
free of は「〜がない」「〜を含まない」という意味です。ただし、単に何かが存在しないだけでなく、問題・不純物・料金など、望ましくないものが取り除かれた状態を表すのがポイントです。
この記事では、free ofの語順と自然な使い方、free from・without・「名詞+free」との違いを例文で解説します。
Contents
free ofの意味は「〜がない・〜を含まない」
基本の形は be free of+名詞 です。
- This product is free of artificial colors.
この商品には人工着色料が含まれていません。 - The room is free of smoke.
その部屋には煙がありません。 - The service is free of charge.
そのサービスは無料です。
freeは「自由な」、ofは「何についての状態か」を示します。そこでfree of Xは「Xから自由な状態」、つまり「Xがない」と理解できます。
しゅみすけ(大山俊輔)
よく使われるfree ofの組み合わせ
食品・化粧品・製品
- This snack is free of nuts.
このお菓子にはナッツが含まれていません。 - The lotion is free of fragrance.
そのローションには香料が含まれていません。 - All our products are free of harmful chemicals.
当社の全製品には有害な化学物質が含まれていません。
場所・文章・仕事
- Please keep the hallway free of boxes.
廊下に箱を置かないでください。 - The report was free of errors.
その報告書には誤りがありませんでした。 - We need a workplace free of discrimination.
差別のない職場が必要です。
free of chargeは「無料で」
free of charge は「料金がない」から「無料で」という定型表現です。
- Breakfast is provided free of charge.
朝食は無料で提供されます。 - You can cancel free of charge.
無料でキャンセルできます。
会話では for free もよく使われます。詳しくはfor freeの意味とfree of chargeとの違いをご覧ください。

free ofとfree fromの違い
両方とも「〜がない」と訳せますが、焦点が少し違います。
| 表現 | 中心イメージ | よく使う対象 |
|---|---|---|
| free of | 含まれていない・存在しない | 不純物、誤り、障害物、料金 |
| free from | 苦痛や制約から解放されている | 心配、痛み、恐怖、支配 |
- The water is free of bacteria.
その水には細菌が含まれていません。 - She is finally free from pain.
彼女はようやく痛みから解放されました。
実際には重なる場面もあり、free of worry と free from worry はどちらも可能です。ただしfromは「元はそこにあったものから離れる」という解放の動きを感じさせます。
free ofとwithoutの違い
without は単純に「〜なしで」で、良い・悪いの評価を含まない中立的な表現です。
- I drink coffee without sugar.
私は砂糖なしでコーヒーを飲みます。 - This drink is free of added sugar.
この飲み物には添加糖が含まれていません。
前者は飲み方を説明し、後者は商品の性質・品質を説明しています。ラベル、品質説明、規則ではfree ofが特に自然です。
しゅみすけ(大山俊輔)
sugar-freeなど「名詞+free」との違い
free of sugarは、形容詞一語の sugar-free に言い換えられます。
- This gum is free of sugar.
このガムには砂糖が含まれていません。 - This is sugar-free gum.
これは砂糖不使用のガムです。
名詞の前に置く複合形容詞では通常ハイフンを使います。
- tax-free shopping=免税の買い物
- smoke-free room=禁煙の部屋
- gluten-free bread=グルテン不使用のパン
- risk-free trial=リスクのないお試し
語順と文法
be free of+名詞
- The document is free of mistakes.
その文書には間違いがありません。
keep+A+free of+B
「AにBがない状態を保つ」という形です。
- Keep the area free of clutter.
その場所に物を散らかさないでください。
名詞+free of+名詞
- We offer rooms free of allergens.
アレルゲンのない客室を提供しています。
日本人が間違えやすいポイント
free ofの後ろに文を置かない
ofは前置詞なので、後ろには名詞または動名詞を置きます。
- ○ The area is free of noise.
- ○ We are free from being controlled.
- × free of it is noisy
「暇である」のfreeとは区別する
I’m free this afternoon. は「午後は暇です」。free ofを使うと、何かがない状態を具体的に示します。
- I’m free of meetings this afternoon.
今日の午後は会議が入っていません。
人が自由に使える、とは意味が違う
Feel free to … は「遠慮なく〜してください」です。free ofとは構文も意味も異なります。詳しくはfeel free toの使い方で確認できます。
簡単な英語で言い換えるなら
free ofが出てこないときは、haveやthere isを使えます。
- It doesn’t have any sugar.
砂糖は入っていません。 - There are no mistakes in the report.
報告書に間違いはありません。 - You don’t have to pay.
支払う必要はありません。
まとめ
- free of+名詞=望ましくないものがない・含まれていない
- free fromは苦痛・制約からの解放を強く感じさせる
- withoutは中立的に「〜なしで」と伝える
- sugar-freeのような名詞+freeは、名詞の前で性質を短く示す
- 難しければ It doesn’t have … や There is no … で言い換えられる
関連する表現は英熟語・定型表現のまとめから体系的に学べます。









