being himself.(彼はいつもの彼らしくなかった)
相手に直接伝えるときは yourself、自分について話すときは myself、複数の相手なら yourselves に変わります。
Just be yourself.のjustはどんなニュアンス?
Just be yourself. の just は「ただ・そのまま」という意味で、余計なことをしなくてもよいという安心感を加えます。会話では Be yourself. より Just be yourself. のほうがよく耳にする場面もあります。
A: What should I say on our first date?
B: Just be yourself. You’ll be fine.A:初デートで何を話せばいいかな?
B:自然体でいればいいよ。きっとうまくいく。
ただし、強い口調で Just be yourself! と言うと、「考えすぎないで、普通にして」と少し突き放すように聞こえることがあります。やさしい声で You’ll be fine. などを続けると温かい励ましになります。
Be yourself.を使う自然な場面
面接や発表の前に励ます
You’re well prepared. Be yourself and speak clearly.
しっかり準備できているよ。自分らしく、はっきり話してね。
緊張している人に「背伸びをせず、準備してきた自分を出せばよい」と伝えます。仕事の場面では Be professional. と矛盾するわけではなく、礼儀を守りながら自分の言葉で話すという意味です。
初対面やデートで自然体を勧める
Don’t try too hard to impress him. Be yourself.
彼によく思われようと頑張りすぎないで。自然体でいて。
相手に好かれるために、興味や性格を偽ろうとしている人への助言です。この場面では「本当のあなたを知ってもらおう」という前向きな響きがあります。
周囲に合わせすぎている人を励ます
You don’t have to act like everyone else. Be yourself.
みんなと同じように振る舞わなくていいよ。あなたらしくいて。
個性や好みを隠して疲れている人に向いています。ただし、深い悩みを話している相手には、この一言だけで終わらず、話を聞く姿勢も大切です。
Be yourself.が無責任に聞こえる場面
Be yourself. は前向きな言葉ですが、次のような状況では具体性が足りず、相手を突き放したように聞こえることがあります。
- 相手が差別や強い人間関係の悩みを打ち明けている
- 面接や発表で具体的な助言を求めている
- 本人が直したい行動まで「そのままでいい」と片づける
- 不安の原因を聞かず、気軽な励ましだけで終わる
こうした場面では、I’m here for you.(力になるよ)、What are you worried about?(何が心配なの?)などを添えると、相手に寄り添う言葉になります。

似た表現との違い
Be yourself.:無理に演じず自然体で
人前で緊張したり、周囲に合わせて自分を作ったりしている人に「普段のあなたを出して」と伝えます。
Be true to yourself.:自分の信念に忠実に
Be true to yourself. は、他人の期待に流されず、自分の価値観や信念を曲げないという意味が中心です。Be yourself. よりも人生の選択や信条に関わる深い響きがあります。
You do you.:自分のやり方でやればいい
You do you. は「人の目を気にせず、自分の好きなやり方でやればいい」というカジュアルな表現です。声の調子によっては「好きにすれば」と突き放す響きにもなります。
Be natural.:英語では言い換えにならないことが多い
日本語の「自然体で」をそのまま Be natural. とすると、状況によっては「不自然な演技をやめて」「天然のものにして」のように聞こえます。人柄について「自分らしく」と言いたいなら Be yourself. が自然です。
よくある間違い
Be your self.と2語にしない
再帰代名詞の yourself は1語です。
- ○ Be yourself.
- × Be your self.
「自分だけでやる」の意味と混同しない
by yourself は「一人で・自力で」です。Be yourself. の「自分らしく」とは意味が違います。
Be yourself.=自分らしくいて
Do it by yourself.=それを一人でやって
自然な例文と返し方
Relax and be yourself. Everyone already likes you.
力を抜いて、自然体でいて。みんなもうあなたのことが好きだよ。
I feel like I can be myself when I’m with you.
あなたといると、自分らしくいられる気がする。
It took me years to learn to be myself.
自分らしくいられるようになるまで何年もかかりました。
Be yourself. と励まされたら、次のように返せます。
- I’ll try.(やってみるよ)
- Thanks. I needed to hear that.(ありがとう。その言葉が必要だった)
- You’re right. I’m overthinking it.(そのとおり。考えすぎているね)
- Thanks for believing in me.(信じてくれてありがとう)
この表現を知らなかったら?簡単な英語で励ます
Be yourself. が出てこなくても、基本語を使って同じ気持ちを伝えられます。
- You don’t have to change.(無理に変わらなくていいよ)
- Just relax.(リラックスして)
- Do what feels right for you.(自分がよいと思うことをして)
- You’re fine as you are.(そのままのあなたで大丈夫)
- Say what you really think.(本当に思っていることを話して)
しゅみすけ(大山俊輔)
まとめ
Be yourself. は「人によく見せようと無理に演じず、自分らしくいて」という励ましです。Just be yourself. なら「余計なことをせず、普段のあなたで」という安心感が加わります。深刻な悩みにはこの一言だけで済ませず、具体的に話を聞く言葉も添えましょう。
信念を曲げないという意味はbe true to yourselfの意味・使い方、自分のやり方で進むという意味はYou do you.の意味・使い方で詳しく比較できます。ほかの会話表現は英熟語・定型表現の意味・使い方一覧もご覧ください。











