have a say inの意味は?「発言権がある」の使い方とhave no say・sayとの違い

have a say inの意味と「決定に発言権がある」の使い方

have a say inは、「ある決定について意見を言い、その意見を反映してもらう権利や影響力がある」という意味です。

Employees should have a say in the decision.なら、「従業員にもその決定について発言権があるべきです」となります。単に言葉を口にするだけではなく、意思決定のプロセスに関われることがポイントです。

have a say inの意味

ここでのa sayは、動詞のsayではなく名詞で「発言権・決定への関与」を表します。

  • 意見を聞いてもらえる
  • 選択や方針に影響を与えられる
  • 決定プロセスへ参加できる
  • 自分に関係する問題について声を持てる

inの後ろには、関与する決定・問題・運営などを置きます。

しゅみすけ(大山俊輔)

have a sayは「何かを言った」という事実ではなく、「意見が決定に関係する立場にある」ことを表します。発言の機会と影響力がセットになった表現です。

基本の語順

基本形は主語+have/has+a say in+名詞・doingです。

I want to have a say in the decision.
私はその決定に意見を反映させたいです。

She has a say in how the budget is used.
彼女には予算の使い方について発言権があります。

Parents should have a say in choosing the school.
学校選びについて、保護者にも発言権があるべきです。

Who has a say in hiring new staff?
新しいスタッフの採用には、誰が関与しますか?

主語がhe・she・単数名詞ならhas、過去ならhadです。

inの後ろに置ける形

名詞

We had no say in the final decision.
私たちには最終決定への発言権がありませんでした。

doing

Everyone should have a say in planning the event.
イベントの計画には全員が意見を言えるべきです。

疑問詞節

Customers should have a say in how their data is used.
自分のデータがどう使われるかについて、顧客にも発言権があるべきです。

how・where・when・whoなどを使うと、「どのように決めるか」へ意見を反映することを表せます。

仕事で使う例文

Team members need to have a say in setting realistic deadlines.
現実的な締め切りを設定する際は、チームメンバーにも発言権が必要です。

Do we have a say in which software the company adopts?
会社がどのソフトウェアを採用するかについて、私たちも意見を言えますか?

Local managers have little say in the global strategy.
現地の管理職は、グローバル戦略にほとんど発言権がありません。

I’d like the support team to have more of a say in product development.
製品開発では、サポートチームの意見をもっと反映してほしいです。

Everyone affected by the change should have a say.
その変更の影響を受ける人には、全員意見を言う機会があるべきです。

家庭・人間関係で使う例文

The children had a say in where we went on vacation.
休暇でどこへ行くかについて、子どもたちの意見も聞きました。

We both have an equal say in major decisions.
大きな決定については、私たち2人に同等の発言権があります。

Don’t I get a say in this?
これについて、私には意見を言う権利がないの?

It’s your room, so you should have a say in the design.
あなたの部屋なのだから、デザインについてあなたの意見も反映されるべきです。

have no say inの意味

have no say inは「〜について発言権がない」「決定に関与できない」という意味です。

I had no say in the matter.
その件について、私には発言権がありませんでした。

Employees have no say in who joins the board.
誰が取締役会に加わるかについて、従業員には発言権がありません。

She felt she had no say in her own future.
彼女は、自分の将来について自分で意見を反映できないと感じていました。

little sayなら「ほとんど発言権がない」、some sayなら「ある程度発言権がある」です。

have a say・have no say・get a say・the final sayの意味比較

get a sayの意味

get a sayは、「意見を言う機会を得る」「決定に参加させてもらう」という意味です。have a sayが現在持っている権利・立場を表すのに対し、get a sayはその機会を与えられることに焦点があります。

Will we get a say in the new policy?
新しい方針について、私たちも意見を言う機会をもらえますか?

At least let the residents get a say before making the change.
変更する前に、少なくとも住民にも意見を言う機会を与えてください。

the final sayの意味

have the final sayは「最終決定権を持つ」という意味です。ほかの人が意見を出しても、最後に決める人を表します。

The director has the final say.
最終決定権は部長にあります。

We can make suggestions, but the client has the final say.
私たちは提案できますが、最終決定権はクライアントにあります。

My partner and I discuss everything, but neither of us has the final say alone.
パートナーとは何でも話し合い、どちらか一人だけが最終決定権を持つことはありません。

sayとの違い

動詞のsayは「言う」という発話行為です。一方、名詞のa sayは「決定へ影響する意見・発言権」です。

  • She said she disagreed.
    彼女は反対だと言いました。
  • She had a say in the decision.
    彼女の意見も決定に反映されました。

意見を述べても、決定に影響できるとは限りません。その違いがsayとhave a sayの違いです。

give one’s opinionとの違い

give one’s opinionは「意見を述べる」という行動そのものです。have a sayは、意見を述べる権利や決定への影響力を表します。

Everyone gave their opinion.
全員が意見を述べました。

Everyone had an equal say in the decision.
決定について全員に同等の発言権がありました。

have a voiceとの違い

have a voiceも「声を持つ・意見を反映できる」という意味です。個人や集団が継続的に意見を表明できること、特に社会・組織で代表されることを強調しやすい表現です。

Young people need a voice in politics.
若者の声が政治に反映される必要があります。

Young people should have a say in this policy.
この政策について、若者にも発言権があるべきです。

have a sayは特定の決定、have a voiceはより広い参加や代表性に使われやすい傾向があります。

日本人が間違えやすいポイント

aを忘れない

  • have a say in the decision
  • × have say in the decision

aboutよりinが基本

「決定への関与」を表す定型形はhave a say inです。aboutを使うより、in+決定・問題・doingで覚えましょう。

「発言した」とは限らない

have a sayは発言権を持つことです。実際に何を言ったかを伝えるならsay・tell・give an opinionなどを使います。

しゅみすけ(大山俊輔)

Can I say something?は「何か発言してもいいですか?」、Do I get a say?は「私の意見も決定に反映されますか?」です。後者のほうが、決定への参加を強く求めます。

この表現が出てこないときの簡単な言い換え

  • They should listen to our opinion before deciding.
    決める前に、私たちの意見を聞くべきです。
  • Can we help make the decision?
    私たちも決定に参加できますか?
  • I was not allowed to choose.
    私は選ばせてもらえませんでした。
  • The manager makes the final decision.
    最終的には管理者が決めます。

「誰が意見を言えるか」「誰が決めるか」を基本語で分ければ、定型表現が出なくても正確に伝わります。

まとめ

have a say inは、「決定について意見を言い、その意見を反映してもらう発言権がある」という意味です。

  • have a say in the decision:決定に発言権がある
  • have no say in the matter:その件に発言権がない
  • get a say:意見を言う機会を得る
  • have the final say:最終決定権を持つ

ほかの英熟語・定型表現を調べたい方は、英熟語・定型表現の一覧をご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

ご相談専門お電話番号

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

前置詞を使った英熟語の一覧