
順調にメッセージをやり取りしていた相手から、説明もなく突然返信が来なくなった。このような状況を、英語ではghostingと呼びます。
Ghostingは、恋愛・友人関係・採用・仕事などで、相手に理由を説明せず突然連絡を絶つことです。日本語では「突然音信不通になる」「連絡を絶つ」「フェードアウトする」などに近い現代的な英語表現です。
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Ghostingの意味を動画で確認
まずはレッスンパートナーのAaronによる46秒のショート動画で、言葉の由来とニュアンスを確認しましょう。
Ghostingの基本的な意味
ghostは本来「幽霊・おばけ」という名詞です。人間関係では、相手がまるで幽霊のように突然姿を消し、連絡が取れなくなることから、ghostが「突然連絡を絶つ」という動詞としても使われるようになりました。
- Ghosting is common on dating apps.
マッチングアプリでは、突然連絡を絶つことがよくあります。 - He ghosted me after our third date.
3回目のデートのあと、彼から突然連絡が来なくなりました。 - I think I’ve been ghosted.
私、音信不通にされたみたいです。
単に返事が少し遅れているだけではなく、それまであった交流を説明なしに一方的に終わらせるニュアンスがあります。

Ghosting・ghost・ghostedの使い方
名詞・動名詞:ghosting
ghostingは「突然連絡を絶つ行為」そのものを指します。
- Ghosting can be really hurtful.
突然連絡を絶つ行為は、相手をとても傷つけることがあります。 - Why is ghosting so common?
なぜghostingはそんなによくあるのでしょうか? - She apologized for ghosting him.
彼女は彼の前から突然消えたことを謝りました。
動詞:ghost someone
「人との連絡を絶つ」と言うときは、ghost + 人の語順にします。
- Don’t ghost her. Just tell her how you feel.
彼女を無視して消えないで。どう感じているか伝えて。 - He ghosted everyone in the group.
彼はグループの全員との連絡を絶ちました。 - I didn’t mean to ghost you.
あなたとの連絡を絶つつもりではありませんでした。
受け身:be ghosted
「相手から突然連絡を絶たれた」は、受け身のbe ghostedで表せます。
- I was ghosted after the interview.
面接後、先方から連絡が来なくなりました。 - Have you ever been ghosted?
突然音信不通にされたことはありますか? - She felt confused after being ghosted.
突然連絡を絶たれて、彼女は困惑しました。
恋愛で使うGhostingの例文
Ghostingが最もよく話題になるのは、デートやマッチングアプリなどの恋愛場面です。
- We were texting every day, and then he ghosted me.
毎日メッセージしていたのに、突然彼から連絡が来なくなりました。 - She ghosted him after one date.
彼女は1回デートしたあと、彼との連絡を絶ちました。 - I thought the date went well, but I got ghosted.
デートはうまくいったと思ったのに、音信不通にされました。 - Is he busy, or is he ghosting me?
彼は忙しいの?それとも私との連絡を絶とうとしているの? - Getting ghosted made me wonder what went wrong.
突然連絡が途絶え、何がいけなかったのか考えてしまいました。
get ghostedも「音信不通にされる」というカジュアルな言い方です。
友人関係で使うGhosting
Ghostingは恋愛だけでなく、友人や知人との関係にも使われます。
- My friend has been ghosting me for weeks.
友人から何週間も連絡を無視されています。 - We used to be close, but she suddenly ghosted me.
以前は親しかったのですが、彼女が突然連絡を絶ちました。 - I’m not ghosting you. I’ve just been overwhelmed.
無視しているわけではありません。ただ余裕がなかったんです。
忙しさや心身の状態によって返信できない場合もあるため、連絡が少し途絶えただけで決めつけないことも大切です。
仕事・採用で使うGhosting
近年は、企業と応募者、取引先、フリーランスなどの仕事関係でも使われます。
企業や採用担当者から連絡がなくなる
- The company ghosted me after the final interview.
最終面接のあと、その会社から連絡が来なくなりました。 - I followed up twice, but the recruiter ghosted me.
2回確認しましたが、採用担当者から返信がありませんでした。
応募者が企業との連絡を絶つ
- The candidate accepted the interview and then ghosted us.
応募者は面接を承諾したあと、連絡が取れなくなりました。 - Several applicants ghosted the employer before their start date.
複数の応募者が入社日前に雇用主との連絡を絶ちました。
取引先・顧客とのやり取り
- The client ghosted us after receiving the proposal.
提案書を受け取ったあと、クライアントから連絡がなくなりました。 - I don’t want to ghost them, so I’ll send a short reply.
