I’d love to, but …の意味は?好意を示してやわらかく断る使い方

I’d love to butで行きたい気持ちを示しながら誘いをやわらかく断る会話イラスト

I’d love to, but … は、「ぜひそうしたいのですが、残念ながら……」「行きたいのは山々ですが……」と、相手の誘いや提案に好意を示してから、やわらかく断る表現です。

最初の I’d love to で「誘ってくれてうれしい」「本当は参加したい」と伝え、but の後で都合や理由を説明します。単に No. と答えるより、相手との関係を保ちやすい断り方です。

I’d love to, but … の意味

I’dI would の短縮形です。I’d love to を直訳すると「私はぜひ〜したい」ですが、誘いへの返事では次のような意味になります。

  • ぜひ行きたいのですが……
  • 喜んでそうしたいのですが……
  • お誘いはとてもうれしいのですが……

A: Would you like to join us for dinner?
一緒に夕食へ行きませんか。

B: I’d love to, but I already have plans.
ぜひ行きたいのですが、すでに予定があります。

love が入っていても、恋愛的な「愛している」という意味ではありません。ここでは willやwantより強い前向きな気持ちを表します。

しゅみすけ(大山俊輔)

I’d love toは、相手の誘いそのものを肯定する言葉です。「あなたの誘いが嫌なのではなく、今回は事情があって難しい」と切り分けられるため、断りがやわらかくなります。

なぜbutの後を言い切らなくても断りになる?

but は、前半とは反対方向の情報が続くことを予告します。I’d love to, but … と言った時点で、聞き手は「参加できない理由が来る」と理解します。

会話では、事情が明らかなときや、細かく説明したくないときに、少し間を置いて終えることもあります。

I’d love to, but … maybe another time?
ぜひ行きたいのですが……また別の機会でもいいですか。

ただし、文字だけのメールでは途中で切れた印象になりやすいため、短い理由や代案まで書くほうが親切です。

自然な断り方の3ステップ

I’d love toで好意を示し理由と代案を続ける断り方の3ステップ図

1.好意を示す

I’d love to.
ぜひそうしたいです。

2.短く理由を伝える

But I already have plans that evening.
でも、その晩はすでに予定があります。

3.可能なら代案を出す

How about next week?
来週はどうですか。

3つをつなげると、次のようになります。

I’d love to, but I already have plans that evening. How about next week?
ぜひ行きたいのですが、その晩はすでに予定があります。来週はどうですか。

代案は必須ではありません。ただし、本当に次の機会を望んでいるなら、具体的な日程や another time を添えると気持ちが伝わります。

誘いを断る例文

食事の誘い

I’d love to, but I’m working late tonight.
ぜひ行きたいのですが、今夜は遅くまで仕事です。

週末の予定

I’d love to, but I’m away this weekend.
ぜひ参加したいのですが、今週末は出かけています。

パーティー

I’d love to come, but I have a family commitment.
ぜひ伺いたいのですが、家族の予定があります。

オンラインイベント

I’d love to join, but the time difference makes it difficult.
ぜひ参加したいのですが、時差があって難しいです。

依頼や提案を断る例文

I’d love to, but … は、遊びの誘いだけでなく、仕事の依頼や提案にも使えます。ただし、顧客や改まったメールでは、少し落ち着いた表現に替えることもあります。

I’d love to help, but I’m tied up with another project this week.
ぜひお手伝いしたいのですが、今週は別のプロジェクトで手がふさがっています。

I’d love to take this on, but I don’t have the capacity right now.
ぜひ引き受けたいのですが、現在は対応できる余裕がありません。

I’d love to agree, but we need to review the budget first.
賛成したいところですが、まず予算を見直す必要があります。

I’d love toとI want toの違い

I’d love to

「ぜひしたい」と、相手の誘いへの喜びや好意を表します。社交的で温かい響きがあります。

I want to

「私はしたい」という自分の希望を直接述べます。文法的には正しくても、断りの前置きとしては少し自己中心的、または子どもっぽく聞こえることがあります。

I want to, but I can’t.
したいけど、できません。

親しい会話なら自然ですが、誘ってくれた相手への感謝を出すなら I’d love to のほうが向いています。

I’d like toとの違い

I’d like to は「〜したいです」という丁寧な希望、I’d love to は「ぜひ〜したいです」という、より強く温かい希望です。

  • I’d like to join.:参加したいです
  • I’d love to join.:ぜひ参加したいです

そのため、断る場面では I’d love to, but … のほうが、「誘いは本当にうれしい」という気持ちを表しやすくなります。

I’d love to, but I can’t.だけでもいい?

意味は通じますが、I can’t だけでは、状況によって少しそっけなく聞こえることがあります。話せる範囲で理由を短く加えると自然です。

  • I can’t make it that day.(その日は都合がつきません)
  • I have another commitment.(別の予定があります)
  • I need to finish some work.(仕事を終える必要があります)

詳しい個人的事情まで説明する必要はありません。I already have plans.I have another commitment. だけでも、十分丁寧です。

理由を言いすぎると不自然になることも

断ることへの罪悪感から長い説明をすると、かえって言い訳のように聞こえる場合があります。

I’d love to, but I already have plans.

この程度の短い説明で問題ありません。信頼関係を保つうえでは、理由の詳しさより、早めにはっきり返事をすることのほうが重要です。

代案を出すと「社交辞令」ではなくなる

I’d love to, but … は定番の断り文句なので、文脈によっては社交辞令に聞こえることもあります。本当に会いたい、参加したいなら、次の一歩を具体的に示しましょう。

  • Could we do Friday instead?(代わりに金曜日はどうですか)
  • Please invite me next time.(次回もぜひ誘ってください)
  • Let me check next week and get back to you.(来週の予定を確認してお返事します)

一方、今後も受けるつもりがない誘いに、形だけの代案を出す必要はありません。温かく、しかし誤解のない断り方を選びましょう。

しゅみすけ(大山俊輔)

やわらかく断ることと、曖昧に期待を持たせることは別です。次も参加したいなら代案を、難しい状態が続くなら短い理由と感謝を添えて、明確に断りましょう。

メールで使える形

Thank you very much for the invitation. I’d love to attend, but unfortunately I’ll be out of town that day. I hope I can join you next time.
お招きいただき、ありがとうございます。ぜひ参加したいのですが、残念ながらその日は不在にしております。次回は参加できればと思います。

よりビジネス寄りにするなら、次のようにも言えます。

Thank you for thinking of me. Unfortunately, I’m unable to attend due to a prior commitment.
お声がけいただき、ありがとうございます。あいにく先約があり、参加できません。

簡単な英語で言い換えるなら

I’d love to, but … が出てこなくても、次の形で十分です。

  • Thank you, but I can’t go.(ありがとう。でも行けません)
  • I want to go, but I have plans.(行きたいのですが、予定があります)
  • Sorry, I’m busy that day.(ごめんなさい。その日は忙しいです)
  • I can’t this time. Maybe next time.(今回は無理です。また今度)

大切なのは、難しい定型表現を完璧に言うことではなく、感謝・断り・必要なら代案を順番に伝えることです。

まとめ

I’d love to, but … は、「ぜひそうしたいのですが……」と好意を先に示し、相手の誘いや提案をやわらかく断る表現です。

I’d love to で誘いを肯定し、but の後に短い理由を続けます。本当に次の機会を望むなら、具体的な代案まで添えると誠実さが伝わります。理由を長く言いすぎず、温かく明確に返事をすることが自然な使い方のポイントです。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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