
lead to は、「〜につながる」「〜という結果を招く」を表す定番表現です。原因や行動を主語にして、その先に生じる結果を to の後ろに置きます。
成功のような良い結果にも、事故や誤解のような悪い結果にも使えます。この記事では、なぜこの意味になるのか、自然な語順、result in・cause との違いまで、会話で使える例文とともに解説します。
Contents
lead toの基本的な意味
A lead(s) to B = AがBにつながる/AがBという結果をもたらすです。
- This road leads to the station.
この道は駅へ通じています。 - Lack of sleep can lead to mistakes.
睡眠不足はミスにつながることがあります。 - One conversation led to a new job.
ある会話が新しい仕事につながりました。
物理的に「道が場所へ通じる」という意味から、比喩的に「原因や行動が結果へ通じる」という意味へ広がっています。
しゅみすけ(大山俊輔)
なぜ「〜につながる」になる?leadとtoの感覚
lead には「人を導く」「先頭に立って連れていく」という意味があります。to は到達点を示す前置詞です。つまり lead to = ある出発点から、ある到達点へ導くという組み合わせです。
The path leads to the beach. なら「その小道が海辺まで導く」。そこから、Practice leads to improvement. は「練習という出発点が、上達という結果へ導く」と理解できます。

lead toの語順と文法
基本形:原因+lead to+結果
原因・行動 + lead to + 名詞が基本です。主語が三人称単数なら現在形は leads、過去形・過去分詞は led です。leaded にはしません。
- Good communication leads to better teamwork.
良いコミュニケーションは、より良いチームワークにつながります。 - The delay led to extra costs.
その遅れは追加費用につながりました。
toの後ろに動詞を置くなら-ing形
ここでの to は不定詞の印ではなく前置詞です。そのため、動作を続ける場合は名詞または動名詞を置きます。
- The discussion led to us changing the plan.
その話し合いがきっかけで、私たちは計画を変更しました。 - His question led to a longer conversation.
彼の質問から、より長い会話に発展しました。
lead to change は「変化につながる」、lead to changing the plan は「計画を変えることにつながる」です。
lead someone to doの形もある
A lead someone to do は「Aが人を〜するように導く/そう思わせる」です。この場合の to は不定詞なので動詞の原形が続きます。
- What led you to choose this hotel?
何がきっかけで、このホテルを選んだのですか。 - Her message led me to call her.
彼女のメッセージを見て、私は彼女に電話しました。 - That comment led me to believe he was upset.
その発言から、彼は動揺しているのだと思いました。
日常会話・仕事で使える自然な例文
仕事
- A small error could lead to a big problem.
小さなミスが大きな問題につながるかもしれません。 - The meeting led to several useful ideas.
その会議から、役立つアイデアがいくつも生まれました。 - Clear goals often lead to better decisions.
明確な目標は、多くの場合より良い判断につながります。
恋愛・人間関係
- Honest conversations can lead to deeper trust.
率直な会話は、より深い信頼につながります。 - One misunderstanding led to an argument.
一つの誤解が口論につながりました。
旅行・暮らし・学習
- This street leads to the old town.
この通りは旧市街へ通じています。 - Skipping meals can lead to low energy.
食事を抜くと、エネルギー不足につながることがあります。 - Reading every day will lead to steady progress.
毎日読むことが着実な上達につながります。
lead to・result in・causeの違い
いずれも原因と結果を結びますが、焦点と響きが少し違います。
| 表現 | 中心となる感覚 | 例 |
|---|---|---|
| lead to | 過程を経て、その結果へつながる | Stress can lead to poor sleep. |
| result in | 最終的にその結果になる。やや客観的・硬め | The error resulted in a delay. |
| cause | 直接的な原因になる | The storm caused the delay. |
lead to は「この先そうなる可能性がある」という流れにも自然です。result in は実際に生じた結果を客観的に述べる場面と相性がよく、cause は因果関係をより直接的に示します。
詳しくは、result inとresult fromの違い、give rise to・cause・lead toの違いも参考にしてください。
日本人が間違えやすいポイント
1.leadの過去形はled
lead /liːd/ → led /led/ と、つづりも発音も変わります。
- 現在:This leads to confusion.(これは混乱につながります)
- 過去:This led to confusion.(これは混乱につながりました)
2.原因と結果を逆にしない
A leads to B は「Aが原因側、Bが結果側」です。「渋滞が遅刻につながった」なら Traffic led to the delay. です。
3.人を目的語にすると意味が変わることがある
This led to a decision. は「これが決定につながった」。一方、This led me to decide. は「これがきっかけで私は決めた」です。人を入れるなら lead + 人 + to do の語順になります。
しゅみすけ(大山俊輔)
lead toが出てこないときの簡単な言い換え
会話中にすぐ出てこなければ、難しく考えず次のように言えます。
- It can cause problems.
それは問題を引き起こすことがあります。 - Because of that, we were late.
そのため、私たちは遅れました。 - That’s how I got this job.
そういう経緯でこの仕事に就きました。 - This road goes to the station.
この道は駅へ行きます。
原因と結果を一文にまとめられなくても、Because of that, … と二文に分ければ十分伝わります。
まとめ
- A leads to B は「AがBにつながる」
- lead の「導く」と to の「到達点」から意味を捉える
- to の後ろは名詞・動名詞、lead 人 to do なら動詞の原形
- 過去形は led
- result in は結果を客観的に、cause は直接原因を強く示す
ほかの頻出表現も、英熟語・定型表現の一覧から確認できます。