無視して消えたくないので、短く返信します。
仕事ではghostという言葉はかなりカジュアルです。正式な報告では、We haven’t received a response.(返信を受け取っていません)やWe have been unable to reach them.(先方と連絡が取れていません)のほうが適しています。
Ghostingと既読無視の違い
日本語の「既読無視」に近い英語として、leave someone on readがあります。
- leave someone on read:メッセージを読んだ表示があるのに返信しない
- ghost someone:関係ややり取り全体から突然消える
He left me on read yesterday.
彼は昨日、私のメッセージを既読無視しました。
He has completely ghosted me.
彼は完全に私との連絡を絶ちました。
一度返信しなかっただけならleft on read、長期間にわたり連絡を断ち、関係から消えたならghostedが自然です。
Ghostingとignoreの違い
ignoreは「無視する」という広い意味で、メッセージ・意見・警告・人など、さまざまな対象に使えます。
- She ignored my message.
彼女は私のメッセージを無視しました。 - She ghosted me.
彼女は突然、私との連絡を絶ちました。
ignoreは一回の行動にも使えますが、ghostは人間関係から消えるような継続的な行動を表します。
Ghostingとフェードアウトの違い
日本語の「フェードアウト」は徐々に連絡頻度を減らす場合にも使います。英語のghostingは、どちらかというと突然、説明なしに消える印象が強い表現です。
徐々に距離を置くなら、次のようにも言えます。
- We gradually lost touch.
私たちは徐々に連絡を取らなくなりました。 - We drifted apart.
私たちは自然と疎遠になりました。 - He slowly stopped replying.
彼は次第に返信しなくなりました。
breadcrumbingは、相手との関係を進める意思は薄いのに、ときどき短い連絡や好意的な反応を送り、期待をつなぎ留める行動です。
- ghosting:完全に連絡を絶つ
- breadcrumbing:少しだけ連絡して期待を持たせ続ける
パンくずを少しずつ落とすように、わずかな関心だけを示すことから生まれた表現です。
「Ghostingしないで」と伝える英語
- Please don’t ghost me.
突然連絡を絶たないでください。 - If you’re not interested, just tell me.
興味がないなら、そう言ってください。 - I’d rather know the truth than be ghosted.
音信不通にされるより、本当のことを知りたいです。 - A short message would be better than disappearing.
突然消えるより、短いメッセージをもらうほうがいいです。
責めるよりも、自分がどのようなコミュニケーションを望んでいるかを伝えると、落ち着いた表現になります。
Ghostingされたと聞いたときの返し方
- That’s awful. I’m sorry.
それはひどいね。残念だったね。 - What a bummer.
それは残念だね。 - You deserve better.
あなたにはもっと良い相手がふさわしいよ。 - Maybe give them a little time.
少し時間をあげてもいいかもしれないね。 - Have you tried reaching out once more?
もう一度だけ連絡してみた?
残念な出来事に寄り添う表現は、Bummerの意味と使い方でも紹介しています。SNSで「それ、ちょっと引く」と反応するなら、Cringeの意味と使い方も関連する表現です。
Ghostingの発音
ghostingはカタカナでは「ゴースティング」に近い音です。ghostのhは発音せず、最初は「ゴウスト」のように発音します。
過去形のghostedは「ゴウスティッド」に近く、最後の-edも音になります。
よくある間違い
He ghosted to me.としてしまう
ghostは他動詞としてghost someoneの形で使うため、toは不要です。He ghosted me.とします。
返信が数時間ないだけでghostingと言う
Ghostingは通常、ある程度続いていた関係や連絡が突然途絶える状況です。少し返信が遅いだけなら、He hasn’t replied yet.(彼はまだ返信していません)が中立的です。
正式なメールで相手をghostと非難する
仕事の正式な場では強くカジュアルに響きます。We haven’t heard back from them.など、事実を客観的に伝える表現が安全です。
よくある質問
Ghostingは恋愛だけで使いますか?
いいえ。友人関係、採用活動、取引先との連絡など、継続していた人間関係から説明なく突然消える場面に広く使われます。
I ghosted himはどういう意味?
「私は彼との連絡を突然絶った」という意味です。主語が連絡を絶った側になります。
I was ghostedとI got ghostedの違いは?
どちらも「音信不通にされた」という意味です。I got ghostedのほうが会話的で、I was ghostedはやや中立的です。
Ghostingは失礼な言葉ですか?
俗語的でカジュアルですが、言葉自体が不適切というわけではありません。ただし、相手の行動を非難する意味を含むため、本人に直接使う際は言い方に注意しましょう。
まとめ
Ghostingは、相手に理由を説明せず、突然連絡を絶つことを表す現代英語です。
- Ghosting=突然連絡を絶つ行為
- He ghosted me.=彼に突然連絡を絶たれた
- I was ghosted.=私は音信不通にされた
- leave someone on read=既読無視する
SNSや海外ドラマでもよく登場する表現です。まずはI think I’ve been ghosted.のような一文から、動画の発音をまねして練習してみてください。










